SNS広告での購買行動、Z世代・Y世代・X世代で“見られる広告”“購入の経路”の差が判明【リンクアンドパートナーズ調べ】

SNS広告で購入した人の75.1%が「買う予定はなかった」と回答。

リンクアンドパートナーズは、「SNS広告の購買行動」に関する調査結果を発表した。SNS広告で購入経験がある全国のZ世代(15~27歳)、Y世代(28~42歳)、X世代(43~58歳)623人が、よく閲覧しているSNS、つい見てしまう広告の形式、SNS広告を閲覧する際にもっとも魅かれるポイント、SNS広告で避けたくなる要素などについて-回答している。

つい見てしまうSNS広告の形式は「動画広告」が強い

まず「どのSNSをよく閲覧しますか?」(複数回答可)と聞くと、上位は「YouTube」62.3%、「Instagram」61.2%、「X(旧Twitter)」52.0%だった。世代別では、X世代は「YouTube」がトップだが、Y世代とZ世代は「Instagram」がトップとなる。

次に「つい見てしまうSNS広告の形式」を聞くと、上位は「動画広告」65.0%、「漫画広告」33.1%、「ストーリー形式の広告」30.3%だった。世代別でも「動画広告」は全世代でトップだが、2位はX世代だと「直接購入リンクが付いているショッピング広告」25.6%、Y世代とZ世代は「漫画広告」となり、ここでもX世代とY世代・Z世代との差異が見られた。

「SNS広告経由で商品購入する場合、どの広告形式からの購入が多いですか?」という質問でも、トップは「動画広告」55.9%。以下「直接購入リンクが付いているショッピング広告」27.6%、「ストーリー形式の広告」26.2%が続く。世代の傾向差も「つい見てしまう広告の形式」とほぼ同じだ。

さらに「購入した商品はSNS広告で見る前から買う予定はありましたか?」と聞くと、「買う予定はあった」25.2%を「商品に興味はあるが買う予定はなかった」47.6%、「買う予定はなかった」27.5%と、計75.1%がもともとの予定はなかったとした。世代別では若い世代ほど「買う予定はあった」が多い傾向が見られた。

調査概要

  • 【調査対象】SNS広告で購入経験がある全国のZ世代(15~27歳)、Y世代(28~42歳)、X世代(43~58歳)
  • 【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「PRIZMA」によるインターネット調査
  • 【調査時期】:2024年7月12日~15日
  • 【有効回答数】623人
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