国内&海外SEO情報ウォッチ 「海外SEO情報ブログ」の鈴木 謙一氏が、日本と海外の検索マーケティング情報をさらっとまとめて毎週金曜日にお届け。
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グーグル公認のSEO証明書!?

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グーグル公認のSEO証明書!?
★★★★☆ 欲しいけどそんなものありません (Fili Wiese(filiber) on Twitter)

グーグルのサポートエンジニア、フィリ・ウィーズ氏が次のようにツイートした。

SEOに対する公式な証明書なんてものは、グーグルは提供していない。これは肝に銘じておいてほしい。

そして、WordPressのSEOで著名なヨースト・デ・ヴォーク氏のツイートを紹介している。

グーグルのSEO大賞2008を受賞したと自慢してるヤツがいたら、大ホラ吹きそのものだ

またウィーズ氏は、ウェブマスターツールヘルプの「検索エンジン最適化(SEO)」のページも紹介している。このページで、グーグルはSEO会社について説明している。たとえば次のようなことが書かれている。

SEO 業者に確認すべき質問には次が挙げられます。

  • 過去の事例のサンプルを見せてもらい、成功事例を紹介してもらう。
  • Google のウェブマスター向けガイドラインに従っているか。
  • 通常の検索を補完するオンライン マーケティング サービスやアドバイスを提供しているか。
  • 期待される結果とその日程、成果を測定する方法。
  • 同業種での実績。
  • 国内/地域での実績。
  • 外国語サイトの開発経験。
  • 最も重視している SEO 技術。
  • 創業年数。
  • 連絡方法。サイトに加えたすべての変更に関する情報、およびアドバイスの内容に関する詳しい情報とその理由を伝えてくれるかどうか。

SEOを外注している、または外注を検討しているウェブ担当者は目を通しておかなければならないヘルプページだ。

+1(プラス・ワン)をランキング指標に取り込めるかをGoogleが検討開始
★★★★☆ まだ検討段階よ (Wired)

+1ボタンのデータを、検索のクオリティを上げるためのランキング要因として利用できるかどうかをグーグルが検討し始めたことを、米ワイアードが報じた。

特別新しい情報ではなく、+1が登場した時点で将来的にランキングを決める指標として使うこともあり得るとグーグルはコメントしていた。パーソナライズ検索にはすでに影響を与えている。

ツイッターとの契約が切れたうえに、フェイスブックの公開されているデータしか手にできないグーグルにとっては、自分たちが運営する+1をソーシャルシグナルとして利用しようとするのはもっともなことだ。

ただ+1を獲得したコンテンツが本当に有益なのか、スパムにどのように対処するかなど、慎重に調査・検討した上でランキング要因に組み込むかどうかが決定されるだろう(実際、有料リンクと同様に1000個の+1を125ドルで購入できるサイトも現れている)。

注意してほしいが、+1のデータを組み込むことが確実になったわけではないし、+1ボタンを設置したからといって有利になるわけではない。早とちりしないようにしたい。

グーグル、インスタントプレビューの改良テストを継続中
★★★☆☆ ファーストインプレッションが重要に (Blazen Web Marketing)

インスタントプレビューの改良版をグーグルがテストしているのが1か月半ほど前に確認されたが、このテストは継続して行われているようだ。

今回目撃されたテストでは、キャッシュリンクや+1ボタンがプレビューの中に移動している(元記事に動画あり)。

改良版インスタントプレビュー

キャッシュリンクと類似ページの移動はVertical Leapの記事でもレポートがある(スクリーンショット)。

この記事を読んだSEOmozのランド・フィッシュキン氏は次のようにGoogle+でコメントしている。

実現する可能性が十分に考えられ、近いうちに導入されても不思議じゃない。

SEOへの関係も大きい。ユーザーインターフェイスやユーザーエクスペリエンスが優れていなければ、プレビュー画面を使う機会が増えるということはそれだけクリックが減ることになる。

インスタントプレビューではページを訪れなくても外観を確認できるため、使いやすくなってインスタントプレビューをユーザーが使うことが増えれば、第一印象でデザインが悪かったり使いづらかったりするとアクセスが減ることがあるかもしれないということだ。

Googleアナリティクスで古いデータをマルチチャネル分析可能に
★★★★☆ 過去に遡って間接効果を検証 (Google Analytics(googleanalytics) on Twitter)

全ユーザーに導入されたGoogleアナリティクスのマルチチャネルで、2011年1月までさかのぼってデータを閲覧できるようになったことを米国のGoogleアナリティクスの公式ツイッターアカウントがツイートした。

マルチチャネルの2011年1月1日~8月31日までのデータ

日本のGoogleアナリティクス公式ブログでも追記で案内されているが気付かない人が多いだろうと思いピックアップした。

導入後ではなく過去8か月分のデータを閲覧できるのは嬉しい。上手に活用したいものだ。

SEO JapanSEO Japanの掲載記事からピックアップ

グーグルの検索結果で目立つ方法とツイートボタンの効果を解説した記事を今週はピックアップ。

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