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自分に肯定的なサイトを検索結果の上位に表示させてブランディングする6つの方法

この記事はもともとSEOmozのYOUmozセクションに掲載したものですが、非常に優れているのでこちらのブログに格上げしました。

オンラインには、2億を超えるブログサイトや、企業についての意見を書き込むことに特化したレビューサイト、考えうるあらゆる話題についてのフォーラムが何千、何万とある。

人は自分が話したい思えばどんなことだって話題にするし、話す場所だっていくらでもある。そして非常に多くの人が「オンラインで話」をして、ブランドのこと、つまりある会社の製品やサービス、事業のことを話題にする。ウェブを「モニタする」方法を知っていると非常に役に立つんだ。モニタしてみると、オンライン上のブランドに関する話には3つの種類があることがわかる。

  1. 肯定的
  2. 中立的
  3. 否定的

肯定的

肯定的な情報は実際、非常に価値がある。というのは、人は必ずしも面と向かって称賛の言葉をかけてくれるとは限らないからだ。こういう情報から、自分のところのスタッフがいい仕事をしてくれてることや、自分のところの製品が好評だっていうことがわかり、次のマーケティング計画の参考にできる可能性もある。

中立的

中立的な書き込みというのは特に役立つものとは言えないけど、よくチェックしておくべきものではある。中立の書き込みというのは、たとえばこういうものだ。「私は今日、(会社名)の(製品名)を買った。期待どおり、完璧に動いてくれるといいなあ」。これだけだと、注意を向けるべきところもわからないし、いい方向にいくんだか、そうでもないんだかわからない。だけどそのサイト(たいていはブログかフォーラム)を追跡していれば、近いうちに記事が更新されて、顧客の反応が得られるかもしれない。

否定的

これは、いちばん注意しとかないといけないやつだ。こうした書き込みが、自分の会社の評判を傷つけることだってあるんだから。人気の高い技術系ブログのEngadgetに間違った記事が載ったおかげで、Appleの市場価値は2007年、一時40億ドルも下がってしまった。さいわい、Appleはすぐさまこれに対応して状況の修復に努めたが、Appleの株価とブランド名に傷が残ったことは確かだ。

情報源の変化

ネットが普及する以前、人々は新聞やラジオ、テレビ、そして友人知人の勧めを情報源として、ある製品やサービスについて自分が使用するときの参考にしていた。ところが今は、「ググる」だけで、その製品やサービスについてほかの人たちがどう考えているかがありのままにわかり、汗水たらして稼いだお金をドブに捨てるような馬鹿な真似をしなくて済むようになった。

もしあなたが何か事業をやっていて、オンラインに露出しているとしたら、人が自分の事業や製品、サービスについてどんなことを言っているか、よく注意して見ていなければならない。それを怠ると、大変な問題に直面する可能性だってある。きちんと見ていなければ、いつ誰が自分のところの製品やサービスで苦情を言っているかわからず、それが売上にも影響しかねないからだ。

否定的コメントを目にする人々

否定的な意見やコメントは、さまざまな場所に顔を出す。以下にその例を挙げておく。

否定的な意見やコメントが出る場所それを目にする人
フォーラムフォーラムのメンバー
ブログブログ登録読者
マイクロサイト検索者
PPC広告AdSenseのディスプレイ広告掲載サイト利用者/検索者
レビューサイト検索者
ソーシャルネットワークSNSメンバー
などなど

問題は、上記のほとんどすべてが検索結果に表示される可能性があるっていうことだ。したがって、フォーラムメンバーだけが会社についての書き込みを目にするとは限らず、コメントの中の言葉が関連キーワードで引っかかって検索上位に表示され、フォーラムメンバーでない人たちまでが、その否定的な意見を見てしまう可能性がある。

このことを念頭に置いたうえで、僕は今SEOmozのブログ記事を書いているわけだから、次のように大きく掲げて話を進めよう。

検索結果を自分のものにする方法

正直なところ、僕は「検索結果を自分のものにする」という言い方が特別好きだというわけではないけれど、この表現は的を射ているし、わかりやすいと思うんだ。あなたのウェブサイトでも、自分のところのブランド名はおそらく関連キーワードの上位に入っているだろう。それじゃ、あなたを示す検索結果をクリックしなかった人たちは、いったいどこへ行くのだろうか?

「検索結果を自分のものにする」ということはつまり、「自分に関する検索結果のうち、肯定的なものが上位に表示されるようにする」ことなんだ。そうして、検索結果を見た人があなたのサイトへの興味をなくしたり、誰かがあなたのブランドを乗っ取ったりすることを防ぐんだ。こういう評判管理の「倫理」については、僕の考えを書いておいたから、もっと詳しく知りたい人は読んでみてほしい。

Amazon.com(検索結果)やeBay(検索結果)は、どちらも検索結果を自分のものにしているすばらしい実例なんだよね。これらの検索結果をよく見て、ブランド名に関する検索結果はこれほど整然としたものにできる、ということを知ってほしい。

それじゃ、これと同じような検索結果を得るには、どうすればいいんだろうか?

1. 自分のサイト上にターゲット化したページを置く

これを読んでいる人の大多数の場合、あなたの名前やブランド名で検索すると、最初に表示されるのは(あなたが所有するサイトやあなたが作成したページの中に現れる)あなただということになるだろう。

これとは違う形の検索結果を得る方法の1つに、そのキーワードについて、高度にターゲット化したページを作るという方法がある。たとえば、SEOmozをその名前で検索すると、検索結果の上位にサイトリンクを伴う形で表示される。しかし、SEOmozブランドに関して高度に最適化したページ(たとえば、「SEOmozについて」とか、それに類するページ)を作っておくと、下図に示すとおり、インデントされた検索結果が出てくる可能性がある。

インデント表示された検索結果

僕が実際、こうした手法でフォーカスしたいのは、製品やサービスごとのページだ。たとえば、あなたのサイトにすごく人気の高い商品に関するページがあるとしよう。その商品名で検索結果がインデント表示されるようにするには、FAQあるいは画像ページを別に作って、そのページをキーワードで高度にターゲット化しておけばいい。

2. 肯定的なページを後押しする

これはまさに読んで字のごとしなので、くどくど書くつもりはない。次の2つの文に要約しておけば足りるはずだ。

  • まず、あなたのブランドについて肯定的な意見のページがあるのに、検索結果の上位に表示されていなかったら、そのページに対してバックリンクを張り、そのページの順位が上がるように努める。
  • あなたについて肯定的な意見を書いてくれているその人が、そのページをすぐに削除してしまったり、否定的な内容に変えてしまったりすることが絶対にないようにする。(^_-)

3. 他サイト上にコンテンツを作る

この話を始める前に、(これは僕がいつも言ってることだけど、あえてもう1度言わせてもらうと)これから述べる手法をスパム的なやり方や倫理に反するやり方で使わないでほしい。

僕が話そうとしてるのは、SquidooHubpagesなどのサイト上にコンテンツを作ることだ。白状すると、この2つは、僕がアフィリエイトマーケティングに打ち込んでいたとき、検索順位を上げるために、バックリンクを張らせてもらったサイトの一部だ。言うまでもなく、僕はそのときこんな手法を使うことにあまりいい気がしなかった。だからできるだけ、倫理的な使い方をするよう心がけてほしい。

こういったサイト上でできるのは、任意のトピックで、高度にターゲット化されたコンテンツを作ることだ。したがって、自分のブランドや業界について書いたコンテンツを作っても、もちろんかまわない。けれども、僕がお薦めしたいのは、誰もが見られて、何らかのメリットを得られるようなページを作ること。たとえばSEOmozは、Hubpages上に自分たちのブランドに関するページを作っている。たしかに、SEOmozに関する情報が得られれば、それはそれですばらしいことだろうけれど、そこに「SEOに関するアンケート」や、愉快なカンファレンスの画像なんかがあったら、人はもっと楽しめるよね。

4. サブドメイン名を有効に使う

これは、ある意味「新しいドメイン名」という捉え方になると考えられる。したがってこれは、他の結果にぶら下がったインデント表示にはならない。AmazonとeBayの検索結果を見てみると、検索結果のほとんどが両社のサイト上にあるサブドメイン名だってことに気がつくだろう。これに使えるのは、以下のようなものだ。

  • ブログ
  • フォーラム
  • 開発者セクション
  • サポートページ

5. 自分自身を売り込む

大手ブランドの検索結果で、ニュースソースや他の人気ウェブサイトのコンテンツがずらりと並ぶのをよく目にする。こういうサイトの順位が高いのは、たいていそのドメイン名のオーソリティが高いからで、ページでちょっとブランド名に触れるだけでも高い順位を獲得できるんだ。

これについては10e20のブログに、これ以上ないというぐらいすばらしい記事「主要な雑誌や新聞にパブリシティを掲載させるために絶対に知っておかなきゃいけない14つのこと」が出ている。

6. プロフィールページを作る

これは、自分のブランドキーワードを守るという意味で作成をお勧めしているわけではない。ニッチなウェブサイトで好ましい結果をもたらす可能性があるというだけだ。たとえば、僕の会社名で検索をかけると、検索結果に僕がSphinnで作成したプロフィールと、たぶんいくつかのフォーラムのプロフィールが表示されるだろう。

こういうプロフィールページは、検索結果の上位に来る傾向があるが、登録するのは、自分が実際に利用するサイトに限定すること。AboutUs.orgなどのサイトも、ドメイン名にオーソリティがあって、各ページを自分で編集して最適化したり関連性を高めたりできるため、ブランド名で検索した場合、検索結果のかなり上位に表示される傾向がある。

まとめ

否定的なことが書かれている検索結果は、実際に企業のオンライン売上に影響を及ぼす可能性があるが、ときとして、そうした否定的な検索結果が役に立つこともある。特に、会社がいい加減なサービスやくだらない製品を提供している場合はそうだ。そうした否定的なコメントから目を逸らしていては、立派でしっかりした会社になることなんてできやしない。

僕が初めてYOUmozに書いた記事はひどかった。今振り返ってみると、穴があったら入りたい気分だ。だから僕は、前よりは多少力を入れてこの記事を書いてみた。もし僕についてもっと知りたいと思ってくれたなら、ViperChillというブログで、オンラインにおける評判管理とそれに伴うものすべて(SEO、ソーシャルメディア、コミュニケーション)について書いているので、そちらを読んで欲しい。

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