フリーランスエンジニアの年収ランキング！ マイナーだけど稼げるのは“あの言語”？【INSTANTROOM調べ】

INSTANTROOMは、2025年最新のフリーランスの「C言語エンジニア案件の調査レポート」を発表した。同社の運営する求人・案件検索サイト「フリーランスボード」に掲載されたC言語求人案件の月額平均単価をもとに、想定年収を試算している。

C言語エンジニアの平均年収は795万円、案件シェアは1.09%

調査によると、C言語案件の平均月額単価は66.2万円、平均年収は795万円で、言語別の年収ランキング18位となった。なお、1位は「Rust」で987万円、2位は「Scala」で977万円、3位は「Ruby」で969万円と、近年注目を集める言語が上位を占めている。

案件数ランキングでは、C言語は市場全体の1.09%を占め、16位にランクイン。全体では「Java」が20.66%を占めて1位となり、2位は「PHP」で13.14%、3位は「JavaScript」で11.10%となった。C言語はリアルタイム性やパフォーマンス重視の開発に強みがあり、近年はモダン言語との連携も進んでいるようだ

業界は「製造・メーカー」「ゲーム」職種では「組込・制御」が最多

続いて、2025年6月時点のC言語案件におけるリモートワーク比率を見ると、フルリモートが11.5%、一部リモートが36.4%、常駐が52.1%となった。C言語は現在ハードウェアに密着した常駐開発が主流であるが、今後は常駐比率は中長期的に低下すると見込まれている。

C言語案件の多い業界をみると、「製造・メーカー」が1.63％で最多となり、「ゲーム」が1.03％、「通信」が0.91％と続いた。なお、上位5業界で全体の約5％を占めている。

また、C言語案件の職種では、「組込・制御エンジニア」で22.69％で最も多く、ついで「バックエンドエンジニア」が12.95％、「サーバーサイドエンジニア」が11.52％となった。

調査概要

• 【対象期間】2024年2月1月〜2025年6月12日
• 【対象件数】2,518件
• 【調査対象】フリーランスボードに掲載されたC言語求人案件の月額平均単価より想定年収を試算。