Z世代は就活にもTikTokを活用、TikTokきっかけで企業に興味を持った経験者は8割超【Suneight調べ】
Suneightは、「Z世代の就活生のTikTok活用実態」に関する調査結果を発表した。就活をしている2023年卒の学生100名が回答している。
23卒学生のほぼ半分がTikTokを1日1時間以上見ている
まず「ふだんTikTokをどのくらい見るか」を聞くと、「1日1時間未満」は35.0%で、「週に2、3回程度」14.0%、「週に1回程度」3.0%、「その他」1.0%だった。それ以外の47.0%が、1日1時間以上TikTokを視聴しており、「1時間以上」29.0%、「3時間以上」14.0%、「5時間以上」4.0%となっている。
「TikTokで企業の動画を見たことがあるか」と聞くと、「はい」は81.0%。それらの人に「企業のTikTokの動画がきっかけで企業に興味を持ったことがあるか」を聞くと、これも「はい」が80.2%と8割を超えた。全体では就活生の6割以上が企業のTikTok動画をきっかけとしていることになる。
さらに「企業に興味を持った理由」を聞くと、「企業イメージが掴めたため」58.5%、「企業の世界観が掴めたため」41.5%、「簡潔に企業の魅力がわかったため」36.9%、「短い動画で最後まで視聴できたため」35.4%が上位だった。自由回答では「自分が抱いていたイメージが変わったから」「人柄が良さそうだと思った」などの声があがっている。
「企業に興味を持ったあと、実際にエントリーしたことがあるか」については「はい」66.2%とやや下がるが、「お気に入りの企業のTikTokアカウントがあったら、フォローして動画を視聴したいと思うか」という質問では、「非常に思う」46.0%、「やや思う」40.0%と、あわせて8割以上が肯定的だ。
なお「非常に思う」「やや思う」と回答した86人に「企業のTikTokでフォローしたいと思うコンテンツ」を聞くと、「社員のコミュニケーションの様子」45.3%、「実際の仕事の様子」40.7%、「経営者・役員の情報発信」32.6%が上位だった。労働条件や企業ビジョンを上回り、“現場の雰囲気”を短尺で伝える動画が有効だろう。
調査概要
- 【調査対象】TikTokを使用しており、就活をしている23卒の学生
- 【調査方法】インターネット調査
- 【調査時期】2022年1月20日~22日
- 【有効回答数】100人
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