SEO担当者が考えるWeb表示速度の価値、「検索順位の上昇」よりも「○○」にあり【Repro調べ】
「Core Web Vitals」を正しく理解しているSEO担当者は約4分の1にとどまる。
8:00 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
Reproは、「Webサイトの表示速度改善についての実態調査 2024」を実施した。消費者向け(to C)Webサイトの管理・運営に携わっている担当者309名が回答している。
Webサイトの表示速度、8割弱が「重要性を認識」
まず、Webサイトの表示速度の重要性に対する認識を聞くと、強く認識している・ある程度認識しているが合計で77.3%となった。
表示速度の重要性について、SEO施策への取り組み状況別に見ると、「積極的に取り組んでいる」人では合計で97.6%が「認識している」と回答。「SEOに取り組んでいない」人とは倍以上の差が見られた。
また、表示速度改善に取り組んだ経験があるかを聞くと、過去に取り組んだことがある・現在取り組んでいる・今後取り組もうと考えているの合計は71.2%にのぼった。
表示速度の改善に取り組む目的としては、「顧客体験の向上」が54.5%で最も多く、「リピート率の改善」が48.2%、「Webサイト経由の売上向上」が41.8%と続いた。
SEO担当者が表示速度を重視するのは「顧客体験」のため
SEO担当者に対し、表示速度を重要だと認識する理由を聞くと、「顧客体験に関係するから」は59.0%で、「SEOに関係するから」の38.1%を20ポイント以上上回る結果に。「リピート率に関係するから」も42.5%にのぼり、より広い視野を持っている人が多いことがうかがえた。
また、「Core Web Vitals※」について知っているかを聞くと、「完全に理解しており構成要素の説明ができる」と回答したSEO担当者は27.7%で、約4分の1にとどまった。
※Core Web Vitals:Googleの検索順位に影響するユーザー体験を定量化して測る指標。
調査概要
- 【調査期間】2024年9月25日~9月26日
- 【調査方法】インターネットアンケート調査
- 【調査対象】消費者向け(to C)Webサイトの管理・運営に携わっている⽅
- 【有効回答者数】309名
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