オーバーチュアスポンサードサーチ[公式ガイド]
使いやすくなったスポンサードサーチ®で
ウェブサイトに客を呼び込もう!
使いやすくなった「スポンサードサーチ®」の活用法をオーバーチュアの専門スタッフが解説する初の公式ガイド。
この記事は、第7章「広告のパフォーマンスを上げる 改善のサイクルと効果向上の方法」の記事です。
キーワードのポートフォリオを変える
広告グループ内のキーワードの構成を見直すのも、インプレッション数を増やすための有効な対策です。
第4章で述べたように、キーワードは検索数の多い順に、「ビッグキーワード」「ミドルキーワード」「スモールキーワード」の3つに分類することができます。十分な数のキーワードを入札しているのにもかかわらずインプレッション数が少ないというケースでは、キーワードの構成が「スモールキーワード」にかたよっている可能性が考えられます。
スモールキーワードとは、たとえば商品の型番などユーザーの興味や関心にピンポイントにマッチするキーワードです。こうしたスモールキーワードは、高いクリック率が見込める反面、検索される回数そのものが少ないため、インプレッション数も少なくなるというデメリットがあります。
インプレッション数を高めるためには、スモールキーワードだけで広告グループのキーワードを構成するのではなく、一般的で広い意味を持つビッグキーワード(例:パソコン)、ある程度具体的な意味を持つミドルキーワード(例:B5 モバイルパソコン)、そしてスモールキーワード(例:パソコンの製品名や型番)をバランスよく組み合わせて登録しておく必要があります。
スポンサードサーチで配信地域を特定する機能を「地域ターゲティング」と呼びます。地域ターゲティングを設定すると、広告の表示はどのように変わるのでしょうか。
たとえばキーワード「ビジネスホテル」が含まれるキャンペーンのターゲット地域を「福岡県」に設定するとします。すると、次の場合にのみ広告が表示されます。
福岡県以外からインターネットにアクセスしている人が「ビジネスホテル 福岡県」と検索した場合
福岡県からインターネットにアクセスしている人が「ビジネスホテル」と検索した場合
このように、地域ターゲティングは地域が限定されたサービスや実店舗へ誘導したい場合に有効です。また、地域ごとに異なったキャンペーンを行いたいという場合などアイデア次第で対象を絞ったマーケティング活動ができます。さらに、「中古車」「求人」「不動産」など、一般的に検索数が多く、コストがかかりそうなキーワードで入札する場合には、いったん対象地域を絞り込んで出稿し、有効なキーワードや広告を検証することも可能です。
地域ターゲティングの精度(正確性)はオーバーチュアによって保証されるものではなく、選択した地域およびその他の要素によって異なる場合があります。
この記事は、書籍『オーバーチュアスポンサードサーチ公式ガイド』の内容を、Web担向けに特別にオンラインで公開しているものです。
検索連動型広告
オーバーチュアスポンサードサーチ公式ガイド
スポンサードサーチをより上手に活用するために必要な考え方を中心に、なるべく平易な言葉を用いてオーバーチュアスポンサードサーチを説明している公式ガイド。
オンライン版では紹介した内容以外にも、利用申し込みのステップ、基本となるアカウント構造についての理解、キャンペーン管理、さまざまな広告主がスポンサードサーチを活用しどのようにビジネスを発展させているのかの事例などがある。
オンライン版で紹介する、キーワードの選定に必要な発想法や広告作成のヒント、また運用に必要なレポートの見方やパフォーマンスの改善に関する情報、費用対効果の改善などの実践的なアドバイスと併せて、手元に置いておけばオーバーチュアスポンサードサーチでのキーワード広告の大きな助けとなるだろう。
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