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「楽天」「Amazon」「ヤフー」出店者から寄せられた相談件数は2000件超。「デジタルプラットフォーム取引相談窓口」の運用状況+改善事例を経産省担当者に聞いてみた

2 years 7ヶ月 ago
経済産業省が2021年4月に設置した「デジタルプラットフォーム取引相談窓口(DPCD)」。設置から2年半が経過するなかでどういった成果を出しているのか。経済産業省の担当者に聞いた
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大手ECモールに対する不満や相談などを受け付ける窓口で、寄せられた相談からECモール運営の改善に向けた取り組みを進めている「デジタルプラットフォーム取引相談窓口(オンラインモール利用事業者向け)」(DPCD)。2021年4月の開設から約2年半が経過。DPCDには事業者からさまざまな相談や情報提供が寄せられている。この取り組みを主導する経済産業省商務情報政策局情報経済課デジタル取引環境整備室の仙田正文室長、デジタル取引環境整備室の法令専門官である皆川征輝弁護士に、DPCDに寄せられた相談内容や改善事例、課題などについて聞いた。

「デジタルプラットフォーム取引相談窓口(オンラインモール利用事業者向け)」(DPCD)とは

「DPCD」は、経済産業省からの委託を受け、公益社団法人日本通信販売協会(JADMA)が2021年4月1日から運営を開始した、デジタルプラットフォーム運営事業者(ECモール)を利用する事業者の相談窓口。

JADMAは、特定商取引法の第30条に位置づけられた通信販売における自主規制などの中心的な業界団体。「DPCD」は、「特定デジタルプラットフォームの透明性及び公正性の向上に関する法律」(以下「透明化法」)の実効的な運用を図るための手段の一つとして、運営されている。

◇◇◇

「特定デジタルプラットフォームの透明性及び公正性の向上に関する法律」(「透明化法」)とは

2020年5月27日に成立し、同年6月3日に公布された法律。デジタルプラットフォーム提供者が、透明性及び公正性の向上のための取り組みを自主的・積極的に行うことを基本とし、国の関与や規制は必要最小限のものとすることを規定する。

デジタルプラットフォームのうち、特に取引の透明性・公正性を高める必要性の高いプラットフォームを提供する事業者を「特定デジタルプラットフォーム提供者」として指定し、規律の対象としている。ECプラットフォームではアマゾンジャパン、楽天グループ、LINEヤフーの3社を特定デジタルプラットフォーム提供者に指定している。

窓口に寄せられた声をプラットフォームの改善につなげる「モニタリング・レビュー」

記者 記者:「デジタルプラットフォーム取引相談窓口(オンラインモール利用事業者向け)」の設置背景を教えてください。

経済産業省 皆川氏(以下「皆川氏」) 経済産業省 皆川氏(以下「皆川氏」):デジタルプラットフォームと利用事業者間の諸問題に対応するために、2020年5月に「特定デジタルプラットフォームの透明性および公正性の向上に関する法律」、いわゆる「透明化法」が成立し、2021年2月に施行しました。これに合わせてデジタルプラットフォーム取引相談窓口を開設し、経済産業省の委託事業として、オンラインモール(ECモール)はJADMAに運営を委託しています。

指定対象分野は「オンラインモール分野」と「アプリストア分野」、そして2022年からは「デジタル広告分野」も追加し、3分野それぞれに取引相談窓口を設置しています。今回は「オンラインモール分野」について説明します。

経済産業省 商務情報政策局 情報経済課 デジタル取引環境整備室 法令専門官 弁護士 皆川征輝氏
経済産業省 商務情報政策局 情報経済課 デジタル取引環境整備室 法令専門官 弁護士 皆川征輝氏

記者 記者:DPCDに寄せられた声はどのように生かされるのでしょうか?

皆川氏 皆川氏:大きく分けて次の2点です。1つ目は、ご相談いただいた利用事業者に寄り添い、悩みを解消すること。これは、DPCDの最も重要な使命です。この観点から、DPCDを運営するJADMAは、通販・ECに関する知見、デジタルプラットフォームに関する規約の見方などの面から、相談者にアドバイスをしています。

もう1つは、「モニタリング・レビュー」という政府のモニタリングの仕組みのなかで、窓口に寄せられた声をさまざまな議論につなげています

各社が開設している苦情相談対応窓口とモニタリング・レビューのフロー

各社が開設している苦情相談対応窓口の例
各社が開設している苦情相談対応窓口の例

<モニタリング・レビューのフロー>

  • 特定デジタルプラットフォーム提供者より提出された報告書と、DPCDに相談者から寄せられた声を、有識者や利用事業者の業界団体などからなるモニタリング会合での議論に反映。特定デジタルプラットフォーム提供者の運営状況についてレビューを行う
  • モニタリング会合での議論の結果を踏まえ、経済産業大臣による評価を報告書の概要とともに公表
  • 大臣評価を受けて、特定デジタルプラットフォーム提供者は運営改善に努める

記者 記者:「透明化法」施行後約3年が経過しました。法律の趣旨を教えてください。

経済産業省 仙田氏(以下「仙田氏」) 経済産業省 仙田氏(以下「仙田氏」):デジタルプラットフォームでの取引は、取引条件などを記載した利用規約やガイドラインに基づいています。デジタルプラットフォーム提供者が設定した利用規約などについて、デジタルプラットフォームを使う事業者はそれを把握・理解することが必要です。

BtoBの取引では、本来、取引条件を変更する際には、両事業者間で協議がなされるべきですが、数多くの利用事業者の取引条件を一括して取り扱う関係で、こうした取引条件の変更について利用事業者の声が反映されにくい状況があります。また、取引条件の変更に当たり、変更の理由がわかりやすく示されないこと、利用事業者側が対応するための準備時間が十分に確保されないこともあります。

そこで、「透明化法」では、利用事業者の声を寄せていただき、その声を踏まえてデジタルプラットフォームでの取引の透明化や公正化をめざしていく。これが法律の趣旨になります。

その意味で、「透明化法」を最大限生かすには、プラットフォームを利用されている事業者の声が大事です。自分の悩みを取引相談窓口に持ち込んでよいのか不安に思われる利用事業者の方もいらっしゃるでしょう。その内容は外部に漏れることはありません。ぜひ声を寄せてください。

経済産業省 商務情報政策局 情報経済課 デジタル取引環境整備室 室長 仙田正文氏
経済産業省 商務情報政策局 情報経済課 デジタル取引環境整備室 室長 仙田正文氏
デジタルプラットフォーム相談窓口 JADMA オンラインモール

対応日時:平日9時~12時、13時~17時(土日・祝日・年末年始などを除く)
問い合わせ先https://www.online-mall.meti.go.jp/
メールアドレスinfo@online-mall.meti.go.jp
電話番号:0120-088-004
FAX:03-5962-3907

第1回大臣評価では「改善見られる」

記者 記者:モニタリング・レビューのフローを教えてください。

仙田氏 仙田氏:毎年度の春に、特定デジタルプラットフォーム提供者が「透明化法」に基づいて報告書を提出するのがファーストステップです。それと並行して、DPCDには年間を通じて利用事業者から情報が常に寄せられています。

特定デジタルプラットフォーム提供者から出された報告書や利用事業者の声をもとに、有識者がモニタリング会合の場で議論し、特定デジタルプラットフォーム提供者に求める運営改善の方向性を話し合います。その結果を踏まえ、経済産業大臣が特定デジタルプラットフォームの透明性や公正性についての評価を行う――というフローです。

記者 記者:2022年の年末に大臣評価が初めて出されました。どんな感触でしょうか?

仙田氏 仙田氏:たとえば、利用事業者に対する取引条件の情報開示、苦情処理・紛争解決の体制整備は、一定の前進が見られました。大臣評価全体としては、さまざまな運営改善を求めているところであり、本年度のモニタリング・レビューの過程でフォローアップを進めているところです。

モニタリング・レビューによるプラットフォームの改善サイクルのイメージ
モニタリング・レビューによるプラットフォームの改善サイクルのイメージ

大臣評価

大臣評価とは、経済産業大臣が特定デジタルプラットフォームの透明性及び公正性について行う評価のこと。2022年12月22日に初めて経済産業省が取りまとめを発表した。「透明化法」上、規制対象である「特定デジタルプラットフォーム提供者」は、評価の結果を踏まえ、プラットフォームの透明性と公正性の自主的な向上に努めなくてはならない。大臣評価では、特定デジタルプラットフォーム提供者には下記の取り組みを期待するとしている。

  • 利用事業者にとって重要な情報が埋もれてしまうことがないよう、わかりやすく開示する取り組み・工夫
  • 利用事業者や社会全体から信頼を確保し、相互理解を促進するための手続・体制の整備
  • 苦情処理・紛争解決に係る取り組みの客観的な評価に資する情報の積極的な開示

記者 記者:大手のデジタルプラットフォームが改善に向けて取り組みを進めています。実際に変わってきたと感じている点は。

皆川氏 皆川氏:大臣評価を初めて公表したのが2022年の年末で、次の定期報告書が2023年5月。準備時間が短く、まだ「抜本的に大きく変わった」というフェーズではありませんが、各社改善に向けてさまざまな検討を進めているといった報告が見られました。

たとえば、取り引きが大規模になっていく過程で、規約がどんどん複雑になっていきます。そうしたなか、今後に向けて規約をわかりやすくするために努力しているという報告がありました。このような動きについて記載があったことは前進だと見ています。

苦情相談に対応するための各モールの取り組み

大臣評価では「透明化法の施行により、特定デジタルプラットフォーム提供者による提供条件等の情報開示は総じて改善している」と評価されている。苦情処理・紛争解決などの体制整備についても、前向きに取り組んでいる姿勢が伺えたという。

経済産業省の発表によると、利用事業者向けのアンケート調査結果では、約7~8割の利用事業者が「特定デジタルプラットフォーム提供者による情報開示や相談窓口での対応がよりわかりやすく丁寧になった」と回答した。

DPCDに寄せられる相談を通じて、特定デジタルプラットフォーム提供事業者から利用事業者への対応が今後も改善されることが期待できる。

◇◇◇

自社優遇行為の改善状況は?

デジタルプラットフォームの利用事業者からは、違反行為に対する措置、商品・アプリの表示順位、利用事業者の事業活動に関するデータ利用などの場面で「特定デジタルプラットフォーム提供者が自社や関係会社を優遇しているのではないか」と懸念する声も多い。

これまでのモニタリング会合では、各社から、自社優遇行為の有無などについて説明された。大臣評価では「利用事業者との相互理解に向けた第一歩として評価できる」とする一方、「各社には、自社及び関係会社の優遇の有無、自社優遇がある場合はその正当性について、客観的に検証できるようなかたちで情報開示や体制整備を進め、その内容を説明していくことを期待する」とも記されている。

記者 記者:長期的な目線が必要ということですね。

皆川氏 皆川氏:そうですね。「透明化法」では、政府が指定対象事業者の取り組みをモニタリングしていくという仕組みを採用していますので、長期的な視点が必要です。

現在もモニタリング・レビューをしており、有識者や利用事業者の業界団体など、さまざまなバックグラウンドを持つ方々に議論いただいています。2024年1月9日現在、2023年度の大臣評価案のパブリックコメントを募集しています。その後、正式な大臣評価を公表する予定です。それを踏まえて、今後も徐々に変化や改善を進めていくイメージです。

記者 記者改善のための“現場の声”として、出店している利用事業者の声が大切なのですね。

皆川氏 皆川氏:そうです。「定期報告書に書かれていることと実際の現場では異なる」といった気付きは、当事者である現場の声がなければわからない。経済産業省はデジタルプラットフォーム提供者でもなければ、出店する利用事業者でもないからです。

デジタルプラットフォーム側が「改善している」と言っても、利用事業者に寄り添う改善が本当にされているかどうかはわかりません。それを判断する意味でも、利用事業者から寄せられる声はとても重要です。

2022年度の情報提供件数は2045件。相談上位は「苦情の申し出又は協議の申入れをするための方法に関する事項」「取引条件の変更に関する事項」

記者 記者:これまで特定デジタルプラットフォーム利用事業者からDPCDに寄せられた情報提供の件数を教えてください。

皆川氏 皆川氏2022年度の件数は、合計で2045件です。JADMAがDPCDで受け付けた声のほか、経済産業省に直接入ってくる声も加えています。またこの件数には、ネガティブな問い合わせだけではなく、ポジティブな内容や不明点を確認するだけの内容も含みます。

我々は、JADMAから報告を受けた相談件数だけを見ているのではなく、毎週、JADMAとミーティングを行い、内容を把握するとともに、対応策について話し合っています。定期的なミーティングだけでなく、ホットラインでつながっていますので、緊急対応することもあります。JADMA、特定デジタルプラットフォーム提供者を交えた3者協議を行うこともあります。

記者 記者:利用事業者からの相談内容は。

皆川氏 皆川氏:特定プラットフォーム提供者に対する「商品等提供利用者(利用事業者)からの苦情の申し出又は協議の申し入れをするための方法に関する事項」が最も多いです。「ECモールに対して苦情の申入れや相談をしたけど、納得のいく対応をしてもらえない」といったご相談です。

これと同じくらい多い相談内容として、「取引条件の変更に関する事項」があげられます。デジタルプラットフォーム側による取引条件の変更理由は、一定程度の開示が進んでいるのは確かですが、まだ変更理由が不明確だったりすることもあります。それに関連する相談も多いですね。

2022年度に「デジタルプラットフォーム取引相談窓口(オンラインモール利用事業者向け)」に寄せられた情報提供の内訳
2022年度に「デジタルプラットフォーム取引相談窓口(オンラインモール利用事業者向け)」に寄せられた情報提供の内訳

相談者事業者の事業者名は秘匿

記者 記者:相談する側は、DPCDに連絡をしたり、経産省に相談したりすることに対して、情報の扱われ方などの面で心理的なハードルがあるのでは。

皆川氏 皆川氏情報管理は厳格に運営しています。情報を寄せていただいた事業者側に同意を得ることなくプラットフォーム提供者に個社の具体的な名前を出したりすることは決してありません事前に事業者側の許諾を得て、ご希望を踏まえた上で我々が動くというスタンスです。

相談料は無料ですし、フリーダイヤルなので電話代の負担もありません。また、ホームページにはWebフォームを設けています

事業者はWebからも「DPCD」窓口に相談できる
事業者はWebからも「DPCD」窓口に相談できる

仙田氏 仙田氏:利用事業者にはご不安なく、どんどん相談や意見を寄せてほしいです。デジタルプラットフォーム提供者は報告書で「こういう措置を講じました」と記載しますが、そうした取り組みを評価する際に、利用事業者からの視点が大事になります。

現場目線のリアルな反応をデジタルプラットフォーム提供者側にフィードバックすることにより、デジタルプラットフォームの円滑な運用改善につながると考えています。

デジタルプラットフォーム デジタルプラットフォーム取引相談窓口

利用事業者からの声(2022年4月以降に相談窓口に寄せられた声の一例)

アカウント・出品停止措置について

  • 商品やアカウント停止措置にあたっては状況に合わせた判断をする印象で、その判断に理不尽さは感じない
  • 商標権の区分が異なっているのに商標権の侵害についての申し立てを受け付けてしまう
  • アカウントを停止され、指摘通り改善をしたがアカウントが復活しなかった。何回もやりとりをしたあげく、問題が判明して復活した。すべての指摘について、なぜ違反なのか、その理由もきちんと回答してくれなかった

提供条件の変更について

  • 各プラットフォームとも事前の告知が丁寧にされるようになった
  • プラットフォームの一方的な利用規約変更による取引条件の変更があった。どのプラットフォームでも理不尽と思われる規約やルール変更が行われて、従わざるを得ない

苦情処理・紛争解決の状況について

  • 担当者は問い合わせにも応えてくれるし、アドバイスもくれる。罰点制度へも「これは不可」と教えてくれ、0点を保持できている
  • 出店者にアンケートを募り意見を積極的に反映している。アンケート結果も開示し、実際に改善されている
  • 担当者の知識不足、質問への適切な回答が得られないと感じる
  • 問い合わせ・相談の連絡先がわからない、またはわかりにくい

返品・返金の取り扱い

  • 「品質不良」として返品されたが実際は9割が使用済みだった。「品質不良」であれば9割も使用するはずもなく、申し立てをしたが、「倉庫内または配送中の破損、紛失以外は対象外」として補てんを受けられなかった
  • 商品を注文して受け取らない顧客がいるが、商品差し戻しとなった場合でも、いったん送った送料は事業者負担しなくてはならない

自社及び関係会社の優遇・検索順位について

  • 自社サービスを使っているところが優先とわかりやすい
  • 強制退店のガイドラインができて正当な業者が検索順位で上に行きやすくなった
  • 実際に順位の決め方などは不透明に思える。広告枠の中の表示順についても何が反映されているかわかりにくい
  • 仕組みの説明は受けているが、販売実績などを総合的に加味して決定されるため、実際にどうやったら検索順位が上がるか明確ではない。配送日数を短縮するなどプラットフォームが指定する条件をクリアしても、条件を満たしていない店舗が上位にくることが多々ある

その他

相乗り出品に伴う課題

  • 同じ商品なので相乗りしていたがサイズ違いでカタログが2つ存在していたらしく、それが1つになったらサイズ表記に誤りが生じた。自分にカタログの修正権利が無いので修正を依頼したが直してもらえない
  • 購入した商品が壊れたので修理を依頼したらメーカーから偽物だと言われた(消費者)
  • 最初は自分の商品だけだったが、そのうち偽物を作るメーカーが相乗りしてきてその商品の購入者から「偽物だった。」とレビューをされ、本物を売っている自分のところの商品まで偽物だと思われて売れなくなってしまった
  • 自分のところで商品を作って販売しているが、転売ヤーに相乗りされてしまって消費期限の過ぎた化粧品を売られてメーカーである自分のところにクレームが来てしまった
  • メーカーとして出品しており商品を売り切ったので廃番にしたが、転売ヤーが相乗りで商品を掲載しているためメーカーなのにカタログを削除することができない

不正行為の取り締まり

  • 他のオンラインモールの出品者に無断で画像などを使用され、無在庫転売の被害に遭っていることを出店しているオンラインモールに相談したが、店舗同士で解決するように回答するだけであった
  • 競合他社と思われるところから当面の在庫枠を押さえられてしまう数の不正注文があり、前払いの入金待ちの一定期間を過ぎるとキャンセルや勝手な返品など妨害行為と思われる注文が続いている。それによってこちらの健全性を落として自社がカートを取ろうという魂胆
  • 月に4000件の架空注文を入れられて、もちろん発送できず、在庫は押さえられて受注できず、結果キャンセルとなり健全性も悪くなった。出品停止の解除はしてくれたが、その悪意ある相手先の取り締まりなど何もしてくれない

商品の販売価格の推奨

  • 競争力のある価格に設定せねば、販売件数が激減する
  • 競争力のある価格でないと判断されると、おすすめ出品に掲載されず、当該カタログ上におすすめ出品の基準を満たす商品がないと在庫切れかのような簡素な表示になるため、値下げせざるを得ない

販売手数料の事前説明なしの設定・変更

  • 販売していたカテゴリーとは異なる販売手数料カテゴリーの手数料率(商品カテゴリーに当てはめた場合よりも高い手数料率)で手数料を請求された
  • カテゴリーが違っていることについて質問をしたが、なぜその販売手数料カテゴリーが正しいのか説明を受けることができなかった

業界発展をめざして継続的にモニタリング

記者 記者:「透明化法」の施行から約3年が経過しました。今後の展望を教えてください。

仙田氏 仙田氏:デジタルプラットフォームは、技術の進展とともにビジネスモデルが変わります。このため、継続的なモニタリングが重要です。現在は、2022年度の大臣評価を踏まえ、2年度目のモニタリングを進めています。モニタリングの手法についても、確立されたものがあるわけではなく、過年度の経験を振り返りながら、より良い在り方を追求していく必要があります。

記者 記者:これまでの「透明化法」を振り返って、評価できるところは。

仙田氏 仙田氏:デジタルプラットフォーム提供者の運営改善に向けた取り組みについて「見える化」がなされた、との声をいただいています。運営改善がある程度なされた課題もある一方で、継続的に運営改善を求めていく必要がある課題もあります。我々としても、PDCAを回しながら、法律の執行に当たっています。

記者 記者:「透明化法」のもとで対策を進めていくにあたって、今後の展望を教えてください。

仙田氏 仙田氏デジタルプラットフォーム提供者と利用事業者の間の取引環境を改善することを通じて、市場全体を発展させていくことをめざしています。そのためにも、デジタルプラットフォームを利用している事業者にDPCDを積極的に利用いただきたいと思います。

「DPCD」の窓口の様子
「DPCD」の窓口の様子
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キヨハラサトル
吉田 浩章

景表法への対応、売上アップにつなげる運用施策、成功事例などを学べる無料のアフィリエイト運用セミナーを1/24に渋谷で開催【広告主向け】

2 years 7ヶ月 ago

一般社団法人 日本アフィリエイト協議会(JAO)は1月24日(水)、「広告主向けアフィリエイト運用実践セミナー」を東京都渋谷区とオンラインで開催する。

広告主向けアフィリエイト運用基礎セミナーはこちら

第1部では日本アフィリエイト協議会事務局より、アフィリエイト・ビジネスの基礎知識や運用面での基本施策、広告主側が知っておかなければならない法律(景品表示法、薬機法、医療ガイドラインなど)、アフィリエイターによる不正・違反行為の対応策などについて解説する。

第2部では鈴木珠世氏(すずきたまよ事務所)が、アフィリエイト広告を利用している広告主のアフィリエイト担当者、代理店を対象に、運用方法の基礎、アフィリエイト運用の課題へのアプローチについて解説する。

アフィリエイト・プログラムを利用している広告主、またはアフィリエイト広告の出稿を検討している事業者が対象。アフィリエイト運用を手がける広告代理店、ASPも参加可能(JAO正会員限定)。

●セミナープログラム

 13:40~14:00 受付(オンライン配信開始)

 14:00~14:50 日本アフィリエイト協議会(JAO)事務局講座

 14:50~15:00 休憩

 15:00~16:15 鈴木珠世氏によるアフィリエイト講座

 16:15~16:30 質疑応答

 16:30 オンライン配信終了

 16:30~17:00 個別相談&個別質問タイム(現地参加者限定)

 17:00 終了予定

 17:15~19:15 懇親会(任意参加)

●開催概要

  • セミナー名:【JAO】広告主向けアフィリエイト運用実践セミナー
  • 日程:2024年1月24日(水)
  • 時間:14:00~17:00 (受付&オンライン配信開始13:40~)
  • 場所:アットビジネスセンター渋谷東口駅前 306号室 東京都渋谷区渋谷2-22-8 名取ビル3階[地図
  • 参加費:無料(懇親会参加費は5000円)
  • 定員:現地参加は先着20名(1社あたり2人まで)、オンライン視聴・録画視聴は条件あり
  • 主催:一般社団法人 日本アフィリエイト協議会(JAO)事務局
  • 詳細と申込みhttps://www.japan-affiliate.org/news/koukoku241024/
藤田遥

スイーツECの「おいもや」、上場企業の傘下に。「アルファベットチョコレート」の名糖産業が買収

2 years 7ヶ月 ago

「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー(楽天SOY)」常連店でスイーツECを手がける、おいもや」が、食品メーカーの名糖産業の傘下に入る。

名糖産業はアルファベットチョコレートなどの製造・販売を手がける東証プライム市場、名証プレミア市場の上場企業。おいもやと、おいもや代表取締役の関谷夕佳氏が大株主で干し芋と焼き芋の製造・販売を手がける平松商店の全株式を取得し、完全子会社化する。株式の譲渡実行予定日は1月22日。

おいもやの株主は合同会社おいもやセブン、平松商店の株主は関谷氏を含めた4人。名糖産業はそれぞれの株主から全株主を買い取る予定。

おいもやは、「楽天SOY」のスイーツ部門で16年連続ジャンル賞を獲得するなどスイーツECの有力店。干し芋・焼き芋の製造・加工会社である平松商店のネット通販部門を独立する形で、関谷氏が2007年に立ち上げた。

「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー(楽天SOY)」常連店でスイーツECを手がける、おいもや」が、食品メーカーの名糖産業の傘下に入る
「おいもや」のWebサイト(画像は編集部がキャプチャ)

2023年9月期業績は、売上高が21億3900万円、営業利益は1億8600万円、経常利益は1億9100万円、当期純利益は1億3400万円。直近3年間でのピークは2021年9月期で、売上高は22億9900万円、当期純利益は2億3700万円を計上している。

買収価格は非公表。外部機関による法務、税務、財務デュー、デリジェンスの結果を勘案し、合理的なバリュエーションを実施して株式取得価格を決定しているという。

名糖産業は中期経営計画の成長戦略として「M&A等による事業拡張」を掲げ、「業容拡大・利益創出に向けたM&Aへのチャレンジ」「グループ会社間のシナジー強化」に取り組むとしていた。

おいもやを買収することで、名糖産業は「両社の強みを生かした事業展開が推進でき、将来に向けた当社グループのさらなる業容拡大および利益創出につながるものと判断した」と説明している。

瀧川 正実

2024年 SEOと検索エンジンの予想

2 years 7ヶ月 ago

ここ2年ほど年初にその年の検索エンジンやSEOについて勝手に予想してきましたが、せっかくなのでアメブロ全体のアクセスにちょびっと貢献する意味も込めて今年もやってみたいと思います。

 

2022年 

 

2023年

 

2024年は元旦から自然災害が発生するという誰も予想していなかったスタートとなりました。

改めて被災者の方に心よりお見舞い申し上げるとともに犠牲者の方のご冥福をお祈り申し上げます。

 

さて、2024年のSEO・検索エンジンについての予想ですが結論からいうと2023年の流れのままであろうと思います。

 

1.アルゴリズムは信頼性重視になる

昨日、ちょうど辻さんとも話していましたが、アメリカで11月には大統領選が行われます。大統領選前にはフェイクニュースが流れないように徹底するのがGoogleの姿勢であると認識しています。

そのためにはEEATの旧EAT部分、Expertise、Authoritativeness、Trustがより重要視されると考えられます。昨年より影響の出始めたもう一つの「E」であるExperienceに反しては今年の前半から中盤くらいで一旦弱まるのではないかと考えます。ただ、この旧EATは概念ですので、何をもってEATが高いと判断するのかは現時点で不明です。これまでの傾向を見ると大規模サイトが有利であったり、被リンクが多いものが有利であったり、サイテーション(指名検索やメンション)が多いものが有利であったりしましたが、そのままなのかより複雑な指標が入ってくるのかは分かりません。

いずれにしても小規模サイト、新興サイト、個人サイトや個人ブログ等について逆風になる可能性は高いと思われます。

我々にできることは結局のところサイトやコンテンツの信頼性を高めるための質の良いコンテンツを作り続けることと浮き沈みがあっても諦めずにサイトの運営を続けていくことしかないと思われます。それが、サイトの規模を大きくし、被リンクを増やし、サイテーションを増やしていくことにつながるはずです。

また、メーカーや店舗等のリアルなビジネスの場合はサイトの中身だけでなく、実際の商品やサービスがそれらにつながっていきます。ビジネスの品質そのものを高めることこそが最強のEAT対策と言えるかもしれません。

2.SGEは一般にはローンチされない

GoogleのSearch Generative Experienceそのものは益々進化していくと思います。Bardもそうですが、大規模言語モデルはますます発展するとみられますしハルシネーションへの対策もしてくるでしょう。現在SGEは、Search Labs経由での提供となっており一般に広く公開しているわけではありません。SEOの専門家の中にはSGEが2024年の早い段階で通常のGogole検索に実装されると予想している方もいらっしゃいますが、私は早くても年末、おそらく今年の実装はないと予想します。

社会情勢が不安定な中でハルシネーションのリスクがあるものをGoogleがリリースする可能性は低いと考えているからです。イスラエルでもウクライナでも戦争が起こっているうえに、アメリカの大統領選もあります。生成系AIの特徴をかんがえると(だいぶ)がんばればハルシネーションを発生させることはできなくないかもしれません。そのリスクはGoogleも考慮するでしょう。

また、そもそもSGEというかBardからですがMicrosftの対抗策だったはずです。そのMicrosft、Bingの利用率は増えているとは言えない状況だと思います。そんな中でSGEをリリースするというリスクをGoogleが背負う必要はないと考えます。

3.Googleの収益戦略の加速

昨年は検索結果の途中にリスティング広告が差し込まれたり、動画検索がYouTubeだらけになりその先のYouTubeでは広告が増えたりと、明らかにGoogleの収益化戦略が加速していました。Googleはもはやインフラではあるものの一般企業であり、また昨年は大規模なレイオフを行ったことからも理解できる部分はあります。ただ、さまざまなところで広告が増加したりGoogleの資産への誘導がなされたりという部分は、我々サイト運営者やSEOsにとってはつらいところではあります。

しかしながら、この流れというのは止まらないのではないかと思います。動画検索がいまから元の姿に戻りYouTube以外の動画コンテンツにトラフィックを流すという可能性は少ないでしょう。SERPsからリスティング広告を減らすこともないでしょう。

これからはさまざまなバーティカルサーチにおいてGoogleがビジネスを展開する可能性も考えておかなければならないかもしれません。

 

4.スパム対応の厳格化

Googleはトラスト、セーフティーに関わるチームをレイオフ時に解散させるなど、検索者が望む姿と逆行するような気配がありました。しかしながら、ホスト貸し(寄生サイト)を中心にスパムへの対応は引き続ききっちりと行われています。恥ずかしながらアメブロ上でもスパムは存在し(多くはスパムフィルタでブロックされます)それらへのマニュアルアクションは現在でもしっかりと行われている状態です。

Googleは引き続き世界中のスパムの実態を把握しようと努力していることも知っていますし、特に(過去のリンクスパム大国だった)日本の現状には気を配っています。一部の知恵を絞ったリンクスパムに関してもGoogleは対応策を検討しているようですし、引き続きホスト貸しに関しては対処していくものと思われます。

5.ユーザー行動の重要性の向上

Googleの人と話していても、User Behaviorへのフォーカスを進められます。昨年すでにその傾向は見られていましたが今年はよりその傾向は強まるかもしれません。User BehaviorはCTRや直帰率などの単純なものだけを指標にしなければスパムされにくいという特徴もあるでしょう。また、ユーザーが本当に良いと思っているサイトを炙り出すのに適していると思われますので、よりユーザーにフォーカスした、ユーザーに優しいアルゴリズムになると考えられます。

一方で、「1」に記したような信頼性というところとは相反するものが上がる危険性が捨てきれないことから、ユーザー行動指標が強くなるのは今年の前半だけかもしれません。ただ、大統領選が終わったり、社会情勢が安定したりした際には、かならず今よりも強くなる指標ではないかと思います。

 

6.SEO業界の若手の台頭

これは希望です。そろそろ世代交代の時期に入っていると思います。さまざまな場でSEOを生業にしている方と交流させていただきますが、若い方には本当に優秀な方が多いです。弊社でもSEOに関わる人、SEO専門の人だけでなくエンジニアやデザイナー、プロダクトマネージャーなどだいぶ若返りました。おじさんは私一人ということが多いです。(もはやおじいちゃんの扱いをされていますが)ぜひ若い方は横のつながりをもっていただきお互いを高め合っていただきたいと思います。

 

ということで簡単ではありますが2024年のSEOを勝手に予想してみました。

先にも書いたように、今年はあまり動きがなさそうな気がするので書き始めて「書くことがない」ことに気づいてしまいました。。なので若干無理矢理感があるかもしれませんがご容赦いただければと思います。

 

@kimuyan

 

2024年 SEOと検索エンジンの予想

2 years 7ヶ月 ago

ここ2年ほど年初にその年の検索エンジンやSEOについて勝手に予想してきましたが、せっかくなのでアメブロ全体のアクセスにちょびっと貢献する意味も込めて今年もやってみたいと思います。

 

2022年 

 

2023年

 

2024年は元旦から自然災害が発生するという誰も予想していなかったスタートとなりました。

改めて被災者の方に心よりお見舞い申し上げるとともに犠牲者の方のご冥福をお祈り申し上げます。

 

さて、2024年のSEO・検索エンジンについての予想ですが結論からいうと2023年の流れのままであろうと思います。

 

1.アルゴリズムは信頼性重視になる

昨日、ちょうど辻さんとも話していましたが、アメリカで11月には大統領選が行われます。大統領選前にはフェイクニュースが流れないように徹底するのがGoogleの姿勢であると認識しています。

そのためにはEEATの旧EAT部分、Expertise、Authoritativeness、Trustがより重要視されると考えられます。昨年より影響の出始めたもう一つの「E」であるExperienceに反しては今年の前半から中盤くらいで一旦弱まるのではないかと考えます。ただ、この旧EATは概念ですので、何をもってEATが高いと判断するのかは現時点で不明です。これまでの傾向を見ると大規模サイトが有利であったり、被リンクが多いものが有利であったり、サイテーション(指名検索やメンション)が多いものが有利であったりしましたが、そのままなのかより複雑な指標が入ってくるのかは分かりません。

いずれにしても小規模サイト、新興サイト、個人サイトや個人ブログ等について逆風になる可能性は高いと思われます。

我々にできることは結局のところサイトやコンテンツの信頼性を高めるための質の良いコンテンツを作り続けることと浮き沈みがあっても諦めずにサイトの運営を続けていくことしかないと思われます。それが、サイトの規模を大きくし、被リンクを増やし、サイテーションを増やしていくことにつながるはずです。

また、メーカーや店舗等のリアルなビジネスの場合はサイトの中身だけでなく、実際の商品やサービスがそれらにつながっていきます。ビジネスの品質そのものを高めることこそが最強のEAT対策と言えるかもしれません。

2.SGEは一般にはローンチされない

GoogleのSearch Generative Experienceそのものは益々進化していくと思います。Bardもそうですが、大規模言語モデルはますます発展するとみられますしハルシネーションへの対策もしてくるでしょう。現在SGEは、Search Labs経由での提供となっており一般に広く公開しているわけではありません。SEOの専門家の中にはSGEが2024年の早い段階で通常のGogole検索に実装されると予想している方もいらっしゃいますが、私は早くても年末、おそらく今年の実装はないと予想します。

社会情勢が不安定な中でハルシネーションのリスクがあるものをGoogleがリリースする可能性は低いと考えているからです。イスラエルでもウクライナでも戦争が起こっているうえに、アメリカの大統領選もあります。生成系AIの特徴をかんがえると(だいぶ)がんばればハルシネーションを発生させることはできなくないかもしれません。そのリスクはGoogleも考慮するでしょう。

また、そもそもSGEというかBardからですがMicrosftの対抗策だったはずです。そのMicrosft、Bingの利用率は増えているとは言えない状況だと思います。そんな中でSGEをリリースするというリスクをGoogleが背負う必要はないと考えます。

3.Googleの収益戦略の加速

昨年は検索結果の途中にリスティング広告が差し込まれたり、動画検索がYouTubeだらけになりその先のYouTubeでは広告が増えたりと、明らかにGoogleの収益化戦略が加速していました。Googleはもはやインフラではあるものの一般企業であり、また昨年は大規模なレイオフを行ったことからも理解できる部分はあります。ただ、さまざまなところで広告が増加したりGoogleの資産への誘導がなされたりという部分は、我々サイト運営者やSEOsにとってはつらいところではあります。

しかしながら、この流れというのは止まらないのではないかと思います。動画検索がいまから元の姿に戻りYouTube以外の動画コンテンツにトラフィックを流すという可能性は少ないでしょう。SERPsからリスティング広告を減らすこともないでしょう。

これからはさまざまなバーティカルサーチにおいてGoogleがビジネスを展開する可能性も考えておかなければならないかもしれません。

 

4.スパム対応の厳格化

Googleはトラスト、セーフティーに関わるチームをレイオフ時に解散させるなど、検索者が望む姿と逆行するような気配がありました。しかしながら、ホスト貸し(寄生サイト)を中心にスパムへの対応は引き続ききっちりと行われています。恥ずかしながらアメブロ上でもスパムは存在し(多くはスパムフィルタでブロックされます)それらへのマニュアルアクションは現在でもしっかりと行われている状態です。

Googleは引き続き世界中のスパムの実態を把握しようと努力していることも知っていますし、特に(過去のリンクスパム大国だった)日本の現状には気を配っています。一部の知恵を絞ったリンクスパムに関してもGoogleは対応策を検討しているようですし、引き続きホスト貸しに関しては対処していくものと思われます。

5.ユーザー行動の重要性の向上

Googleの人と話していても、User Behaviorへのフォーカスを進められます。昨年すでにその傾向は見られていましたが今年はよりその傾向は強まるかもしれません。User BehaviorはCTRや直帰率などの単純なものだけを指標にしなければスパムされにくいという特徴もあるでしょう。また、ユーザーが本当に良いと思っているサイトを炙り出すのに適していると思われますので、よりユーザーにフォーカスした、ユーザーに優しいアルゴリズムになると考えられます。

一方で、「1」に記したような信頼性というところとは相反するものが上がる危険性が捨てきれないことから、ユーザー行動指標が強くなるのは今年の前半だけかもしれません。ただ、大統領選が終わったり、社会情勢が安定したりした際には、かならず今よりも強くなる指標ではないかと思います。

 

6.SEO業界の若手の台頭

これは希望です。そろそろ世代交代の時期に入っていると思います。さまざまな場でSEOを生業にしている方と交流させていただきますが、若い方には本当に優秀な方が多いです。弊社でもSEOに関わる人、SEO専門の人だけでなくエンジニアやデザイナー、プロダクトマネージャーなどだいぶ若返りました。おじさんは私一人ということが多いです。(もはやおじいちゃんの扱いをされていますが)ぜひ若い方は横のつながりをもっていただきお互いを高め合っていただきたいと思います。

 

ということで簡単ではありますが2024年のSEOを勝手に予想してみました。

先にも書いたように、今年はあまり動きがなさそうな気がするので書き始めて「書くことがない」ことに気づいてしまいました。。なので若干無理矢理感があるかもしれませんがご容赦いただければと思います。

 

@kimuyan

 

【能登半島地震】石川県、企業・団体からのまとまった規模の義援物資の提供を受付

2 years 7ヶ月 ago

能登地方を震源とする能登半島地震で石川県は、企業・団体からのまとまった規模の義援物資の提供を受け付けている。

能登地方を震源とする能登半島地震で石川県は、企業・団体からのまとまった規模の義援物資の受け付けをスタート
石川県の義援物資受け入れのお知らせ(石川県のWebサイトからキャプチャ)

石川県健康福祉部厚生政策課が、電子申請、メール、FAXで企業・団体からの申し出を受け付け、義援物資の内容を確認した後、被災地のニーズを踏まえて企業・団体へ連絡する。

企業・団体には、直接搬入ではなく指定した場所への送付を要請している。交通渋滞の発生などが救命活動の妨げとなる可能性があるため。

なお、企業・団体からのまとまった規模の義援物資に限定し、個人からの提供を受け付けていないのは、仕分けなどの手間を考慮したため。個人には義援金などの検討を提案している。

  • 電子申請:1種類のみの場合はこちら、複数種類の場合はこちら
  • E-Mail:kousei@pref.ishikawa.lg.jp
  • FAX:076-225-1409
  • 電話:076-225-1413/076-225-1411
瀧川 正実

【JAL航空機火災の影響】日本郵便、関東や東海地方などへ配送する一部荷物で遅延が発生

2 years 7ヶ月 ago

羽田空港で起きた日航機衝突事故の影響を受け日本郵便は1月4日、ゆうパックなど一部荷物の配送に遅延が生じていると発表した。

羽田空港を発着する一部航空便の欠航が発生しているのが主な理由。

遅延が起きているのは、北海道・東北・関東・信越・東海地方などの地域で引き受け、または配達する郵便物、ゆうパックなどの一部荷物。

瀧川 正実

全国メディアプロフィールサーベイ2023

2 years 7ヶ月 ago

電通は、ADKマーケティング・ソリューションズ、朝日新聞社、中日新聞社、日本経済新聞社、毎日新聞社と共同で「全国メディアプロフィールサーベイ2023」を提供。47都道府県の3万人強を対象とした主要メディアの接触動態調査。都道府県別の分析ができる類似の調査としては、ビデオリサーチが「全国新聞総合調査」(J-READ)を提供していたが、2021年度調査で終了していた。

https://www.dentsu.co.jp/news/business/2023/1222-010677.html

noreply@blogger.com (Kenji)

【能登半島地震の影響】ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便の配送状況まとめ(1月4日現在)

2 years 7ヶ月 ago

1月1日に発生した能登半島地震の影響で、大手配送キャリアは荷物の配送に遅れが生じていると発表している。

ヤマト運輸

ヤマトホールディングスは1月4日17時現在、全国から石川県の一部、富山県の一部に向けた荷物の預かりを停止。石川県と富山県の一部地域から全国宛ての荷物の預かりを停止している。

同様に、全国から石川県と富山県の一部、石川県と富山県の一部地域から全国に配送する荷物に遅れが生じている。

佐川急便

1月4日14時現在、富山県全域、石川県全域(荷物の預かり・配送を停止している地域を除く)への荷物の預かり、配送に遅れが生じている。

石川県の七尾市・輪島市・羽咋市・珠洲市・鹿島郡・羽咋郡(志賀町)・鳳珠郡(穴水町・能登町)では集配業務を停止。そのため、この地域に向けた全国からの荷物の預かりを停止している。

なお、これらの地域では安全を確認しながら集配しているが、状況により遅れや配達ができない可能性があるとしている。

日本郵便

1月4日9時現在、全国から石川県の七尾市、珠洲市、輪島市、羽咋郡志賀町、鳳珠郡穴水町、鳳珠郡能登町、鹿島郡中能登町の全域、新潟県新潟市西区の一部に向けて配送する荷物(ゆうパック、ゆうパケット、ゆうメール)の預かりを停止。

これら石川県の地域から全国宛てに送る荷物の引き受けも停止している。

なお、石川県、新潟県、北海道、山形県、長野県、富山県、福井県、兵庫県の一部において、荷物の引き受け、ゆうパックなどの配送に遅れが生じている。

瀧川 正実

【2024年注目の生成AI】米国企業の責任者が語る小売業における課題+期待される活用方法とは | 海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ

2 years 7ヶ月 ago
AIを活用した支援サービスを手がける米国企業の責任者が、米国小売市場におけるAI活用の悩みやその解決策を語ります

米国のEC専門誌『Digital Commerce 360』が、AI(人工知能)を活用した小売事業者への支援事業を手がけるスタートアップ企業Kognitos(コグニトス)のオペレーション責任者ドレイトン・ウェイド氏をインタビュー。小売業におけるAI戦略の活用について聞きました。

小売企業からの声「生成AIの導入はどこから手をつけていいかわからない」

小売業にとって、11月下旬のセールイベント「ブラックフライデー」からホリデーシーズンの出荷締め切りまでの期間は、あっという間に感じられるかもしれません。多くの注文への対応や、締め切りに追われるなか、この数週間の期間は事業者のオペレーションやカスタマーサービス部門に「あらゆるリソースを最大限に活用しなければならない」というプレッシャーが降りかかってきます。

そしてそのリソースには、AIリテール戦略への新たな投資も含まれています。迅速かつ効率的なオペレーションとカスタマーサービスは、ビジネス向けのオートメーションプラットフォームを提供しているコグニトスが注力している分野。コグニトスは2023年11月、2000万ドルのシリーズA(スタートアップに対する投資ラウンドの1つの段階、シリーズAは数億円~十数億円程度)の資金調達を完了し、さらなる成長をめざしています。

コグニトスは、小売業や消費者向けのパッケージ商品、製造業や物流でのユースケースに取り組んでいます。コグニトスのサービスを採用している企業には、食品大手の米ペプシコ、インドに本社を置くIT大手のウィプロ、センチュリー・サプライ・チェーン・ソリューションズ、交通機関向けの座席製造などのノーコ・インダストリーズなどがあります。

コグニトスのサービス導入を検討する事業者の経営層からは、「自社のビジネスにAIを活用した戦略が必要なのはわかっている。たとえば、生成AIを導入したいのはやまやまだ。しかし、安全性についてさまざまな懸念があり、どこから手をつけていいかわからない」という声がよく聞かれています。(ウェイド氏)

さまざまな懸念からAIの活用をためらう経営者が多い
さまざまな懸念からAIの活用をためらう経営者が多い

企業の経営層はAI活用に意欲も、安全性に懸念

経営者がこのような視点を持っていることは、ビジネスの世界における機運を反映しています。ITソリューションインテグレーター会社のInsight(インサイト)と調査会社Harris Poll(ハリス・ポール)が行った2023年の調査によると、フォーチュン500(米国のフォーチュン誌が年1回編集・発行するリストの1つで、全米の上位500社を対象とした総収益ランキング)企業のリーダーの73%が、従業員の生産性を向上させるために今後3年以内に生成AIを取り入れることを期待していることがわかりました。

また、回答者が優先事項にあげている項目には、「顧客エンゲージメント」(66%)、「サプライチェーン」(41%)、「在庫管理」(40%)が入っています。

しかし、この調査で回答者はAIに対する懸念も認めており、「品質と管理」(51%)、「安全性とセキュリティーリスク」(49%)に対する懸念が最も多くあげられました。

コグニトスは、コンピューターが人間同士の会話のように自然な言語を用いて対話することによるアクセシビリティーを重視しており、その際、高度な知見や用語が存在する場合の精度を高めることが今後の課題だと考えています。ロジックとパターン認識機能によるAIの強みをアピールしていますが、透明性とチェック機能に強みを持っていることは、ウェイド氏が企業の経営層の懸念に応えるチャンスだと考えている分野です。

たとえば、OpenAI社が提供する「ChatGPT」に何かを入力して答えが返ってきても、なぜその答えが返ってきたのかわかりません。モデルを微調整したとしても、なぜそういう結果になったのかわかりません。OpenAIも他の誰も、「ChatGPT」がどれほど素晴らしい技術を持っていたとしても、結局は技術そのものの透明性が不十分で、わからないのです。(ウェイド氏)

ウェイド氏は、コグニトスのサービスが持つ透明性は、競合他社と比べて差別化できると考えています。さらに、サービスが可視性に優れていることは、事業者の保守的・保護的なニーズに応えると見ています。

わかりやすい例をあげると、銀行でローンを組みたい人の理由が不明瞭であれば、住宅ローンを申請されたとしても銀行側が許可することはありませんよね。同じように、AIが一度でもハルシネーションを見たら、深刻な問題が生じます。(ウェイド氏)

ハルシネーションとは、AIモデルが事実に反する出力をしてしまうことです。人間のユーザーが見るであろうものを正常に反映できず、不十分なパターンや状態を見てしまうことが原因です。これを防止する観点で、可視性が高いことは強みです。

生成AIの活用、カスタマーサービス(CS)の向上に期待

ウェイド氏は、社内の内部データや情報にアクセスする経路を短縮することは、時間や工数の削減という点で、AIが対応できる課題だと考えています。このようなスピードと効率化のニーズは、コグニトスがすでに取り組んでいる分野です。

すでに何社かのクライアントに対して、過去のデータをさかのぼってAIに「11月の全注文の平均マージンはいくらだったのか」といった問い合わせができる仕組みを構築しています。

次のステップは、AIに簡単な質問をして、そのデータを実際に照会することです。データはすべて記録されるため、問い合わせをすることは非常に簡単と言います。

コグニトスはコードを英語で簡単に作れるインタープリター(プログラム)を開発。大規模な言語モデルをさまざまな方法で使用し、ユーザー体験を向上させています。(ウェイド氏)

大規模言語モデルであるLLMは、Amazon、Google、Meta、OpenAI、その他のIT企業が現在使用しているAI用のディープラーニングモデルのなかで、最も一般的なタイプの1つです。ウェイド氏は、インタープリターはコグニートが提供するものの「中核」だと強調しました。その上で、複数のLLMを使って出力を生成していきます。

米メタ社が公開した、対話型AIの基盤技術とも言える大規模言語モデル「Llama(ラマ)」のようなLLMを組み合わせて調整します。そして、ときにはOpenAIの「ChatGPT」のようなものも使います(ウェイド氏)

ウェイド氏によれば、この手法によってコグニトスは1つのLLMに依存しすぎることを避けることができるそうです。

LLMを活用するユースケースのなかには、非標準的なフォームのフィールドに関する質問が来ることもあります。たとえば、異なるベンダーからの発注書などです。場合によっては、検索システムが、あるベンダーの書式を認識していないためにエラーになるかもしれません。コグニトスは、技術や知見を持たないユーザーでも会話を通じてトラブルシューティングできるようにすることで、より良いサービスを提供したいと考えています。

たとえば、コグニトスのプラットフォームで、「この発注書や発注書番号が見つかりません。手伝ってもらえますか?」という質問を英語で入力します。すると、AIが「Amazonの場合、発注書は常に日付の真下にあります」と、自然な英語で答えてくれるのです。(ウェイド氏)

AIに疑問を投げかけると自然な対話で解決方法を示す
AIに疑問を投げかけると自然な対話で解決方法を示す

同じシステムで、社内で利用可能なデータに基づいて、顧客に対する回答を作成することもできます。「LLMが役割を発揮するもう1つのシーンは、コンテンツの生成、翻訳、文脈作りをしたいときです」とウェイド氏は話しています。

コグニトスはこのシステムを「Koncierge(コンシェルジュ)」と呼んでいます。使い方は、まず、カスタマーサポートチケットの要約に基づいてメールを作成するよう「コンシェルジュ」に依頼します。そして、「モデル『GPT-4』(「Generative Pre-trained Transformer 4」の略。OpenAIが開発した大規模言語モデルの1つ)を使ってください」と伝えるのです。モデルは「GPT-4」だけでなく、「Llama」やUAEの研究機関が開発した大規模言語モデル「Falcon」のような代替LLMも選ぶことができます。(ウェイド氏)

エンドユーザーから好感を持ってもらうためには、より迅速なカスタマーサービスが良い効果をもたらす可能性があります。これは、ウェイド氏が小売業におけるAIとの接点を期待している分野です。

小売業もEコマースも、どちらも大規模なコンタクトセンターを持っています。コグニトスは実際にコンタクトセンターで同時書き起こしを行う、あるいは通話を同時書き起こしするツールと接続する――というユースケースを行っています。そして、そのツールでメモを書き、LLMを使用して、その会話の要約をSnowflake(米Snowflake社が提供する、ソフトウェアをインストールすることなく使えるクラウド型サービス)に作成します。(ウェイド氏)

ウェイド氏によると、大規模な言語モデルをさまざまな方法で使用して、ユーザーエクスペリエンスを向上させることができるといいます。プラットフォームはすでにインプットしている作業手順を参照できるため、ここでAIによる自動文書化の出番となります。

過去の情報に基づいて、その特定のシナリオでエージェントが何をすべきか、標準的な操作手順をAIが調べます。その操作手順に基づいて、行動を起こし、どのようなフォローアップをするのかを顧客に伝えるためのメールを自動で作成します。(ウェイド氏)

不正行為の防止

コグニトスが注力しているもう1つの分野は詐欺の防止です。ウェイド氏は、このユースケースについて、フォーチュン500にランクインしているD2Cブランドとの、ロイヤルティ会員向けのポイント付与の文脈で語りました。このD2Cブランドは、コグニートのサービスを導入しています。

ポイント付与は、顧客が購入したレシートの写真を撮ると、そのレシートに商品が表示され、ポイントがもらえるというプログラムです。問題なのは、ガソリンスタンドや食料品店のレシートはすべてフォーマットが違うということです。ほとんどが構造化されていないため、通常のプログラムであれば対応させることができないのです。(ウェイド氏)

しかし、コグニトスは非構造化データであるため、対応させることができると言います。

コグニトスでは、実際にその情報を取得し、すべての異なるレシートからデータを抽出することができます。データをエクセルのフォーマットに分類して、市場調査のためにマーケティングソフトウェアにアップロードし、購入している特定の商品を調べ、そこから不正の検出をすることも可能です。(ウェイド氏)

不正検出の目的は、レシートの重複提出をなくすことです。結果として、クライアント企業側の問題をいくつも見つけ出すことができます。

コグニトスはLLMを筆頭に、これまでに構築したいくつかのカスタムモデルを使用しています。そして、それをインタープリター内で実行することで、不正のサインをインプットし、余分なポイントを支払ったり、市場調査データが壊れたりするのを防ぐことができます。(ウェイド氏)

インタープリターの使命は、不正の兆候を一般のビジネスユーザーにとって理解しやすい、実用的なインサイトに変えることです。そのためには、単に人と対話するだけでなく、人間を理解することも必要になります。「コグニトスは常に、機械とのコミュニケーション方法を人々に教えてきました。そうではなく、最終的には機械が人間を理解できるようにする必要があったのです」(ウェイド氏)

この記事は今西由加さんが翻訳。世界最大級のEC専門メディア『Digital Commerce 360』(旧『Internet RETAILER』)の記事をネットショップ担当者フォーラムが、天井秀和さん白川久美さん中島郁さんの協力を得て、日本向けに編集したものです。

Digital Commerce 360

I-ne、社員の77%が“ボランティア休暇”を活用。会社が社会貢献活動をバックアップ

2 years 7ヶ月 ago

I-neは、社員が社会貢献活動に積極的に参加できるように、年間3日間の有給休暇を付与する制度を運用している。制度の設立は2023年度(2023年1月-12月期)から。運用初年度の2023年は社員の77.4%がこの制度を利用し、ボランティア活動に取り組んだ。

清掃活動などを実施
清掃活動などを実施

I-neが2023年度に設立した制度は「COH(Chain of Happiness)休暇」。制度の一環として、清掃活動や森林保護活動など、I-neが社員にボランティア活動の参加先を紹介している。また、社員が参加しやすいボランティアイベントも開催した。

制度を通じて持続可能な社会の実現に貢献する考え。関連して、I-neが持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいる活動は次の通り(一部抜粋)。

  • 森林保全活動
  • 商品パッケージの環境対応
  • アップサイクル原料の活用
  • 「コスメバンクプロジェクト」(一般社団法人バンクフォースマイルズが運営する、化粧品の余剰品を経済的困難下にある女性に無償で届けるプロジェクト)への協力
  • 「Sedex」(責任ある調達に関する情報共有プラットフォームを提供する会員制組織「Sedex Information Exchange Limited」)への加入。持続可能なサプライチェーンの構築推進
  • 社会貢献を目的とする財団法人「一般財団法人BOTANIST財団」の設立
  • 植物資源の循環。新たな植物資源の循環プロジェクトとして、白樺原料用農場「BOTANIST白樺ファーム」を北海道中川郡美深町に開設
  • 使わなくなった家電を次の資源に生かすサーキュラーエコノミー型プロジェクト「SALONIA RECYCLE BOX PROJECT」を開始
高野 真維

2023年の予想の振り返り

2 years 7ヶ月 ago

まずは、令和6年能登半島地震で犠牲になられた方、羽田空港航空機衝突事故で犠牲になられた方のご冥福をお祈り申し上げます。また、当地震・事故により被災された方、負傷された方におかれましては心よりお見舞い申し上げます。

 

このような状況下でSEOについて発信すべきかどうか迷いましたが、できることをやっていくしかないと考えブログを投稿させていただきます。

前回のブログ投稿はなんと約1年前に2023年のSEOを予想するものでした。

https://ameblo.jp/ca-seo/entry-12782685173.html

当たらなかったものもありますが、比較的”かすった”感じにはなっているのではないでしょうか?

今回はこの”かすった”状態から昨年の予想の反省をしながら2023年を振り返ってみたいと思います。

 

1.ホスト貸しがいい加減終わる

終わってはいませんし、今でも筍ように日々出てきていますが、Googleが対処したことによって上位からはほぼ消えたクエリもあります。マニュアルアクションによって対処されることもあるようで貸し手側からしても貸しにくい状況ができつつあると思います。 ただし、一部のクエリにおいては依然として上位をホスト貸しが占める状態は続いておりこちらはGoogleのさらなる対応が期待されます。

なお、9月にAustinで行われたPUBCONではホスト貸しへの対応について日本から強い要望があったということをGoogleのGary Illyes氏が発言していました。Garyは私のことをHenjinと呼びますが、「we have some friends one of them I call “Hen-jin” which is basically just a weird person」という発言があったとのこと。。。

 

2.アルゴリズムの一層のAI化

これはそれなりにあったのかなと個人的には思っています。特に11月のアップデートではこの要素はある程度強かったように感じます。

アルゴリズムのAI化については2軸あると考えられ、1つは品質評価ガイドラインにおけるユーザー評価テストの結果の学習です。なぜかGoogleは公にはこれを認めたがりませんが、Microsftが実施していると公表しているものであり、Googleもそれと同じか近いことを行っていると考えられます。

もう1つはユーザー行動を学習したアルゴリズムです。Brighton SEOでDanny Sullivan氏がGoogleがユーザー行動をなんらかの形で使用していることを認める発言をしたと言われています。ユーザー行動がランキングに影響することはデータを分析しても明らかであったと思われますが、これが直接的な要因なのか間接的な要因なのかは不明です。

ユーザー行動が直接ランキングに影響する、つまりユーザー行動が良いのが上がり悪いものが下がるのか、ユーザー行動が機械学習のよって間接的にランキングに影響する、つまりユーザー行動が良いグループと似たようなサイト・ページであれば上がり、ユーザー行動が悪いグループと似たようなサイト・ページが下がるのかは定かではありません。(個人的には両方ではないかと思います)またひと言で「良い」「悪い」と言ってもクエリやページ・サイトの種別によって理想系はことなるため。良し悪しの判断は複雑だと思われます。

いずれにしても、ユーザーの感覚をアルゴリズムに反映するということは今後も行われているいくのではないかと思います。

 

3.MUMの本格導入

最大のポイントはここかもしれません。外れたような当たったようなです。MUMは名前すらほぼ出てきませんでした。かわりにGoogleでは、Bard、SGEが出現し一定のユーザーの支持を受けていると言えるでしょう。

ご存じの通りChatGPTが昨年1月から急激に世の中に広まりました。あわせて「生成形AI」「LLM」という言葉も一般的になったと思います。

ChatGPTベースの生成形AIをMicrosftBingが搭載し、ますますChatGPTが世間に広まっていくとGoogleも生成形AIに対して動かざるを得なくなります。3月には英語圏でサービスを開始し、5月には日本語圏でも開始されました。当初は精度が低いなどの問題があり、ChatGPTに劣る部分も目立ちましたが、幾度かのアップデートを経て十分に”使える”サービスになっていると思います。もちろんハルシネーションはまだバリバリありますが。なお、Bardはもともと大規模言語モデル「LaMDA」と「MUM」を使用していたと思われますが、現在は「LaMDA」に変わってより強力な「PaLM 2」を使用しています。

そして、Googleは5月から米国で8月末には日本でも、SGE,Search Generative Experienceのサービスを開始しました。

SGEはSearch Labs内の機能で、一般的なGoogleと異なり検索結果の最上部に生成系AIによって検索クエリに対してチャット型の回答が返されます。SGEは「PaLM 2」を使用しています。Bardとは異なりSGEはMUMを使用していないとみられるため、多少返ってくる回答が異なります。

このSGEですが、検索結果の最上部に表示されることから「SEO終了」など揶揄されましたが、その件については数日以内も記事に書きたいと思います。

いずれにしても、生成形AIによるチャット型の回答という「新しい検索のモデル元年」という形ではあったのではないかと思います。

 

4.GA4に四苦八苦する

これは人それぞれでしたね。解析界隈の方々が事前にたくさん情報を出してくださったおかげで、当初の予想よりはだいぶ楽に移行できたのではないかと思います。

個人的には、GA4から若手に解析系を引き渡すことができたので世代交代にはよいツール変更だったなと思います。

 

5.SEO界隈の育成や世代交代が活発になる

私事ですが、引退できる地場を整えることができたと思っています。

個人的には比較的育成に時間を費やし、広告事業の若手SEOコンサルには週30分×2本の講義をほぼ1年通して行うことができました。講義型式のものは数百枚のスライドと数十本の動画にまとめて、これから入って来る人にも基礎的な学習ができるように整備できました。 メディアのほうは1名はもう自分と同じことができるレベルになりました。あと1名そこまで引き上げられれば盤石です。

他社のお話も聞いても若手が伸びているという話を聞いていますので、非常に嬉しく思います。どんどんおじさんたちを突き上げて抜いていっていただければと思います。

昨年はGoogleのSearch Central Liveでひさびさにリアルな交流が復活しました。こういう場で若手同士積極的に交流することで切磋琢磨して業界を引っ張ってもらえたらと思います。余談ですが、うちのメンバーが幹事するそうなので、その節は何卒参加してやってください。

ということで、去年の自分の予想とその周辺を振り返ってみました。細かいアルゴリズムの話以外はおおむね検索全体の話にも触れられたと思います。アルゴリズムの話が聞きたい方は別の場で。次回は、2024年の予想について書いてみたいと思います。

 

@kimuyan

2023年の予想の振り返り

2 years 7ヶ月 ago

まずは、令和6年能登半島地震で犠牲になられた方、羽田空港航空機衝突事故で犠牲になられた方のご冥福をお祈り申し上げます。また、当地震・事故により被災された方、負傷された方におかれましては心よりお見舞い申し上げます。

 

このような状況下でSEOについて発信すべきかどうか迷いましたが、できることをやっていくしかないと考えブログを投稿させていただきます。

前回のブログ投稿はなんと約1年前に2023年のSEOを予想するものでした。

https://ameblo.jp/ca-seo/entry-12782685173.html

当たらなかったものもありますが、比較的”かすった”感じにはなっているのではないでしょうか?

今回はこの”かすった”状態から昨年の予想の反省をしながら2023年を振り返ってみたいと思います。

 

1.ホスト貸しがいい加減終わる

終わってはいませんし、今でも筍ように日々出てきていますが、Googleが対処したことによって上位からはほぼ消えたクエリもあります。マニュアルアクションによって対処されることもあるようで貸し手側からしても貸しにくい状況ができつつあると思います。 ただし、一部のクエリにおいては依然として上位をホスト貸しが占める状態は続いておりこちらはGoogleのさらなる対応が期待されます。

なお、9月にAustinで行われたPUBCONではホスト貸しへの対応について日本から強い要望があったということをGoogleのGary Illyes氏が発言していました。Garyは私のことをHenjinと呼びますが、「we have some friends one of them I call “Hen-jin” which is basically just a weird person」という発言があったとのこと。。。

 

2.アルゴリズムの一層のAI化

これはそれなりにあったのかなと個人的には思っています。特に11月のアップデートではこの要素はある程度強かったように感じます。

アルゴリズムのAI化については2軸あると考えられ、1つは品質評価ガイドラインにおけるユーザー評価テストの結果の学習です。なぜかGoogleは公にはこれを認めたがりませんが、Microsftが実施していると公表しているものであり、Googleもそれと同じか近いことを行っていると考えられます。

もう1つはユーザー行動を学習したアルゴリズムです。Brighton SEOでDanny Sullivan氏がGoogleがユーザー行動をなんらかの形で使用していることを認める発言をしたと言われています。ユーザー行動がランキングに影響することはデータを分析しても明らかであったと思われますが、これが直接的な要因なのか間接的な要因なのかは不明です。

ユーザー行動が直接ランキングに影響する、つまりユーザー行動が良いのが上がり悪いものが下がるのか、ユーザー行動が機械学習のよって間接的にランキングに影響する、つまりユーザー行動が良いグループと似たようなサイト・ページであれば上がり、ユーザー行動が悪いグループと似たようなサイト・ページが下がるのかは定かではありません。(個人的には両方ではないかと思います)またひと言で「良い」「悪い」と言ってもクエリやページ・サイトの種別によって理想系はことなるため。良し悪しの判断は複雑だと思われます。

いずれにしても、ユーザーの感覚をアルゴリズムに反映するということは今後も行われているいくのではないかと思います。

 

3.MUMの本格導入

最大のポイントはここかもしれません。外れたような当たったようなです。MUMは名前すらほぼ出てきませんでした。かわりにGoogleでは、Bard、SGEが出現し一定のユーザーの支持を受けていると言えるでしょう。

ご存じの通りChatGPTが昨年1月から急激に世の中に広まりました。あわせて「生成形AI」「LLM」という言葉も一般的になったと思います。

ChatGPTベースの生成形AIをMicrosftBingが搭載し、ますますChatGPTが世間に広まっていくとGoogleも生成形AIに対して動かざるを得なくなります。3月には英語圏でサービスを開始し、5月には日本語圏でも開始されました。当初は精度が低いなどの問題があり、ChatGPTに劣る部分も目立ちましたが、幾度かのアップデートを経て十分に”使える”サービスになっていると思います。もちろんハルシネーションはまだバリバリありますが。なお、Bardはもともと大規模言語モデル「LaMDA」と「MUM」を使用していたと思われますが、現在は「LaMDA」に変わってより強力な「PaLM 2」を使用しています。

そして、Googleは5月から米国で8月末には日本でも、SGE,Search Generative Experienceのサービスを開始しました。

SGEはSearch Labs内の機能で、一般的なGoogleと異なり検索結果の最上部に生成系AIによって検索クエリに対してチャット型の回答が返されます。SGEは「PaLM 2」を使用しています。Bardとは異なりSGEはMUMを使用していないとみられるため、多少返ってくる回答が異なります。

このSGEですが、検索結果の最上部に表示されることから「SEO終了」など揶揄されましたが、その件については数日以内も記事に書きたいと思います。

いずれにしても、生成形AIによるチャット型の回答という「新しい検索のモデル元年」という形ではあったのではないかと思います。

 

4.GA4に四苦八苦する

これは人それぞれでしたね。解析界隈の方々が事前にたくさん情報を出してくださったおかげで、当初の予想よりはだいぶ楽に移行できたのではないかと思います。

個人的には、GA4から若手に解析系を引き渡すことができたので世代交代にはよいツール変更だったなと思います。

 

5.SEO界隈の育成や世代交代が活発になる

私事ですが、引退できる地場を整えることができたと思っています。

個人的には比較的育成に時間を費やし、広告事業の若手SEOコンサルには週30分×2本の講義をほぼ1年通して行うことができました。講義型式のものは数百枚のスライドと数十本の動画にまとめて、これから入って来る人にも基礎的な学習ができるように整備できました。 メディアのほうは1名はもう自分と同じことができるレベルになりました。あと1名そこまで引き上げられれば盤石です。

他社のお話も聞いても若手が伸びているという話を聞いていますので、非常に嬉しく思います。どんどんおじさんたちを突き上げて抜いていっていただければと思います。

昨年はGoogleのSearch Central Liveでひさびさにリアルな交流が復活しました。こういう場で若手同士積極的に交流することで切磋琢磨して業界を引っ張ってもらえたらと思います。余談ですが、うちのメンバーが幹事するそうなので、その節は何卒参加してやってください。

ということで、去年の自分の予想とその周辺を振り返ってみました。細かいアルゴリズムの話以外はおおむね検索全体の話にも触れられたと思います。アルゴリズムの話が聞きたい方は別の場で。次回は、2024年の予想について書いてみたいと思います。

 

@kimuyan

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