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ああ、ベガス……

こんなタイトルでごめんなさい。今日はもう本当にいろいろなことがあった長い1日だったから、良いタイトルが思いつかないの。ラスベガスのホテルWynnの19階にある部屋で、ヘトヘトに疲れきった私の脳ミソが下した判断は、テーマ通りのブログ記事に、テーマから外れたタイトルをつけるとピッタリだってことだったのよ。

ほとんどの皆さんは、私たちがラスベガスに来ている理由を知ってるでしょ。そう、検索マーケティングのイベントPubConに参加するためよ。業界のイベントに「再び戻ってくる」という体験をしたのは、今回が初めて。私のPubCon初参加は2006年のことで、会社に就職してから7週間しか経っていなかった。だから今年は前回とちょっと訳が違うのよ。今年はほぼ全員の顔がわかるし、私のことを知っている人もいて、話しかけてくれる。私のバッジを見て、「Randはどこ?」って訊くんじゃなくてね。

今日は3つのセッションに出席した。もう1つ出ようと思ってたけど、この記事を書くためにコンベンションセンターを出て、Wynnに戻ってこなくちゃならなかった。だってコンベンションセンターのネット接続ったら最悪なんだもの。ホテルに戻ってきて、12ドルのネット接続料金を支払った途端(SEOmoz様々ね!)、12時間オフラインで過ごしてる間に、電子メールが手に負えない状態になってることを知ったわ。でも、溜まりに溜まった受信箱はさておき、今日1日のことを話すわね。

ソーシャルメディア関連のセッション

多くの人は、PubConやSMXやSESに出席するたびに、「前に聞いたことがある」コンテンツを使った同じプレゼンを聞かされることにウンザリしてるわよね。これに気づいたRandが、あるソーシャルメディアに関するセッションで、一種のソーシャルメディアを持ち込んだの。具体的には、聴衆に2種類のプレゼンを提案し、どっちのプレゼンを聞きたいか投票してって呼びかけたのよ。その結果、聴衆が投票で選んだのは「ソーシャルメディアマーケティング入門」ではなく、「より大規模で綿密なソーシャルメディアキャンペーンとして、ライブリンクや評判管理プロフィールなどのために利用できる60のウェブサイト」に関するプレゼンだった。

彼が持ち出したプロフィール構築サイトの1つSlideShare.netは、私の名前で検索した場合でも最初のページにランク入りすることがよくあるサイト。ただその主要因がサイトの「新鮮さ」にあるのか、あるいはSMX Londonで私が行ったプレゼン記事にリンクしているためなのか、はたまたドメインの知名度にあるのか、その影響度合いはわからないけどね。あとどれぐらい検索結果の最初のページに居続けられるのか見守りましょう!

それからRandは、評判管理のためにDiggでプロフィールを作ることにも触れたけど、これに関しては少し妙な点に気づいたの。Diggのプロフィールはあまりにもあちこちにジャンプしすぎるってこと。たとえばね、あるDiggのプロフィールが、特定の検索フレーズで検索結果の最初のページにランク入りしていたのに、マイナス30のペナルティを食らってしまったように見えたの。関連性の低さが関係したに違いないけど、関連性の低い検索結果なんて、検索結果の最初のページにはいつだってあるじゃない。だから、Diggのプロフィールが一晩にして30位も順位を落とす理由がわからないわ。

2つ目のセッションは、ソーシャルメディアについてもっと多くの話が聞けた。例の肩書きコンテストで「SEOcial Butterfly」を頂いた私には、おそらくふさわしい内容ね。この肩書きは、名刺や入場パスにも印刷したのよ。

それからDax、昨晩あなたが私のカードに書いたことは、ちっともおもしろくなかったわ。ま、最も不適切な場合に限ってはおもしろいけど……。

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やだ! すぐ脱線しちゃう。5時間しか寝てないうえにコーヒーばかり飲んでいるせいね。そう、会議のセッションの話。

ソーシャルメディアで儲ける方法

次に参加したのは、バネッサ・フォックス氏、マイケル・グレイ氏、アレクサンダー・バーバラ氏、ローラ・フィットン氏による「ソーシャルメディアで儲ける方法」というセッションよ。

ここでは、終始1つのテーマが語られたの。つまり「ソーシャルニュース・ブックマークから来たユーザーはあなたのAdSense広告をクリックしない」ってこと。彼らがそんなことをするなんて、決して期待してはいけないのよ! アレクサンダーは、リンクベイトを実施するならまず広告を削除すべきと言ってた。広告は、ソーシャルメディアの参加者を遠ざけがちなんだって。

パネリストからこういう話が出てホッとした。だって、セッションのタイトルを見て心配してたんだもの。このタイトルだけ見たら、どうやったらソーシャルメディアのユーザーに広告をクリックさせ、そのまま購買行動につなげることができるか、っていう議論を促しそうだったから。

うれしかったのは、何回ブランド名を目にすれば頭にすり込まれるかという視点の話をマイケルがしたこと。皆この視点を見失ってると思う。自分自身のブランドを毎日目にしているせいね。だってホームページやデスクトップに存在するし、電子メールの署名にも埋め込まれてるでしょ。他の皆がブランドを覚え、どんなブランドかを理解するまでに、どのくらい繰り返し見たらいいのかということを、忘れてしまいがちなんだわ。

ローラ・フィットン氏のプレゼンは、ソーシャルメディアにおけるブランド化で、いかに莫大な利益を上げられるか、という話が中心だった。ローラは、ソーシャルメディアマーケティングの分野でコンサルタントとしてのキャリアを築き、Twitterに参加したことが、彼女自身だけでなく、彼女のブランドにも大きな力を与えたという。

また、バネッサとローラの2人は、「バックアップマテリアル」の重要性を指摘した。それぞれ異なったやり方ではあるけれど、2人はともに、1つか2つの優れたリンクベイトだけでは人をサイトに長く留めるには不十分だと助言を示した。バックアップマテリアルとは、ユーザーをサイトに誘導した元コンテンツの構成要素以外のもののこと。つまり、古い投稿、新しい投稿、リソース、ツール、コミュニティ機能などがバックアップマテリアルになり得るってわけ。アクセスした人がサイトに留まるのかサイトから離れるのを判断する材料として、バックアップマテリアルの存在が重要になるの。

マイケルはもう1つ、「期待通りの成果が得られないケース」について指摘した。特にリンクベイトでは偶然に発生してしまう可能性がある。マイケルが実例として選んだのはマイクロソフト。同社は、申し込んだ人にUSBスティックを提供したらしい。マイクロソフトは、この提示がDiggのホームページに出てしまうと予期していなかったため、わずかばかりのUSBスティックの在庫が底をつき、そこでやっと事態に気付いた次第。

ソーシャルメディアのトラフィックをこなしきれないサーバーを使っていると、期待通りの成果につながらないのはほぼ確実なこと。Digg、Slashdot、Redditなどに載ったリンクは秀逸なコンテンツを約束するものだけど、手柄を立てたとは程遠い状況でサーバーがダウンしてしまったら、その約束は果たされないでしょ。これは、セッションに参加したほとんどの人が1度くらい聞いたことのある話だけど、パネリストは高品質なサーバーとコンテンツのキャッシュの重要性に改めて触れたの。誰からもどこぞで写真をホスティングするなんて話は出なかった。これには大助かり。

◇◇◇

今日の午後、「リンクビルディング戦略」のセッションに途中まで参加してたんだけど、レイの講演が終わったところで、途中退出しなくちゃならなかった。原因はロンドン滞在中にかかった流感のせい。ときどき、どうしても咳がとまらなくなってしまう。退出する前に聞いたジム・ボイキン氏、グレッグ・ハートネット氏、そしてレイのプレゼンの内容をまとめておいたわ。

  1. 自分のウェブサイトで稼ぐつもりなら、Yahoo! Directoryは利用する価値がある。凧揚げや編み物のブログばかりですって? そうでもないわ。
  2. 戦略的ゲーム「DMOZに登録しよう」で最善の策は、祈ること。
  3. 本物の人間だと思わせることは、リンク構築キャンペーンや電子メール配信で役立つ。
  4. ディレクトリのトラフィック水準が低くても無視しよう。そこが良いディレクトリならば、経験が豊かで、ターゲットとして適合性が高く、コンバージョンに至る可能性が高いトラフィックを得ることができる。

おしゃべりが長くなったわ。食事もあまり食べていないのにコーヒーを飲みすぎちゃた。そろそろ出かけて、もう少し飲んでくるわね。

ラスベガスのどこが変だか知ってる? 全部なのよ。

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