スマホ決済の利用場所トップ3は「コンビニ」「スーパー」「ドラッグストア」。利用サービストップは各場所で違っていた【MMD研調べ】

「スマホ決済=PayPay一強」ではない。サービス使い分けが進んでいることが明らかに。

MMDLabo株式会社が運営するMMD研究所は、「2023年1月スマートフォン決済利用動向調査 第2弾」の結果を発表した。18歳~69歳のスマホ決済サービスユーザー1,800人が回答している

本調査ではスマートフォン決済(スマホ決済)を、「QRコード決済サービス」(PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAY、メルペイ、LINE Pay)と「スマホ非接触決済サービス」(モバイルSuica、iD、楽天Edy、QUICPay、nanacoモバイル、モバイルWAON)に大きく分類。各サービスユーザーについて調査している。

コンビニ「nanacoモバイル」スーパー「モバイルWAON」ドラッグストア「楽天ペイ」がトップに

「メイン利用しているスマホ決済サービスを使い始めた理由」を聞くと、QRコード決済サービスでは「ポイントがたくさん貯まるから」40.3%、スマホ非接触決済サービスでは「会計がスピーディーに終わるから」35.4%で、動機に差が見られた。

次に「メイン利用しているスマホ決済サービスを利用している場所」を聞くと、「コンビニエンスストア」59.8%が特に多く、以下「スーパー」43.1%、「ドラッグストア」39.7%が上位だった。

そこで、コンビニ・スーパー・ドラッグストアそれぞれでのサービス利用頻度を見ると、かなり利用サービスに差があることが判明した。コンビニでは「nanacoモバイル」82.7%、スーパーでは「モバイルWAON」77.3%、ドラッグストアでは「楽天ペイ」55.3%が特に利用されている。スマホ決済では「PayPay」が一強のように語られることが多いが、実際にはユーザーは利用場所で決済サービスを使い分けていると考えられるだろう。

調査概要

  • 【調査対象】18歳~69歳のスマホ決済サービスユーザー
  • 【調査方法】インターネット調査
  • 【調査時期】2023年1月27日~31日
  • 【有効回答数】1,800人(PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAY、メルペイ、LINE Pay、モバイルSuica、iD、楽天Edy、QUICPay、nanacoモバイル、モバイルWAONの利用者・各150人ずつ)
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