写真・イラスト・動画・音楽などデジタル素材のマーケットプレイス「PIXTA(ピクスタ)」を展開するピクスタは特設サイト「PIXTAが映した日本社会の20年」を公開したと6月2日に発表した。5月31日にサービス開始20周年を迎えたのを機に、20年で1億点を超える販売・検索データを分析した。家族・ビジネス・美・イラスト・映像の5つのカテゴリのビジュアルの変遷で、「作られた理想の姿」から「等身大のリアルな表現」へ素材の需要が変化したとしている。
家族カテゴリでは「ステレオタイプな理想の家庭から多様でリアルな個の集合体へ」、ビジネスカテゴリでは「気合と泥臭さから知性と倫理へ」という変化が読み取れるとしている。美カテゴリは「非日常の癒やしから等身大のウェルネスへ」、イラストは「写実的な描写から目に見えない概念の可視化へ」、映像は「壮大な俯瞰映像から手持ちカメラのリアルな体温へ」という変遷が示された。動画素材は販売開始の2010年以降のデータを分析対象にした。
クリエイター会員約44万人と、購入会員約68万人が積み上げた膨大なデータを分析した。PIXTAの2006年から2026年の20年間のデータには、日本社会の価値観の変化が蓄積され、1つの文化のアーカイブとなっている。クリエイターが積み上げてきたこの記録は、均質化が進む時代でも確かな価値を持ち続けており、ピクスタは20年分のビジュアルデータをもとに、今後も日本社会の変化をさまざまな切り口で読み解く企画を発信していく。
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