この記事の原文は、2007年12月頭にラスベガスで開催された検索マーケティング関連のイベント「PubCon」の前に公開されたもので、「こんなおもしろいことをやるからPubConに来る人はパーティに参加してね」という内容だった。PubConは米国のイベントで、かつすでに開催後となっているため、Web担の読者でも楽しめるように、内容を変更してある。
ラスベガスで行われた検索エンジンおよびインターネットマーケティングのカンファレンスPubConで、SEOmozはまったく新しいパーティーを開いた。
以前にも、Google関係者、SEO業界連中、悪玉SEO業者、業界通などと一緒に、「Werewolf」というカードゲームで盛り上がった。参加者は村人なのだが、そのうち何人かは、昼間は人間だが夜になると狼になって村人を襲う人狼なのだ。だれが人狼なのかはゲームマスターにしかわからないなか、夜ごと村人を1人ずつ殺している人狼はだれなのかを当てるゲームだ。1つのテーブルを囲んで、ウソと悪巧みとわめき声が申し分なく交差するゲームだ。
しかし、村人がリンチされたり狼に喰われたりという設定は、あまりにも「13世紀」すぎて趣味に合わないと常々感じていたんだ。そこでわれわれは、このゲームを現代風にアレンジして、業界の人気者のイラストを描いたカードを採用することにした。そしてできたゲームの新タイトルは……
「スパムを探せ(Search Spam)」だ!
カードは全部で24枚。大勢のお気に入りSEO業界人が描かれている。それぞれに気の利いた称号をつけて、善玉SEO屋や悪玉SEO屋に任命し、スパム発信者を呼びこんだり、発見したりする権限を与える。
この「スパムを探せ」ゲームのカードは限定生産で、12月5日午後8時~10時(米国時間)に、PubConでSEOmozが開いた「人狼/スパムを探せパーティ」に参加した200人が手に入れ、パーティでプレイして楽しんだ。イラストの人物の多くが特別ゲストとして参加したということだ。
ちなみに、パーティでは飲み物や食べ物も提供されていたし、SEOmozのパーティの前にはGoogle主催のカクテル交流イベントが催された。
追伸:小さな字を読むのが最近辛くなってきた人のために。カードでは、Barry Schwartzが「円卓の善玉(White Hat of the Roundtable)」として描かれている。悪玉を買って出たRae Hoffmanのカードには、「黒い帽子をかぶった女と関わるな(Never Mess with a Woman in a Black Hat)」という注意書きつきだ。また、Natala Menezesについては、彼女の毛むくじゃらの同伴者を讃えて「ホワイトハット、キューバ主義者(White Hat, Cuba-ist)」と書かれている。これら称号のほとんどは、Mystery Guestが考え出したんだ。
追追伸:このイラストのコンセプトが大変気に入ったので、こんな名刺まで作ってみた。
SEOmoz関係者に出会ったら、必ず声をかけて名刺を見せてもらい、イラストでどんな風に描かれているかチェックしてみるといいだろう(笑)。
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