厳密な定義はないが、おおむね1990年代後半から2010年代前半に出生した世代を指す。前世代の名称がX世代(1965~1970年代に出生した世代)、Y世代(ミレニアル世代ともいう。1980~1990年代に出生した世代)だったため、順番でXの文字があてられた。なお、Z世代の次世代はα世代という。
幼少期からインターネット、スマートフォン、その他デジタルデバイス、およびそれを介したデジタルサービスが日常にある中で育ったデジタルネイティブ世代、スマホネイティブ世代でもあり、これがこの世代の特徴を表す最大の要素となっている。学生、もしくは新卒就職して1~2年目にコロナウイルスのパンデミックに遭った世代でもあり、他世代とは異なるコミュニケーションを余儀なくされた世代でもある。
世界的に見ると、この世代が世界人口の1/3を占めており、非常に購買力が高い世代でもある。日本においても、今後数十年にわたって消費の中心になると見られており、マーケティングでも非常に重視されている。