ALL CONNECTが運営する通信メディア「オールコネクトマガジン」は、「格安SIM」に関する調査結果を発表した。格安SIMの利用者420人が回答している。
90%が「1年以内の乗り換え予定なし」
まず「利用中の格安SIM」のブランドについて聞くと、「楽天モバイル」が29.3%で最多。2位「UQmobile」16.9%、3位「Y!mobile」14.3%の倍近いシェアだった。
その他ではシェア1桁台ながら「ahamo」「povo」「J:COM」「LINEMO」「mineo」「日本通信SIM」「OCNモバイルONE」などの名前があがっている。
「月間データ使用量」を聞くと、「1GB~3GB」27.6%が最多。以下「3GB~7GB」18.6%、「7GB~15GB」18.4%が続く。「1GB未満」も11.4%存在しており、格安SIMユーザーはデータ通信を最小限に抑える傾向が見られる一方、「15GB以上」の大容量ユーザーも合計24.0%存在した。
「携帯キャリアを選ぶ際に重視している点」では、「料金の安さ」83.5%が圧倒的多数。「速度の速さ」6.3%、「セット割などがあるか」4.4%、「初期費用の安さ」1.9%、「利用回線」3.9%など、その他の項目はすべて10%未満にとどまった。
「格安SIMの月額料金」に対しては、「非常に満足」39.0%、「やや満足」50.0%で総じて満足度は高い。「通信速度」に対しても、「非常に満足」19.2%、「やや満足」43.6%と6割以上が満足しており、ユーザーの満足度は高い。
さらに「1年以内に携帯キャリアを乗り換える可能性があるか」と聞くと、「今のところない」90%、「ある」10%となっており、満足感に裏打ちされた定着率の高さがうきぼりとなった。
調査概要
- 【調査対象】20代~60代の男女
- 【調査方法】クラウドワークスによるインターネット調査
- 【調査時期】2025年8月
- 【有効回答数】420人
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