Web担当者Forumの連載コーナー、「海外&国内SEO情報ウォッチ」を更新。今週は、『マット・カッツが明言「TwitterもFacebookも、検索順位の要因として特別扱いしてない」』、『SEO業者のスキルを測るための3つのポイント』、『米国のSEOプロも断言「リンクは終わってない」』など10記事+4記事。
- マット・カッツが明言「TwitterもFacebookも、検索順位の要因として特別扱いしてない」 【海外&国内SEO情報ウォッチ】 -
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「ビジネスに直結するWeb戦略のつくり方」も最終回にあたる。
ここまで、ビジネスに勝ち抜くためのWeb戦略づくりについて説明してきたが、今回はこれまでの連載のまとめるとともに優位性を築くために、どのようなWeb戦略を構築するべきかについて考えていきたい。
インターネットが発達した現在、情報の流通経路は様々なバリエーションを持つようになった。マスマーケティング全盛の時代は、情報の受け手でしかなかったユーザーが、いまでは自ら情報を求めて能動的にインターネットを活用している。それだけでなく自ら情報発信もできるような時代へと変遷した。
マスプロダクトの時代は終焉を迎え、どんなに扇情的な広告を打ってもモノに溢れた現在、ユーザーの心を動かすことは困難を極める。その一方で、ネット上には情報をもとめて検索を繰り返す、能動的なユーザーが溢れている。そんな能動的でモチベーションの高いユーザーを取り込むことができればビジネスを大きく拡大することにつながるはずだ。様々あるブランドと消費者とのタッチポイントのなかでも、Webサイトが最も重要な接点であるという理由は、ここにある。
この接点を強化するには、2つの方向からのアプローチが考えられる。
まず1つは、いかに動機の高いユーザーを、数多く自社サイトへと集客させるかということだ。集客は、SEOや広告のことだけを指すわけではない。自ら市場の機運を高め、ユーザーの興味を喚起し、自社サイトへと誘導させるという一連の流れが必要になる。キャンペーンやPR活動、広報活動だけに留まらず、営業活動や店頭プロモーションに及ぶまで、消費者を刺激し、機運を高める活動だ。
母数を増やせば自ずとビジネスは拡大するわけだが、母数を高めるためには自ら努力することが求められる。何も奇をてらった広告やPR、キャンペーンが必要なわけではない。たったひとつの名刺交換でもトラフィックを増やすことができる。名刺交換した相手は、「どんな会社だろうか」と、Webサイトへ訪問するわけだ。つまり企業活動を活性化させれば自ずと企業名を検索するユーザーは増え、トラフィックは増加していくことにつながる。企業の成長とWebのトラフィックの増加は対の関係にあることを認識すべきなのだ。
コミュニケーションを高めるもう1つのアプローチは、サイト上に集めたユーザーの心をしっかりとグリップさせることだ。訪問者に「これこそ、私が求めていた答えだ!」と感じさせること。
これはコミュニケーションの問題だ。訪れたユーザーの母数を高めても、彼らのモチベーションに応えることができなければビジネスにつながることはない。しかし逆に訪問者に良質なWeb体験を提供することができれば、潜在的なユーザーから顕在的なユーザーへと転換することができ、大きくビジネスを駆動させることにつながるだろう。
まずは自身のサイトを見て、ユーザーの期待に応えられているかどうかを自問して欲しい。自身のこだわりがしっかりと表現できているだろうか?また恥ずかしくなく自身のプライドにあったデザインやコピーワーク、コンテンツだろうか?ターゲットユーザーの様々な期待や疑問に応え、閲覧者に良質なWeb体験を提供できているだろうか。いつも見慣れているサイトであるだろうが、振り返って確認してほしい。
競合他社と比較しながら自身のサイトを評価するのも有効な方法だ。能動的となったユーザーは常に比較検討を行っている。あなたのサイトも常に比較の対象だ。そこであなたのサイトが他社よりも一歩抜き出ることができなければ競争に負けてしまうことは自明の理である。
アクセルを踏めるかが勝負の分かれ目さて自社のサイトを改めて見て改善すべき点が見つかったとしても、きっとこんな声が上がってくるのではないだろうか。「新しいツールを導入したいが予算がない」、「コンテンツを増やしたいが担当する人員が割けない」、「どうしても良いデザイナーが見つからない」など。つまり、無い袖は振れないという現実問題がすぐに立ち上がるだろう。しかしそうした障害は、簡単に乗り越えることができる。
答えは簡単で、「投資」を決断すれば良いということだ。障害があるのであれば、ぐっとアクセルを踏んであげれば良い。経営者はそれがアクセルを踏むべき価値のある投資かどうかを判断すれば良いのだ。
投資できるかできないか、アクセルを踏めるか踏めないかは、度胸の問題ではなく、認識の問題だ。自身のビジネスにとってWebがどれだけ重要であるのか、自身の経営戦略やブランド戦略上、Webはどのように位置づけるのか、どの程度重みづけをしているのか、その認識の差によって「投資力」は大きく変わってくる。
投資に値しないという認識であれば、経営判断上、投資しなければ良い。しかし一方で「認識」が浅いということで投資しないという結論に至る場合も否定できない。認識が浅いがために、Webの機能を軽視しているということは充分ありうる話だ。それはそのまま機会損失につながる話になってしまう。だからこそ今の経営者は、自身のビジネスにおけるWebの価値やポテンシャル、顧客にとってWebの利用価値について、しっかりと認識しておく必要があるわけだ。
将来の成長戦略を考えるのであれば、現状自社のWebサイトにおける課題点、その克服にフォーカスするだけでなく、さらなる飛躍につながるようにWebサイトが、どんなポテンシャルをもっているのかを把握する必要がある。そのためには、ベストプラクティスを、業界内や国内だけにととまらず、広く海外まで探し、自社の戦略に結びつけることが有功な手段だ。
本コラムの2回目は「投資こそが成長戦略」だった。興味のある方は一読いただきたい。
>>次ページ「戦略の絵は大きく描く。」
Googleは、より複雑な質問に「ワンボックス」で回答するようになった。たとえば、“why is the sea salty”(海はな塩辛いのか)という質問に答えられる。セマンティックの向上がなせる技。
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古くから運用してきた歴史があるサイトで上位表示していたからといって、そのままの状態でそのランキングが永遠に保証されるわけではない。古いから有利、新しいから有利ということではなく、絶え間のない改善を続けながら、サイトを確立していくのがベスト。
- 新規ドメイン vs. オールドドメイン 〜 歴史がある古いサイトだからといって上位表示は保証されない -
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こんにちはディレクターの竹本です。
皆さん言われずとも承知のことと思いますが、動画共有サービス YouTubeは、インターネットユーザーにとって、日常的に活用するツールとなっており、2013年3月には月間のユニークユーザー数が10億人を突破したと公式ブログでも発表がありました。これはネットユーザーの2人に1人がYouTubeを利用していることになるそうです。
こうした背景を受け、企業で運用する公式チャンネルを持ち、YouTubeを活用した情報発信、マーケティングを行い、たくさんの成功事例が聞かれるようになりました。
今日はRed Bullの事例を元に、YouTubeを活用したマーケティング戦略、ブランドイメージ戦略を紐解いてみたいと思います。
Red Bull 公式YouTubeチャンネルRed Bullは2012年には全世界で52億本を売上げ、マーケティングの成功事例としてあげられることも多いエナジードリンク 「Red Bull」 。イメージ戦略の一環としてYouTube上での動画配信もブランドイメージ戦略のために活発に行っています。
公式チャンネルの登録者数は2014年1月現在で300万人以上を誇り、公式チャンネル内の動画で最も視聴数の多い動画は、3500万回を越えています。
最大の視聴数を誇る動画は「Felix Baumgartner’s supersonic freefall from 128k’ – Mission Highlights」というタイトルで、2012年10月にRed Bullの企画として、成層圏である高度3万6,576メートルから生身の人間がフリーフォールする、というとんでもないものでした。これはRed Bullの公式チャンネルでライブ配信され、リアルタイムで見た人も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
この企画も含め、公式チャンネルで配信される動画の内容は、エクストリーム系、スピード系スポーツの技や記録をとてもかっこよく撮影していますが、一見Red Bullの製品から考えると、なんの関係があるのか、なにが目的なのか、わからないような動画のラインナップです。一体これがどのようにブランドに、製品に結びついていくのでしょうか?
Red Bullのターゲット設定とイメージ戦略栄養ドリンク市場と聞いてすぐに頭に思い浮かぶのは、「リポビタンD」の方は多いのではないでしょうか。イメージの通り「リポビタンD」は栄養ドリンクの市場では今も怪物的な存在で、2000年時点では50%以上のシェアを締めていたそうです(国内)。
Red Bullはこの市場に対して、ターゲットを明確に分け、マーケティングを行うことで新しい市場を開拓しています。「リポビタンD」、「チヨビタドリンク」といったそれまでの栄養ドリンクは、徹夜のサラリーマンや、風邪などで体力が弱っているときに飲む、というイメージであったのに対し、「スポーツや遊びでより力を発揮したいときに飲む」という新しい打ち出し方でターゲットを明確に分けています。
リポビタンD、チヨビタドリンク ⇒ 疲れた体、弱った体に
Red Bull ⇒ スポーツや遊びでより力を発揮したいときに
つまり、ターゲットを「スポーツや遊びが大好きな元気な若年~中年層」に設定し、ターゲットの好む、エクストリーム系、スピード系スポーツのかっこよさを武器に、「かっこいい!エキサイティング!」といったような非常にシンプルな感覚で、沢山の共感を得、共有されることによってブランド認知を高め、動画のイメージに沿って「かっこいい!エキサイティング!」をブランド自体のイメージとして植えつけています。
公式YouTubeチャンネルに見る コンテンツマーケティングRed BullのYouTubeチャンネルでは、ターゲットユーザーが自発的に見たくなるコンテンツを用意する「コンテンツマーケティング」を非常にわかりやすく体現している、と言えるのではないでしょうか。
YouTubeはご存じの通り、自ら検索したり、関連動画をたどったり、紹介されているWebページから自ら見たいと思って見ない限りテレビ広告や雑誌広告、テレマーケティングと違い、見たくない人がその動画を再生することはありません。「見せられた」ものでなく「見たくて見た」。それは同じ一回の視聴でもその価値が大きく違うことを意味しています。
また、米国での検索エンジンランキングによると(少々古いデータですが…)、YouTubeはGoogleについで大きなクエリ数を誇る巨大な検索エンジンであり、インターネット上で動画とユーザーの接点を持たせるのに非常に最適な場所の選択をしていると言えます。
更に広がるYouTubeの可能性YouTubeではYouTube Analyticsという解析ツールが無料で利用できます。
これを使ってユーザーを分析することで、自分の配信した動画のどの部分がユーザーに共感されているか、エンゲージメントが存在するかを分析し、より効果的 な動画やその他のコンテンツにに活かしたり、自社のチャンネルに集まった見込み客のデータを管理し分析してリマーケティング広告を打つこともできます。
また、YouTubeではクリエイターに向けて動画の制作にも積極的に支援しており、YouTube パートナー プログラムに登録することで、動画を撮影する為のスタジオや機材を無料で提供しています。利用には諸条件がありますので詳しい利用方法は以下のリンクからご確認ください。