プライム・ストラテジーが「Webガバナンスガイドライン」、企業サイト乱立問題に対応

セキュリティを含めてWeb管理の基本や手法を体系的にまとめる、チェックリストも用意

Webサイト・CMS(コンテンツ管理システム)の保守・管理を手掛けるプライム・ストラテジーは、企業のWebサイト運営の課題に対応する「Webガバナンスガイドライン(β版)」を策定して公開したと6月20日に発表した。PDF形式で無料配布する。Webガバナンスに課題や興味関心のある企業や団体向けに作成した55ページのガイドラインで、特にWebサイトを多く持ち、複数部署が関与する中~大規模企業や団体を主な対象読者にした。

「Webガバナンスガイドライン(β版)」の構成

第1部「Webガバナンスの基本」、第2部「Webセキュリティ」、第3部「Webガバナンス強化への取り組み」の3部構成。第1部ではWebサイトの普及と傾向、Webサイト増加による問題、Webガバナンスの定義と目的、基本プロセス、企業の法的責任などを解説する。第2部では情報セキュリティ5か条、Webガバナンス未整備で発生しうるセキュリティリスク、Webサイトへの脅威、Webセキュリティのポイントなどを重点的に解説した。

第3部ではセキュリティ強化、ユーザー体験/ブランディングと品質、コンプライアンス対応、効率的な運用、一貫性の確保を取り上げる。別紙でチェックリストを用意した。Webでの情報発信・取得の一般化で企業は複数サイトを所有し、乱立傾向にある。自社サイトを正確に把握できない、責任の所在が不明確、セキュリティ対応が不十分、余分なコスト発生など問題が出ており、これを解消するガバナンス作りのガイドラインを策定した。

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