SHIFT AIは、「AIに奪われにくいと感じる職種とその理由」に関する調査を実施した。中間管理職以上の会社員132人が回答している。
「AIに奪われにくい」と感じる職種、1位は「法人営業」
まず、「最もAIに奪われにくい」と感じる職種を聞いたところ、1位は「法人営業」で26.5%、2位は「経営企画/戦略コンサル」で15.2%、3位は「新規事業開発/プロダクトマネージャー」で7.6%となった。4位以下には、「研究開発」や「人事」「総務」などが続いている。
前項で選んだ職種がなぜ「AIに奪われにくい」と思うのかを聞くと、「人の感情・共感への配慮が不可欠だから」が37.9%で最も多く、ついで「複雑な利害調整や信頼関係づくりが核だから」が28.8%と続いた。人間ならではのコミュニケーションや信頼構築が欠かせない仕事は、AIでは代替しにくいと考える人が多いようだ。
最後に、業務においてAIを使うなら、どの作業が最も効率的だと思うかを聞くと、「リサーチ・要約」が20.5%でトップに。以下「文書・メールの下書き」が15.9%、「記録・報告の自動化(議事録・レポート)」が14.4%と続いた。メールや資料、報告書の作成など、文章作成でのサポートが特に求められているようだ。
調査概要
- 【調査方法】インターネット調査
- 【調査地域】全国
- 【調査対象】全国の中間管理職以上の会社員
- 【有効回答数】132名
- 【調査主体】アイブリッジ