Aggregator

モバイルファーストで考えるWebサイト構築

11 years 10ヶ月 ago

こんにちは。デザイナーのやまざきです。
IT業界人ではない友人達から「スマホにしてから自宅でPCをあまり開かなくなった」と聞き、日本でのモバイルデバイスの普及率と、最近よく耳にする「モバイルファースト」について調べてみました。

スマートフォン、タブレットの普及率
スマートフォン、携帯電話/PHSの所有率 時系列推移(全体)

出典:ビデオリサーチインタラクティブ

ビデオリサーチインタラクティブが2014年2月7日から11日の間に行った調査によると、今年の2月時点でのスマートフォンの所有率は全体で 54.0%、今までフィーチャーフォン(携帯電話)の方が多かった所有率が、じわじわとスマートフォンに追い上げられ、昨年ついに入れ替わったようです。

タブレット端末の所有率 時系列推移(全体)

出典:ビデオリサーチインタラクティブ

タブレットの所有率は、全体で16.3%、こちらもじわじわと伸びてきておりますね。
さらに詳しい調査結果は下記をご覧ください。

PCユーザーが減るということではないにしろ、ここまで普及してくるとモバイルサイトで適切な情報発信が出来ているか気になります。そこで「モバイルファースト」。

モバイルファーストとは

モバイルファーストとは、米国のインタラクションデザイナーのルーク・ウロブルスキー氏がモバイルユーザーの増加を見据え2009年に提唱した概念です。

Mobile First

今までモバイルサイトを構築するとなると、既存のPCサイトをモバイルデバイスに合わせて作り直す「PC→モバイル」というプロセスが主流でした。メインはPCユーザーで、モバイルユーザーは付随してくるものといった印象です。

モバイルファーストは“ファースト”という言葉通り、モバイルサイトを最初に構築してからPCサイトに展開していく手法です。PCサイトがモバイルデバイスで見やすくなればOKということではありません。

モバイルデバイスには下記のような“制限”とも言える特徴があります。

  1. 画面サイズの小ささ
  2. 不安定な通信環境
  3. タップやスワイプなどの独自UI

モバイルデバイスはPCに比べファーストビューで得られる情報量や操作性は限られています。しかし、どこにでも手軽に持ち運べていつでも利用できることから、情報を得る機会はPCよりも多いでしょう。とりわけスマートフォンにおいては肌身離さず持ち歩いている人がほとんどだと思います。

移動の電車の中で、ランチを食べながら片手で、半身浴をしながら、ショッピングをしながら(店舗で実物を見ながらオンラインショップをチェック→オンラインショップ限定割引があればでネットで購入……個人的によくやります)などなど。暇つぶしの手段でもあれば、今すぐ知りたい!時もあります。

そうした状況の中でユーザーに最適な体験を届けるにためには、利用シーンやニーズに合わせて、価値あるコンテンツが、適度な量で、スマートに提供されることが必然的に求められます。モバイルファーストのポイントはここだと思います。最初に本当に必要なコンテンツ・設計・デザインに絞り込むためにモバイルという“ふるい”にかけるのです。

デザイナーとしても、モバイルサイトをPCユーザーに最適なWebサイトに展開していく流れは理に適った方法だと思います。 実際“PCサイトをスマートフォンで閲覧できるように作り替える”制作をしてみると、個人的には導線の見直しやファーストビューの調整、時には細かなデザイン処理を簡素化しなければならないなど、元々あるものが障害になってしまい中途半端なデザインになりがちです。モバイルファーストでも行う作業は変わらないかもしれませんが、シンプルでストレスのない土台をカスタマイズしていく方が目的が明確なままデザインすることができ、楽しい気がします。

モバイルファーストなWebサイトの構築方法

catch

よりニーズに合わせることを重視してスマートフォン、タブレット、PC向けの専用サイトをそれぞれ構築する方法もありますし、コンテンツの一元管理ができる「レスポンシブ・デザイン」で構築してもよいでしょう。

この「レスポンシブ・デザイン」で気に留めておきたいことが1点。
「レスポンシブ・デザイン」と混同されやすい「アダプティブ・デザイン」という構築方法があります。この2つの違いには諸説あり、2つを同一と捉えている方も多いのですが、設計・デザインが大きく変わってくる可能性もありますので、実制作に入る前に担当者と制作会社でお互いの認識を擦り合わせておきましょう。現時点で個人的には下記の認識で分けております。

レスポンシブ・デザイン

  1. あらゆる画面サイズにレイアウトや画像・文字サイズなどの視覚的な情報を対応させることで、どのようなデバイスでも同じコンテンツを利用できるようにすること。

アダプティブ・デザイン

  1. デバイス毎の特定の画面サイズに最適化したサイトを構築すること。指定したサイト幅以外では正しく表示されない可能性があります。
  2. ユーザーのコンテキスト(利用背景・利用条件等)に合わせて、表示するコンテンツを最適化する手法。

※今回は技術的な詳細は省かせていただきます。

モバイルデバイスと共にどんどん変化していくインターネットの利用スタイル。冒頭の友人達のように手のひらの上でネットライフを完結させている人が増えて始めているとなると、モバイルファーストの考え方は今後当たり前でなくてはならないのかもしれません。情報発信をする側としては、ユーザーがどんな“体験”を求めているのかをいかにキャッチできるかが重要ですね。

 

参考記事
やまざき

間違ったリダイレクトに対しGoogleウェブマスターツールが警告を送信

11 years 10ヶ月 ago

間違ったリダイレクトの構成をとっているサイトに対してウェブマスターツール経由で警告メッセージが送られてくるようになった。

- 間違ったリダイレクトに対しGoogleウェブマスターツールが警告を送信 -

Posted on: 海外SEO情報ブログ - SuzukiKenichi.COM by Kenichi Suzuki

【海外SEO】鈴木謙一

ザクシス、人間以外への広告配信に返金保証

11 years 10ヶ月 ago
ザクシスが、ロボットによるトラフィックや不正なサイトを排除するプログラマティック広告商品「Xaxis Prime」を提供。各種技術を組み合わせて、人間であると判定されるオーディエンスに入札する。90%のインビュー保証、95%のリアルオーディエンス保証、95%のブランドセーフ保証が付く。
------------------------------
Xaxis Intensifies Battle Against Ad Fraud and Robots with Launch of Xaxis Prime
http://www.xaxis.com/press/view/xaxis-intensifies-battle-against-ad-fraud-and-robots-with-launch-of-xaxis-p
Xaxis Prime
http://www.xaxis.com/products/view/xaxis-prime
------------------------------
noreply@blogger.com (Kenji)

【海外ニュース】 Sizmek が Aerify Media を買収しモバイルトラッキング・アトリビューション機能を強化

11 years 10ヶ月 ago

8月11日、広告配信プラットフォームであるSizmek(旧:MediaMind)が、モバイルトラッキング、アトリビューション、リターゲティングソリューションを提供する Aerify Media(本社;ニューヨーク CEO; Andreas Vagelatos)の買収を発表しました。

 

Sizmek Acquires Aerify Media to Bolster Mobile Tracking, Attribution and Retargeting Capabilities
http://www.adotas.com/2014/08/sizmek-acquires-aerify-media-to-bolster-mobile-tracking-attribution-and-retargeting-capabilities/

 

Aerify Media のチームはそのまま Sizmek に参加し、Aerify Media の技術が Sizmek の MDXプラットフォームに統合されるようです。これにより、モバイルのトラッキングの強化、およびクロスデバイスでのアトリビューション分析、リターゲティング機能が拡充されるとのこと。

 

Sizmek の CEO Neil Nguyen氏 は、「モバイルが指数関数的な成長を続ける環境において、Aerify の買収は我々の世界的なアドテクプラットフォームのリーディングカンパニーというポジションを更に増強するものだ」とコメントしています。

 

アトリくん【アトリくんの視点】先日の Medialets の Total Attribution の発表でも感じましたが、各社のモバイルへの投資から、クロスチャネルの分析や統合マネジメントの動きが加速していることが分かりますね!マルチスクリーンの環境が進むにしたがって、こういった動きはこれからも加速していきそうです!
岡田吉弘

ショッピング キャンペーンへのアップグレード ツールのご紹介

11 years 10ヶ月 ago
Posted by Eric Tholomé - Google ショッピング プロダクト マネジメント ディレクター

この 8 月末、商品リスト広告(PLA)キャンペーンのご利用は終了し、その後はショッピング キャンペーンに引き継がれます。既にショッピング キャンペーンへのアップグレードを開始されている方も多いことと思いますが、まだ行っていないという方のために、数クリックでアップグレードを完了できるツールをご紹介いたします。

このツールは、現行の商品リスト広告キャンペーンと過去の掲載データに基づくキャンペーン構造や入札単価を継承し、従来の商品リスト広告キャンペーンからショッピング キャンペーンを作成します。



まだアップグレードを始めていない場合は、このツールをぜひお試しください。キャンペーンの予算、設定、入札単価は必要に応じて調整できます。

ただし、キャンペーンによっては、このアップグレード ツールでは対応できない場合もあります。たとえば、商品のターゲット設定や在庫のフィルタに AdWords 用のラベルや分類を使用していた場合は、あらかじめカスタムラベルでデータフィードを更新しておくか、別の属性を使って AdWords 管理画面から在庫を分類する必要があります。

従来型の商品リスト広告キャンペーンの [設定] タブからこのツールにアクセスし、キャンペーンがツールに対応しているかどうかを確認できます。詳しくはヘルプセンターをご覧ください。
 
AdWords 用のラベルや分類、カスタムラベルの詳細については、こちらのアップグレード ガイドでも言及しています。

その他、ご不明点がございましたら、AdWords サポート チームへのお問い合わせや、AdWords コミュニティもご利用ください。
noreply@blogger.com (Google Blog)

地域・社会貢献としてスタートしたランニングプロジェクトをニュースリリースに。

11 years 10ヶ月 ago
bestrelease_konicaminolta

すでにニュースリリースで発表させていただきましたとおり、2014年7月の月間ベストリリース賞はコニカミノルタ株式会社です。

2014年7月の月間ベストリリース賞、受賞リリースはこちら!

201407_コニカミノルタ様リリース画像

News2uリリース 2014年7月の月間ベストリリース賞


コニカミノルタ株式会社選定理由(審査委員長・神原弥生子のコメント)

2014年7月のベストリリース賞は、コニカミノルタ株式会社様の陸上競技部の活動内容を紹介したリリースです。

陸上競技部が、その専門性を地域の子供たちに提供するという内容を、メディア向け取材のお知らせという形で情報発信しています。会社公式/非公式に関わらず、企業が支援している企業内活動も様々だと思います。一方で、その活動を、今回のコニカミノルタ様のように企業の広報から情報発信をしているケースはあまり多くはありません。

今回受賞したニュースリリースは、イベント開催直前のアナウンスで、週末の予定を検討しているエンドユーザーの方にもリーチしている可能性もあります。
リンク先にある、コニカミノルタ陸上競技部のホームページも、活動内容がよくわかる充実したもので、企業としてしっかり支援していることが伝わってきます。

企業活動を多面的に伝えることができるニュースリリースの活用方法として、お手本にしたい内容です。

選定のポイント

  • 企業の公式リリースとしての切り口がユニークである
  • リリースだけでなく、ホームページも用意してある
  • 前年実績のビジュアルがあり、活動をイメージしやすい
受賞コメントをいただきました!

コニカミノルタ_ベストリリース賞201407
コニカミノルタ株式会社 CSR・広報・ブランド推進部 広報グループ 課長 石川 和寛 様

2014年で12回目の参加を迎える、日野市陸上競技協会主催の『たのしいジョギング教室 in HINO』は、日野市に当社の国内主拠点の工場があることから、地域交流の一環としてスタートしたランニングプロジェクトです。

コニカミノルタでは、ニューイヤー駅伝での優勝経験や蓄積してきたノウハウ、技術的なアドバイスを通して、走る楽しみを伝える取り組みを行ってまいりました。今回のようなリアルなイベントの他に、オンライン上でも『ランニングプロジェクト』のWebサイトを提供し、ランナーに役立つ走行方法や走りに最適な体づくりについての情報発信に取り組んでいます。そしてさらに、Webページだけでなくソーシャルメディアも活用し動画コンテンツを掲載することで、より広くわかりやすく情報を発信。Facebookの『ランプロ部』ではランナーと交流ができる場を提供しています。

2014年からオフィシャルスポンサーとなった『東京マラソン2014』では、通過タイムをソーシャルメディア上に自動投稿できるサービスと連動して、完走後、ラップタイムやフィニッシュタイムとともに、友達からの応援メッセージを記載した自分だけの記念レポート「FINISHER’S REPORT」を配布するサービスを実施したところ、参加したランナーの皆様から大きな反響がありました。

当社は扱う商品やサービスも、複合機からITソリューション、ヘルスケアや有機EL照明、さらにはプラネタリウム「コニカミノルタプラザ」の運営、など幅広く展開しています。アイテムごとには違う分野かもしれませんが、「全てはお客様本位に」の企業姿勢を統一メッセージとして、テーマに応じてグローバルで連携して共通メッセージを発信するなど、ブランディングに貢献していきたいと思います。

今後も社内の情報収集を含めてタイムリーにニュースリリース配信ができる体制を維持し、陸上競技部や地域・社会貢献活動などを通じて、コニカミノルタを知ってもらう機会も増やしたいと考えています。

コニカミノルタ株式会社 CSR・広報・ブランド推進部 広報グループ
課長 石川 和寛 様

コニカミノルタ株式会社様、ご受賞おめでとうございます。

saico

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る