ICAは、Z世代(18歳~27歳)の1,002人を対象に、「Z世代が抱く広告のイメージ」に関する調査を実施した。
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Z世代の約9割が「動画広告」を不快に思っている

まず、普段よく目にする広告の種類を聞くと、Instagram・X・TikTokなどのフィード内で流れる「SNS広告」が71.6%で最も多く、「動画広告」が50.9%、「テレビCM」が37.0%となった。また、それらに対する印象を聞くと、「コンテンツの途中に割り込んできて煩わしい」が45.5%にのぼり、「一方的で、信頼性が少ない」「誇張しているなと感じる」など、否定的な印象を持つ人が多いことがわかった。

具体的にどのような広告を不快に感じるのかを聞くと、1位は「動画広告」で89.9%にのぼった。「バナー広告」は79.8%、「SNS広告」は78.9%となっており、視聴や操作中に割り込んでくる広告にストレスを感じているようだった。

広告を回避するためにとっている行動としては、「すぐ広告スキップや閉じるボタン・✕を押す」が43.7%で圧倒的に多く、ついで「広告がでてきたら画面を変える」「有料プランに加入する」などが続いた。

広告から受けた印象が企業イメージにも影響を与えるかを聞くと、影響する・やや影響するの合計は53.4%となった。その理由としては、「信頼できそうな広告は、企業自体も信頼できそうに見えるから」「広告のクオリティがそのまま企業の印象につながるから」などが上位となり、企業の信頼性を左右することが明らかになった。
調査概要
- 【調査期間】2025年4月18日(金)~2025年4月21日(月)
- 【調査方法】PRIZMAによるインターネット調査
- 【調査人数】1,002人
- 【調査対象】調査回答時にZ世代(18歳~27歳)であると回答したモニター
- 【調査元】ICA
- 【モニター提供元】PRIZMAリサーチ
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