新米Web担当者は印刷して壁に貼っておくべきサイト立ち上げ時9つの心構え など12+4記事(海外&国内SEO情報)
先週がお休みだったので、今週はいつもより多く情報をお届けします。
新米ウェブ担当者が知っておくべき新規サイト立ち上げ時9つの心構え
紙に書いて貼っておくといいかも (WebmasterWorld)
新たにサイトを立ち上げたものの上位表示できないサイト管理者にWebmasterWorldのフォーラムモデレータが次のようにアドバイスした。
新規サイトがGoogleで上位表示するためのアドバイス
- 最低限のことで済ませてはいけない。期待を大きく超えることをやる
- 検索結果に出したいページにはすべて必ず、ユニークで関連性のあるテキストをたっぷり書く
- 99%のウェブマスターたちのように十分に価値のあるコンテンツを作っていないなら、やり直す
- 優れたユーザビリティを提供できていることを確認する
- 内部リンクのナビゲーションがしっかりできていることを確認する
- リンクを獲得する方法を学び実践する
- 1,000円で500サイトのディレクトリからリンクを買うようなことは、本当のリンク獲得ではない
- 本当のアクセスを送ってくれるサイトと良い関係を構築することが、リンク獲得である
- 自分自身をブランディングする
入社や配置換えなどでウェブ担当者の業務にこの春から就いた人もいることだろう。新しいサイトを公開するときの心構えとして覚えておきたい。
日本語で読めるSEO/SEM情報
新任ウェブ担当者へグーグル日本から5つの贈り物
グーグル検索5つの最新情報 (Google ウェブマスター向け公式ブログ)
グーグルのウェブマスター向け公式ブログが、新年度からウェブマスターになった人に向けてグーグル検索と相性の良いサイトを作るうえで役立つ最新情報を5つ紹介している。
- 検索の仕組み
- 携帯端末に最適化されたウェブサイトの構築方法についての最新情報
- 検索エンジン最適化(SEO)クイック チェックシート
- ウェブマスター アカデミー
- Google+ での情報発信を拡大中
各情報に関するブログ記事やヘルプへのリンクも掲載されている。
新任ウェブ担当者は必ずチェックしておこう。もちろんベテランのウェブ担当者も確認のため目をとおしておきたい。
なおこの記事は日本独自のコンテンツだ。日本のサーチクオリティチームに感謝。
グーグルが許す有料リンクとは?
検索結果に影響しないPR目的のリンク (グーグル ウェブマスター向け ヘルプフォーラム)
有料リンクを買うことは、SEOにおいてもっとも困難な「被リンク獲得」というタスクをお金で解決する手段だ。
大小さまざまな業者がビジネスとしてリンクを販売している。
グーグルは、どこまでなら有料リンクを許すのか。
こういった趣旨の質問が、グーグルのウェブマスター向け公式ヘルプフォーラムに投稿された。いろんな意味で絶句してしまう問いで筆者は書き込みを躊躇してしまった。
何はともあれ、質問者はグーグル社員ファミさんの下記の回答に納得したようである。
有料リンクは基本的に Google のウェブマスター向けガイドラインに違反しますが、検索順位に影響を与えないように張られているならば、その限りではありません。
詳細についてはこちらをご覧ください。
有料リンクについて
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2009/02/blog-post.htmlGoogle が有料リンクを信頼しない理由
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2010/12/google.html有料リンクでガイドライン違反にならないために
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2011/02/blog-post_22.html
グーグルがガイドライン違反だとみなすのは、「ランキングを操作するためのリンク売買」である。純粋な露出を目的としたリンクの売り買いまでを禁じているわけではない。「見てもらうため」「知ってもらうため」なのであれば、検索順位に影響を与えないように考慮するようにと定めているに過ぎない。
グーグル検索のためにグーグルが決めた独自ルールである。したがってグーグルからの検索トラフィックを気にしないのであれば、あえて守る義務はない。しかしそうすると、検索結果に表示されない状態になる場合があることも前提となる。グーグルからの検索トラフィックが重要なのであるならば、ルールは守るべきだ。なぜならグーグル検索はグーグルが提供するサービスだからだ。
検索エンジンにブログを評価してもらうための5つの必須テクニック
あの辻氏の推奨 (はてなブログ開発ブログ)
ブログを検索エンジンに“もっと適切に評価させる”5つのTIPSを、Web担でもおなじみの辻正浩氏が教えてくれた。次のとおりだ。
- 記事中に適切な見出しを入れる
- カテゴリーの分類とURL
- 内部リンクを積極的に利用する
- タイトルはよく考えて!
- 検索結果に著者情報を表示する
どれも難しいことではない。特にSEO上級者には当たり前のことといえばそれまでだが、確実に実行できているか、今一度チェックするといい。
なおこの記事自体は、はてなブログをおすすめすることがメイントピックになっている。しかしビジネスとしてブログを運用するのであれば、独自ドメイン・独自サーバーで運用したほうが長い目で見ると適切だろう。独自運用の場合でも、はてなブログが実装している特徴を参考にして採用していきたい。
SEOとは? 「検索は質問・SEOは回答」
SEOの定義を理解すればSEOは成功する (SEO 検索エンジン最適化)
SEOの定義は人それぞれだし、コンテキストによっても変わってくる。住太陽氏はこちらの記事で、次のように非常にシンプルに定義している。SEOとは、
検索者の質問に対する回答を提供すること
であり、さらにこう続けている。
検索者を中心に考えれば、SEOで大きな成果を生むことは難しくない
この考えを元にSEOで成果を生むために必要なことを次の5項目に分けて説明している。
- SEOの基本的な取り組み
- 回答を用意せずにSEOはできない
- マイナスをゼロにするよりゼロをプラスへ
- 検索意図に沿うことと実装には関係がない
- 有意な差を生むことに注力する
住氏が定義するSEOを踏まえて読めば、どれも理解し実行できるはずだ。
グーグル、多言語・多地域向けのサイト向けに hreflang="x-default" をサポート開始
言語や地域を指定しないときのアノテーション (Google ウェブマスター向け公式ブログ)
グーグルは多言語・多地域向けのサイトで使用できる新しいアノテーションのサポートを開始した
新しいアノテーションは、hreflang属性に指定する"x-default"という値だ。
x-default hreflangは、特定の言語や地域を指定しないデフォルトで表示させたいページをグーグルに伝える。
グローバル展開するサイトのウェブ担当者は、公式アナウンスをチェックしておこう。
サイトがハッキングの被害を受けたときの対応方法
万が一のときのためにブックマーク登録 (グーグル ウェブマスター向け ヘルプフォーラム)
グーグルのサーチクオリティチームが、“防ごう 「サイトの不正なハッキング」キャンペーン”と題して、サイトの不正なハッキングによる被害を防ぐための予防策や被害にあった際の対策などについて情報提供を始めた。公式ヘルプフォーラムとGoogle+のコミュニティで情報を出している。
次の3ステップに分けてハッキング対処を説明している。
ハッキングなど絶対に受けてはいけないことだが、世の中(特にセキュリティに関しては)100%というものはない。万が一のことを想定してこのスレッドをブックマークに登録しておこう。もしものときは、迅速に対処して被害を最小限に抑えたい。
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暫定順位 - PC向けページをモバイル向けページで分割する時のベストプラクティス
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