ホームページにどんな構成でどんなページがあるのかを一覧管理する「サイト構成表」を自動で作成するツール「Site Map On(サイトマップオン)」の提供を、HARMONYが6月18日に開始した。
「サイト構成表」とは、サイトの各ページのURLアドレスを、Excelファイルとして整理したものだ。サイトの管理運営・戦略構築を行う場合、この表にSEOやリスティング広告の計画を書き込むといったケースが多く、マーケティングの基本的なファイルと言える。
「Site Map On」は、ASP型ツールとして提供され、トップページやセクショントップページのURLを指定するだけで、その下にあるページの一覧を自動的に調べ、Excelで扱える形式で保存できる。65,000ページまでのサイト構成表を作成可能。
階層構造を整理したURLの他、ページタイトルやメタタグ、Google アナリティクスのタグの有無といった項目が用意されている。自動取得する階層の深さは、第2階層~第10階層まで指定可能。また、管理画面では、各ページに「会社概要」「製品情報」といった名称を付けることができる。
サイト構成表はExcel形式でダウンロードできるため、Excelのオートフィルタで絞り込んで調べたり、手動で新たなページの情報を追加したりということを自由に行えるのが特徴。
利用料金は100ページまでのサイトが1,000円相当(HARMONY TOOLS共通ポイントで10ポイント)など。他のHARMONY TOOLSをすでに利用している会社であれば、申し込み手続き不要で利用できる(HARMONY TOOLSは法人限定のサービスで個人での利用は不可)。
1日1回までであれば、「無料プラン」対象サイトとして登録することで、無料で利用可能(100ページまで)。
今後は、サイト構成図をPNG画像として作成・保存できる「サイト構成図」作成機能を追加する予定。
参考リンク
Site Map On
HARMONY(ハーモニー)
Web担先生と初心者君のやさしいニュース解説
最初に指定するURLからリンクをたどって、どんなページがあるかを調べていっているんだろうね。
へー。
こうしたサイト構成表があれば、コミュニケーションプランとホームページ上のコンテンツを照らし合わせて確認できていいね。
???
ふつうのマーケティングだと、自社のお客さんにどんな人がいて、どんなニーズがあって、というのを整理したうえで、「こういう人のこういうニーズには、こうやって応える」というプランを作っていくよね。
……そ、そうですね。
そのコミュニケーションプランのどの部分にホームページ上のどのコンテンツが対応しているのか、抜けている部分はないかなどを確認するのに、こういうサイト構成表が役に立つんじゃないかな。
な、なるほど。
少なくとも、サイトの全体像を把握しておくというのは大切だよね。
だと思います!
※「はじめてWEB」のオリジナル版は掲載を終了しました
自動的に作ってくれるのは、ありがたいですね。