スマホ非接触決済サービス、「楽天Edy」が「iD」「モバイルSuica」を上回り利用トップに【MMD研究所調べ】
まだまだ認知・利用されていない? スマホ非接触決済サービスの利用経験者は2割台に留まる。
2020/7/30 8:00 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
MMD研究所は、「2020年7月スマートフォン決済(非接触)利用動向調査」の結果を発表した。調査期間は2020年6月26日~29日で、18歳~69歳の男女45,000人が回答している。
スマートフォンでの決済方法は現在、無線通信技術を使った「非接触決済系」(Edy、iD、Suica、nanaco、WAONなど)と、QRコードやバーコードを介在させる「QRコード決済系」(PayPay、LINE Pay、メルペイなど)に二分されている。
「利用中のサービス」「利用を検討中のサービス」で、ともに楽天Edyがトップに
まず「非接触決済」の認知・利用状況について聞くと、最多は「全く知らない」20.4%。「非接触決済という言葉は聞いたことがあるが、サービス名称・内容はよく知らない」20.3%、「だいたいどんなものかわかるが、利用したことはない」20.0%がほぼ横並びだった。
全体の回答を、段階ごとに分類(ファネル分析)すると、「認知」79.6%、「内容理解」46.2%、「利用経験」20.8%となった。
次に、具体的に利用している「非接触決済」サービスを、現在利用している5,735人に聞くと、「楽天Edy」26.2%、「iD」21.2%、「モバイルSuica」18.3%が上位となった。
利用を検討している3,852人に対して「最も利用を検討しているサービス名」を聞くと、こちらも「楽天Edy」22.2%が1位。2位と3位は入れ替わり「モバイルSuica」19.1%、「iD」10.6%という順だった。
調査概要
- 【調査対象】18歳~69歳の男女
- 【調査方法】インターネット調査
- 【調査期間】2020年6月26日~29日
- 【有効回答数】45,000人。そのうちスマートフォンの非接触決済サービスを現在利用しているのは5,735人。
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