クッキーの未来
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The Future of the Cookie
http://www.iab.net/futureofcookie
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Googleは、ビジネスオーナー向けGoogleプレイスのリスティングに登録できるカテゴリの種類を1,000個以上増やした。登録したカテゴリはGoogleマップやビジネスリスティングにおける重要なランキング要因なので、自分のビジネスによりふさわしいカテゴリができあがっていないかチェックしておくといい。
- Google、ビジネスオーナー向けプレイスのカテゴリの種類を倍の2000以上に拡大 -
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DSPもまだまだリターゲティング利用が大半のようだが、リタゲがブランドを毀損する配信を多く行っているという議論はずいぶん前からある。
確かに私も既に買ったものや、発注をかけたのに欠品のお知らせがきた商品が、バナーで追いかけてきてちょっと「イラっと」することもあったし、ずっと追っかけまわされてストーカーのように感じてしまうユーザーもいない訳ではないようだ。ただEC系広告主はブランドの毀損ということは目に見えないので、数字で目に見えるリタゲによる獲得を優先してしまうのだろう。
リタゲという手法は、オーディエンスターゲティングではあるが、サイト訪問クッキーを十把ひと絡げに扱うと、幼稚または杜撰なレベルのリタゲになってしまう。日頃サイト訪問をセッションベースでしか管理していないのに、クッキーを追いかけるからそなるのであって、そもそもアクセス解析もクッキーなりIDなり、ユーザーベースで管理できていて初めてターゲティング配信手法としてのリタゲを本格活用できる。
それはユーザーごとにどんなURLを踏んでいるか、どの程度滞在時間がある(GAで言えばユーザーのロイヤリティ)かなどによって、サイト訪問ユーザーを様々な基準で定義づけする作業をしておくべきだろう。まあ結構面倒なんだけど、やる価値は十二分にある。
ところで、こんな内容のブログ記事を書いていたら、フリンジ81から、こういうサービスがリリースされた。
http://www.fringe81.com/pressrelease/pressrelease20140206.html
精度の低い、杜撰なリタゲをしている自覚がある広告主はトライしてみてはどうだろうか。詳細は今度じっくり訊いてみようと思うが、iTuneのGeniusみたいに、リタゲのGeniusみたいな感じかな?
とにかくリタゲを、精度を上げて配信できるのは今タイムリーなサービスだと思う。かなりオートマティックにやってくれるとすると有難い。
リコメンデーション機能がうまく作用すると、ネットのユーザーにもクッキーを使わせるベネフィットがある。コンテンツのリコメンドがあり、広告もその中の一部として認識されることが望ましい。
匿名性を担保しても、データを吸い上げられる感覚に対してユーザーは敏感だ。しかし、ちゃんとした利便性とトレードオフされる認識があれば、ユーザーの納得が得られる。ネット上の広告はネットでサービスを提供するための立派なビジネスモデルである。本来「サービスは享受するが、広告は一切嫌だ」となると成立しなくなってしまう。広告を出す方もユーザーが便利だと感じたり、広告も貴重な情報だと感じられるように努力して、なんとかユーザーとの和解を得たい。
Web担当者Forumの連載コーナー、「海外&国内SEO情報ウォッチ」を更新。今週は、『まとめサイトがグーグル検索から次々と消滅し始めた』、『「SEO=検索アルゴリズムに合わせて上位表示させる」は壮絶な勘違い』、『グーグルのマット・カッツ、今度はフランス製リンクネットワークを公開処罰』など10記事+4記事。
- まとめサイトがグーグル検索から次々と消滅し始めた【海外&国内SEO情報ウォッチ】 -
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「ユニバーサルアナリティクス」というものをご存知でしょうか。
それはみなさんご存知、Google Analytics 通称GAという、SEO/Webマーケティングにおいては欠かせない解析ツールのバージョンアップ版なのです!
従来のGAとは別コードとして発行され、コードの扱い方からデータ解析まで今までと同じ要領で行えるというものです。利用するには新規でコードを発行するか、管理画面の案内に従って既存のGAタグをアップグレードする必要があります。
ではユニバーサルアナリティクスとGAはいったい何が違うのでしょう?
柔軟性が向上した新しいトラッキング コードを取得して、あらゆるデジタル デバイスからデータを収集できます。
と公式にあるように、従来のGAで解析できた部分はもちろん、さらに複雑であらゆる状況・あらゆるデバイスからでも解析が可能であるとのこと。
そしてユニバーサルアナリティクスはプログラム開発者向けに配慮して作られています。そのため従来のGAよりも有効的に活用しようとすると、どうしてもある程度の知識と開発力が必要になります。
そこで従来のGAにはない、ユニバーサルアナリティクスの魅力を開発者・クライアント視点でわかりやすく、そして個人的に興味深い部分をピックアップしてみました。
複数のドメインをひとつのGAアカウントでトラッキングをすること自体は従来のGAでも可能でした。これの何がすごいかというと、今まで3つも4つも必要だった手順が、ユニバーサルアナリティクスを利用することによりたったひと手間で実装できる点です。費用も時間も大幅に改善でき、開発側にもお客様側にも大きなメリットがあります。
こちらについて下記のサイトでわかりやすく丁寧に紹介されています。
一言で言ってしまうと、スマートフォン、アプリ、ゲーム機、デジタル家電からもデータ収集・送信ができますよ、ということですね。
アプリやゲーム機からデータを解析できるのはなんとなくイメージできます。デジタル家電(digital appliances)からもアナリティクス解析できるというのはというのはあまり実感がわきませんが、なんとなくすごそうな気がします(笑)これからの世の中、「Webだけのアナリティクス解析」という考え方は古くなっていくのかもしれませんね。
個人的に一番気になったのがこちら。
上記の記事によりますとオフラインデータ、つまり電話番号による問い合わせや、実際にお客差が来店されたデータなど、Webとは関わりのないデータもオンラインデータとしてアナリティクス解析が可能になるとのことです。
これが実際に活用すれば、通常分けて考えられていたネット上と現場のデータを一元化でき、その上でデータ解析ができるということです。これって何気にマーケティングにおける常識をガラッと変えさせる革命的な技術なのでは?と思えてきてしまいます。
上記より、ユニバーサルアナリティクスの一番の特長はどんなデータでも1つのアナリティクスアカウントに収集できるあらゆる手段を提供してくれるツールである、という印象を受けました。そしてマーケティングの現場がガラッと変わる!そんな気がしてならないのは私だけでしょうか。
現時点(2014年2月6日現在)ではユニバーサルアナリティクスはベータ版ということで、技術的な情報が出てくるのはまだ先のお話になります。ですがそのうち、如何にユニバーサルアナリティクスを活用するかがWeb戦略の勝負のわかれどころ、という状況になるのは想像に難くありません。
というわけで、「ちょっと興味あるけどうちだけじゃ技術力が・・・」と考えておられるマーケティング担当者のみなさん、弊社も随時キャッチアップしていきたいと思うので、お気軽にご相談ください!
Googleウェブマスターツールの「検索クエリ」とGoogleアナリティクスのデータにどうして違いが生まれるのかを解説する。ソースデータや対象となる検索のタイプ、計測方法、セッションの管理などいくつかの理由が考えられる。
- ウェブマスターツールの「検索クエリ」がGoogleアナリティクスのデータと異なる理由 -
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マーケティングと情報技術(IT)に関する業界カンファレンス「マーケティング・ITパートナーシップ・サミット」が1月28日、ニューヨーク市内で開催された。マーケターを中心に約100名が来場し、デジタル・メディア時代のマーケティングの課題や先端事例に耳を傾けた。
全体を通して話題に上ったのは、業種にかかわらず、今後は全ての企業が、ある意味IT系企業に変わる必要があるということだ。ITを単なる生産性向上ツールとして使うのではなく、収益機会の拡大や改善に積極的に生かすため、マーケティング企画段階からマーケターとIT専門家が協力することが重要という。同時に、技術面の整備は、そのための準備に過ぎないという指摘も。企業にとって本当の課題は、IT系企業のマインドセットやスピード感を取り入れることであり、そのためには、企業トップがリーダーシップを発揮することや、デジタル・メディア時代にふさわしい人材育成が不可欠であるとの意見が多く聞かれた。
常識を壊す基調講演は、モンデリーズ・インターナショナルのグローバル・メディアとコンスーマー・エンゲージメント担当バイス・プレジデントのボニン・バウ氏が行った。モンデリーズは、ナビスコやオレオ、リッツなどのブランドを展開する世界的スナックメーカー大手。同社でメディア戦略を率いるバウ氏は、既存のプロセスを破壊し、新しい価値を創造する概念「ハッコノミー(Hackonomy)」と、それがマーケティングに与える影響を説明した。

モンデリーズ・インターナショナルのバイス・プレジデント、ボニン・バウ氏
ハッコノミーとは、ハッキングとエコノミーを掛け合わせた造語だ。ハッカーといえばITシステムに不正侵入する犯罪者のイメージがあるが、バウ氏は、「問題解決の専門家」としての側面に注目。「行き詰まりと思われる状況を打開し、扉を開くのがハッカー」と述べ、ハッカーの思考で従来の商習慣や常識を壊すことにより、企業や社会、あるいは製品開発といった全ての組織やプロセスにおいて、新しい価値を創造できる可能性があると語った。
ハッコノミーを提唱するようになった背景には、モバイル端末の急速な普及と、ソーシャル・メディアの利用拡大があったという。また、「2020年までに、スーパーストアで売られる全商品がWebサイトに接続される」という調査会社の予想を紹介。「それが本当なら、モンデリーズはいずれ世界最大の技術系企業の一つになる」と考えたことも、デジタル・メディア戦略見直しのきっかけになったという。
ゲームアプリから利益を創出バウ氏が取り組んだ「常識破り」の1つが、モバイルゲームアプリの開発だ。クッキーのオレオ・ブランドを若者層に認知させるため、ゲームアプリ開発を提案してきたブランド・マネージャーに対し、バウ氏はモバイルゲーム開発会社と協力することをアドバイス。ブランド・マネージャーはそれを聞き入れず、従来のマーケティング企画の場合と同じく代理店に開発を依頼した。こうして出来たアプリは、5万超のダウンロードを記録した。
しかしバウ氏は、それとは別にゲームアプリ開発会社を使ってのアプリ開発を指示。オレオ・クッキーを操作して遊ぶアプリ『Twist, Lick, Dunk』は400万ダウンロードを達成し、一時は12カ国でナンバー1アプリになった。このアプリでは、モンデリーズ以外のブランドにインゲーム広告を販売。ゲームアプリという同社にとっては新しいマーケティング・チャンネルから、利益を創出する成果を上げた。
バウ氏はほかにも、テレビ広告とソーシャルおよびモバイル要素を統合したブランド・キャンペーンとして、音楽系ケーブルテレビ番組向けに行ったガムのブランド、トライデントの例を紹介。トライデントがターゲットとする若者層に「今聞いている曲」をツイートさせ、その結果を番組内容に反映させた。その結果、ターゲット層へリーチできた割合が、従来の18%から50%超に急拡大したという。
新興企業で幹部を教育モンデリーズでは、ハッコノミーを大企業の文化に根づかせるための取り組みも実施した。「モバイル・フューチャーズ」という企画では、新興企業を対象に同社ブランドのキャンペーン案を募集。集まった約300件から9件を選び、それぞれにブランドを割り当て、ブランド・マネージャー、新興企業、代理店、メディア、そして流通パートナーでチームを組ませ、パイロット・プログラムを立ち上げた。
モバイル・フューチャーズのルールは、参加ブランド(モンデリーズのブランド)がプログラムの予算を保証する、プログラムを90日以内に開始する、ブランド・リーダーが新興企業で1週間勤務する――の3点だけだった。
この企画は、幹部に新興企業の思考やスピード感を学ばせるという点で効果があったという。
レストランも技術系企業に飲料大手ペプシコや流通大手ターゲットを顧客に持つデジタル・メディア専門代理店ヒュージの最高経営責任者(CEO)、アーロン・シャピーロ氏は、企業がデジタル経済を勝ち抜くため、マーケターが技術に明るくなる必要があると訴えた。

ヒュージのCEO、アーロン・シャピーロ氏
シャピーロ氏は、「デジタル(技術)は、かつては社内で数人の専門家だけが理解していればよかった。しかし、今や米国企業の(活動の)中心的役割を果たすようになり、それとともに組織も変化してきた」と現状を分析。地方のレストランから世界最大のピザチェーンに成長したピザハットを例にとり、Webサイトは当初、顧客に来店してもらうために存在したが、今ではWebサイトと店舗の役割が逆転していると説明、「店舗が顧客をWebサイトへ誘導し、オンライン注文につなげる役割を果たしている」と述べた。ピザハットは年商55億ドルのうち、オンライン売上が半分近くの20億5000万ドルに達するという。
シャピーロ氏は、「好むと好まざるにかかわらず、現在は全ての企業が技術にかかわっている」「ピザを焼いているレストランもフットボールを売っている会社も、アマゾンやグーグルと同じ技術系企業だ。技術系企業のマインドセットを持たない企業は、将来、生き残るのは難しい」と指摘。「これからは、ITに一度投資すればそれで終わり、ではなく、継続的にアップデートと投資が必要だ。IT系以外の企業にとっては、意識改革が必要になる」と述べた。
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