CookpadTVが料理動画サイネージ「cookpad storeTV」で広告配信プラットフォームを開放

小売企業が独自に店頭広告で収益を得られる仕組みを提供、新たな収益拡大をサポート

料理レシピサイト運営のクックパッドの子会社で料理動画事業のCookpadTVは、料理動画サイネージ(電子看板)「cookpad storeTV」で広告配信プラットフォームを6月から開放し、各スーパーマーケットによる独自の広告企画の配信を支援する、と6月2日に発表した。4月にコンテンツ配信プラットフォームを開放して料理動画以外の情報を小売企業が発信できるようしたことに続き、広告動画も開放して小売企業の収益拡大を支援する。

 

CookpadTVはメーカー広告の配信を運営してきたが、6月から広告配信プラットフォームを小売企業に開放。さらに独自の広告企画を小売企業主導で販売できる「ADpop」を提供する。小売企業は自社の商品販売計画やキャンペーンに合わせてstoreTVと売場が連動した広告商品を用意し、取引メーカーへ販売できる。広告企画のメーカーへの販売は全国の小売企業やメーカーと幅広いネットワークを持つ三菱食品と連携して行う。

 

2021年5月まで実施したADpopの広告トライアルでは、4倍以上売り上げた成功事例が出てきた。メーカーは、小売企業が売場で展開する商品を確定する6週間前から広告を購入できるので、店頭と連動したプロモーションを行いやすい。一方、小売企業は、ADpopを活用して商品売上を伸ばすだけでなく、メーカーから広告出稿料の一部がレベニューシェアされるので新たな収益獲得の機会を自ら作り出すことができる。

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