2022年に売買された中古スマホ、トップ10はすべてiPhone! Android端末で最も扱われたのは?【にこスマ調べ】

コロナ禍によって指紋認証の需要が高まる。

伊藤忠商事の100%グループ会社であるBelongが運営する「にこスマ」は、2022年度(2022年4月1日~2023年3月14日)における「中古スマホ販売数年間ランキング」を発表した。にこスマでは独自基準を満たした“三つ星スマホ”などの中古スマホを売買している。

トップ10をiPhoneが席巻

それによると、ランキングトップは前年に続き「iPhone 8(64GB)」だった。以下「iPhone SE(第2世代)」「iPhone 7」などがランクインし、トップ10すべてをiPhoneが占めた。コロナ禍によって指紋認証の需要が高まり、Touch ID(指紋認証)を搭載している機種が特に流通したという。なおAndroidスマホはトップ10にランクインしなかった。

【にこスマ 中古スマホ販売数ランキング [2022年度]】

順位/機種(ストレージ容量)/平均販売単価(前年比)

  • 1位/iPhone 8(64GB)/20,722円(-1,048円)
  • 2位/iPhone SE (第2世代)(64GB)/34,076円(-3,193円)
  • 3位/iPhone 7(32GB)/14,789円(247円)
  • 4位/iPhone SE (第3世代)(64GB)/49,791円(-)
  • 5位/iPhone 11(64GB)/46,614円(-12,096円)
  • 6位/iPhone XR(64GB)/31,242円(-10,248円)
  • 7位/iPhone 6s(32GB)/10,084円(-465円)
  • 8位/iPhone 11(128GB)/50,817円(-10,285円)
  • 9位/iPhone SE (第2世代)(128GB)/38,831円(-3,167円)
  • 10位/iPhone 8(256GB)/24,939円(-1,438円)
※対象期間:2022年4月1日~2023年3月14日
※価格はすべて税込み

一方Androidスマホに限定した販売数年間ランキングでは、「らくらくスマートフォンme F-03K」が1位。大幅な値引率だけでなく、性能を絞った機能性が評価されたと思われる。全体的に、iPhoneと比べ価格が安く、取り扱いでも主流となっている。

なおICT市場調査コンサルティングのMM総研によると、2021年度の中古スマホ販売台数は212万台(前年度比14.6%増)で過去最高を記録しており、Belong社の売上も2022年度は前年度比約2倍と伸長しているとのこと。

調査概要

  • 【調査対象】にこスマで売買された中古スマホ
  • 【調査時期】2022年4月1日~2023年3月14日
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