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グーグルの「~とは」検索と、そこに表示されるための11の秘訣

この記事はもともとSEOmozのYOUmozセクションに掲載したものですが、非常に優れているのでこちらのブログに格上げしました。

グーグルには非常に多くのユーザーがいるが、その中には「ある言葉の定義や意味」を検索する人たちがいる。そういった人たちのために、グーグルは言葉の定義を検索できる検索方法を提供している。

  • what is キーワード
    what is検索
    グーグルで「what is seo」と検索すると、検索結果の上部に「SEO」の定義が1つだけ表示される
  • define:キーワード
    define:検索
    グーグルで「define:seo」と検索すると、ウェブ上での定義だけが検索される

    グーグルはが特許で説明しているこの機能をわかりやすく表現すると、次のようになる。

    これは、定義を提供するためのシステムと方法について記述したものである。まず定義を与えるフレーズを受け取る。次に、少なくとも1件の定義を含む1件以上のドキュメントを決定する。そしてこれら定義の少なくとも1件をフレーズと照合する。その結果として、該当フレーズの定義を1件以上表示する。

    自分のサイトがキーワードの定義に現れるようにするには、どうすればいいだろうか? 簡単な秘訣が11個ある。

    ※Web担編注

    定義検索は日本語インターフェイスのグーグル検索でも利用できるが、編集時点では、日本語ページから定義の抽出はされていない模様。そのため、日本語の単語に関する定義は現れないし、英単語の定義を日本語で示しているページも検索結果に表示されない。

    現時点ではここで示されているとおりにページを作っても、日本語ページが「define:」検索にすぐに現れることはないが、今後、グーグルが日本語のページを対象とした定義検索を開始するときに備えて、こういった書き方にしておくのはメリットがあるだろう。

    1. まず、定義する言葉をページ内に書き、その次に定義を載せる。

    2. 定義はそのサイト独自のものにする。

    3. <p>、<tr>、<li>、それに<br>はすべて、定義を区切る記号と見なされる。

    4. キーワードとその定義を同じパラグラフに収める。パラグラフはキーワードと定義以外の何かが入っていてはいけない。定義を箇条書きするときは<dl>、<dt>、<dd>のHTMLタグを使う。

    5. 定義を載せたドキュメントのPageRankは、その定義の順位を他よりも押し上げる役割を果たす。

    6. 定義するキーワードの区別には、<b>、<strong>、<em>、<code>、<span>を用いる。

    7. キーワードとその定義の間をコロン(:)やハイフン(-)で区切る。

    8. 用語集(glossary)、定義集(definitions)、辞書(dictionary)、解説集(what is)、正規形式(canonical forms)などの言葉をタイトルタグや見出しタグやURLに入れる。

    9. 1ページに必ず定義を5個以上入れること。それ以下だと無視されてしまう。

    10. 定義の文章を「see」で始めないこと。無視されてしまう。

    11. 定義文の最初の単語の頭文字を大文字にしないこと。

    この秘訣を全部考慮に入れて、ここの内容に沿って用語集を作れば、次からは問題なくあなたの定義が表示されるようになるだろう。

    以上、Esteban Panzeraでした。

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