「気になる」「こう思う」で参加 Web 2.0なソーシャルニュースサイトnewsing登場
米国では、New York Timesよりも多くの訪問者数を集めていると言われるほどの人気を持つDigg.com(http://digg.com/)を筆頭に、ソーシャルニュースサイト(ユーザー参加型のニュースサイト)が勢いを増しているが、日本にもついにソーシャルニュースサイトが登場した。
株式会社マイネット・ジャパンが7月27日にオープンしたnewsingは、ユーザー参加型のニュースサイトで、PCと携帯電話から無料で利用できる。ユーザーが気になるニュースを投稿し、そのニュースが気になったユーザーが「○」「×」の姿勢やコメントによる評価を投票する仕組みだ。
ニュースに対して意見を表明するという行為は、ブログの普及ですでに多く行われているかのように思われるが、やはりブログを継続的に運営することはだれにでもできるわけではない。newsingは、インターネットを通じた世論への参加をブログよりも容易に行えるサービスだと言える。
また、多くのユーザーが気になったニュースは多くのポイントを得てランキングが上がるため、世の中の情報の中から、多くの人が注目しているニュースを効率良くチェックできる。「情報洪水」と言われるほどに情報があふれている現在の情報収集手段としても有効に使えるだろう。その他newsingは、国内ニュースサイトの検索や人気記事のRSS配信などの機能も提供する。
国内では、注目を集めている情報を抽出するソーシャルサービスとしては、はてなの運営する「はてなブックマーク」が最大手とされている。しかし、人気の一方で、はてなのユーザーベースがインターネットに比較的詳しい層に偏っていて、人気の出るブックマークの種類が専門的なものになりがちだという意見もある。ITなどにテーマを絞らずに総合的なニュースを扱うnewsingは、日本のDigg.comになることができるのだろうか。マイネット・ジャパンでは、今年中にnewsingの閲覧者数を月間150万人とすることを目標としている。
newsing
http://newsing.jp/
マイネット・ジャパン
http://mynet.co.jp/
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