日本人のサイバーセキュリティに関する意識が世界最下位に。AI関連のプライバシー問題に弱い?【NordVPN調べ】

インターネットのプライバシーやサイバーセキュリティに関する最新の調査結果を発表。

サイバーセキュリティ企業のNordVPNは、世界のオンラインプライバシーとサイバーセキュリティに対する意識に関する国際的な調査(ナショナル・プライバシー・テスト:NPT)を実施した。

日本人のサイバーセキュリティ知識、韓国と並び世界最下位に

日本人のインターネットのプライバシーとサイバーセキュリティに対する意識

調査によると、サイバーセキュリティとインターネットプライバシーの知識に関する世界ランキングで、日本は9位から12位に後退し、韓国と並び世界最下位となった。強力なパスワードの作成方法等には詳しい一方で、仕事でAIを使用する際のプライバシー問題には苦戦しているようだった。

上位3カ国を見ると、1位は「シンガポール」、2位は「フィンランド、リトアニア」、3位は「ドイツ、アメリカ」という結果に。一方で世界平均スコアは2023年、2022年と年々低下しており、全体的に意識の悪化が見られた。なお、サイバーセキュリティスキルが国際的に最も高い年齢層は「30~54歳」だった。

調査概要

  • 【調査方法】ナショナル・プライバシー・テスト(NPT)スコアを算出し分析。181か国から25,567件の回答を集計。日常のデジタル習慣やプライバシー意識、サイバーセキュリティの脅威にまつわる22の質問で構成されている。
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