Z・Y・X世代でこんなに違う？メディア利用率とインフルエンサーの影響力を比較【PRIZMA調べ】

Z世代・Y世代・X世代が普段見ているメディアは？インフルエンサー投稿の影響も調査。

今井扶美（Web担編集部） 6/17 8:00 調査／リサーチ／統計 | 調査データ

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PRIZMAは、「2025年最新版世代別のSNS利用状況に関する調査」を実施した。全国のZ世代（15〜27歳）、Y世代（28〜42歳）、X世代（43〜58歳）を対象に調べている。

まず、普段チェックしている情報源を聞くと、YouTube等動画共有サイト含む「SNS」が84.6%で最も多く、ついで「テレビ番組／テレビCM」が51.6％、「ウェブサイト」が39.2％となった。特にZ世代では「SNS」の割合が高かった一方で、X世代は「テレビ（67.1％）」「ウェブサイト（56.8％）」など従来型メディアを重視していることがわかった。

普段使用しているSNS媒体について聞くと、全体では「LINE」が88.0％、「YouTube」が77.3％で圧倒的。年収別で見ると、「Tiktok」は「200万円未満」の層で比較的高く、「Facebook」は「900万円以上」の層でやや高い傾向が見られた。

SNSでよくフォローするジャンルについて聞くと、全体では「グルメ・料理（35.8％）」「エンターテイメント（35.1％）」などが上位に。Z世代では「ファッション（42.6%）」「ビューティー・コスメ（35.5%）」が頭一つ抜けており、X世代では「スポーツ（31.1%）」が多かった。

SNSのインフルエンサー投稿にどのくらい影響を受けるかと聞くと、全体では「少し影響を受ける」が40.8%で最多に。「とても影響を受ける」と合わせると、半数近くがインフルエンサーの発信に影響されていることがわかった。特にZ世代では「とても影響を受ける（11.8％）」が他世代より高かったが、X世代では「まったく影響を受けない（30.1％）」が最も多かった。