Webサイトを改善せよ! いま取り組んでいる改善項目は「セキュリティ」が最多。続く上位は?【MMD研調べ】

Web担当者の4割以上が「表示速度」に不満アリ。

MMDLaboが運営するMMD研究所は、「Webサイト表示速度に関する担当者の意識」に関する調査結果を発表した。LP表示速度改善ツール「LandingHub」を提供するTeNとの共同調査で、20歳~69歳のWebサイト担当者500人が回答している。

表示速度の改善目的は「顧客体験の向上」「離脱率の改善」など

まず、Webサイトの表示速度について意識しているとの回答が多かったのは「改善項目として捉えているもの」37.4%、「費用やリソースを使って取り組みたいもの」21.2%、「もっとも重要性の高いもの」5.0%の順だった。

Webサイトの表示速度について「改善項目として捉えている」が37.4%

次に「担当しているWebサイトの改善状況」を聞くと、「取り組んでいるものがある」と回答した人が84.6%(改善項目を認識していると回答した474人のうち)。そこで実際に取り組んでいる401人に「改善項目」を聞くと、「セキュリティや信頼性の強化」37.7%、「商品ページの情報充実」34.9%、「WebサイトデザインやUIの改善」34.7%が上位となった。

担当しているWebサイトの改善項目として「セキュリティや信頼性の強化」(37.7%)がトップに上った

あらためて全体に、「担当しているWebサイトで表示速度に不満を感じた経験があるか」を聞くと、「不満を感じたことがある」42.0%が最多で、「不満を感じたことはない」35.6%、「どちらともいえない」22.4%と、やや結果がわかれた。

そこで「Webサイトの表示速度を改善項目として捉えているが、改善に取り組んでいない」と回答した49人にその理由を聞くと、「表示速度の改善による効果が見えづらい」34.7%、「効果的な手段・方法が分からない」「社内に知見や人材がいない」各30.6%だった。

担当しているWebサイトで表示速度に不満を感じた経験(n=500、単数)
Webサイトの表示速度の改善に取り組んでいない理由(n=49、複数)

一方「Webサイトの表示速度の改善に優先的に取り組んでいる」とした138人にその目的を聞くと、「顧客体験の向上」「ブランドイメージの向上」各51.4%がもっとも多く、「離脱率の改善」44.2%がそれに続いた。

Webサイトの表示速度の改善に取り組んでいる目的(n=138、複数)

調査概要

  • 【調査対象】20歳~69歳のWebサイト担当者
  • 【調査方法】インターネット調査
  • 【調査時期】2025年5月14日~16日
  • 【有効回答数】500人
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