定着した中古スマホ、「中古でもOK」という人は実際には何%ぐらい?【インテージ調べ】
インテージは、「中古スマホ」に関する調査結果を発表した。現スマホ利用者19万4,455人(日本在住の15歳以上)を対象にアンケートを実施している。
若い人・男性ほど中古スマホ「アリ」
まず全体に「次回スマホ購入時に、中古スマホを検討したいですか?」と聞くと、「検討したくない」56.4%が最多だが、「検討したい」も20.9%と一定数存在する。「わからない」22.7%の層も機種・価格によっては選択肢とする可能性があるだろう。
性年代別に見ると、基本的には若い人ほど「検討したい」が多く、年齢があがるにつれ避けている様子がうかがえる。また女性より男性のほうが「検討したい」が多い。その結果、「男性30代」32.8%が最多となっている。
なお「現在すでに中古スマホを利用している人」と「現在は新品のスマホを使っている人」では、中古スマホ利用中の人は76.7%が、新品スマホ利用中の人は19.4%が、「中古スマホを検討したい」と回答している。
「ほしいスマホが中古にしかないなら」という人も2割ほど
「中古スマホを検討したい」と答えた4万661人に「中古スマホに求める条件」を聞くと、「新品より価格が安いなら」48.1%、「保証が充実しているなら」37.7%、「ほしいスマホが中古にしかないなら」21.4%だった。最大の魅力は価格だが、特定機能やプレミアム機種に価値を見出している人も一定数いることが判明した。
性年代別で見ると、男性全年代と女性15歳~59歳は「価格」が1位だが、女性60歳以上のみ「保証の充実」をあげている。
逆に「中古スマホの購入を検討したくない」と答えた10万9,587人に理由を聞くと、「新品の方が品質に安心がある」41.9%、「(中古スマホは)バッテリーのもちが不安」39.4%、「他人が使用したものは使いたくない」38.6%の3つにほぼ意見が集約された。
性年代別で見ると、「女性のほうが男性より『品質に安心感がある』という理由をあげる」「60代以上ではバッテリーのもちを気にする人が少ない」「他人が利用したものは使いたくないは、30代女性が突出」といった傾向が見られた。
調査概要
- 【調査対象】日本在住の15歳以上、現スマホ利用者
- 【調査方法】アンケートを実施
- 【調査時期】2022年8月
- 【有効回答数】19万4,455人
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