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パブリッシャーがDMPを使うのであれば・・・。」 からご覧ください。
メディア企業側からもDMP導入に関して相談を受けることが多くなった。
DMP導入に際しては、その導入目的をしっかり持たないといけない。DMPを使うことは目的ではない。何のためにDMPを使うかだが、パブリッシャーが使うとなると答えはほぼひとつ。コンテンツマーケティングのためだ。
どんなオーディエンスがどんなコンテンツを欲していて、そのニーズを充足しているかどうかを明らかにして、より価値のあるオーディエンスをより多く獲得するためのコンテンツのマーケティングをするのでなければ、メディアがDMPを導入する意味はほぼない。
しかしこれは、雑誌、新聞、テレビが歩んできた「プロだからハイエンドなコンテンツを送り手主導でプッシュする」という文化を変えろということになり、編集や編成制作側はとても受け入れないだろう。
なので、そこを変える気がないなら、メディアは自前でプライベートDMPを導入してもあまり意味がないと思う。
コンテンツ別のアクセス量というデータでさえ生かされているとは言えない状況では、オーディエンスを分析して需要を創造するコンテンツマーケティングなどほど遠い。
ただパブリッシャーの誰かはそのうちこれを成功させるだろう。
単に、もともとユーザー側に顕在化しているニーズを充足させるだけでなく、そのオーディエンスだからこそ、そのコンテンツとの出会いを大いなる「発見」として高い価値の関与を生むコンテンツマーケティングを実践するところは必ず現れるだろう・・・。