動画配信アプリ、実はZ世代より“あの世代”が見てた? 年代別の使い方を調査【フラー調べ】

10代は朝活、20代は深夜組? 動画視聴の時間帯にも世代差あり。

フラーは、動画配信アプリの動向や特徴をまとめた「動画配信アプリ市場調査レポート2025」を公開した。

数字で見る動画配信アプリ:平均2.3サービス&月5時間弱視聴

動画配信アプリ市場の動向

調査によると、2025年4月時点で月間アクティブユーザー数(MAU)500以上を計測した動画配信アプリは237個で、全アプリのうち約0.6%となった。また、MAU500以上のアプリにおける月間平均利用個数は2.3個、月間平均利用時間は289.7分だった。

【性年代別】スマホユーザー全体の利用者・動画配信アプリの利用者の構成比

動画配信アプリの利用者を性年代別で見ると、特に50代・60代以上の男性でアプリ利用者の割合が高く、40代・50代女性もやや高い傾向だった。一方で、60代女性・30代男女はスマホユーザー全体よりも低い傾向が見られた。

動画配信アプリの利用時間帯

動画配信アプリの利用時間帯を見ると、全世代で20〜22時にピークを迎える傾向があった。年代別で見ると、10代は朝に活発に利用しており、20代は昼・夜の利用が目立った。一方で、60代以上は終日利用率が低い傾向だった。

動画配信アプリの都道府県別利用者ランキング

都道府県別の動画配信アプリ利用者ランキングでは、全ての地域で1位が「YouTube」、2位が「TikTok」、3位が「Prime Video」と「TVer」で分け合う形となっており、一部のサービスに人気が集中していることがうかがえた。

調査概要

  • 【調査方法】フラーが提供するアプリ市場分析サービス「App Ape(アップ・エイプ)」による分析。国内約40万台のAndroid端末から収集したサンプルデータのうち、一定の条件を満たしたものを抽出・分析。
  • 【調査対象】以下のすべての条件を満たすアプリのうち、「動画配信」「ショートドラマ」「ライブ配信」のいずれかを主な機能と編集部が判断したものを「動画配信アプリ」と定義した。
    ・2025年4月時点でMAUが500以上のAndroidアプリ
    ・Google Playのカテゴリ「エンタメ」「動画プレーヤー&エディタ」「ソーシャル」のいずれかに含まれており、かつアプリ説明文に「映画」「ドラマ」「アニメ」「ライブ配信」「ゲーム」「ストリーミング」「見放題」「オリジナル」「テレビ」のいずれかのキーワードを含むこと
  • 【調査期間】2025年4月
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