サイバーエージェントが専門組織 「縦ドラ」新設、ショート動画タイアップ広告に特化

ドラマ制作会社各社と協業、「極AIお台場スタジオ」を活用して広告をプロデュース

サイバーエージェントは、インターネット広告事業でショートドラマのタイアップ広告プロデュースに特化した専門組織「縦ドラ」を新設したと12月9日に発表した。ドラマ制作会社各社と協業し、クリエイティブ制作スタジオ「極AIお台場スタジオ」を活用してドラマ表現の幅を拡げる。縦型ショートドラマの成功に不可欠な「SNS上でバズる(爆発的に広まる)」ことに加えて、高い広告効果を実現するプロモーションを支援していく。

組織の専属プロデュースグループを介してドラマ制作会社や著名プロデューサー、クリエイターを案件に応じてアサイン(割り当て)し、人気の出演者やネットテレビ「ABEMA」の出演者、インフルエンサー、芸能人もキャスティングする。極AIお台場スタジオで国内最大規模のLEDウォールやAI(人工知能)・CG技術を活用して広告効果の向上を図り、SNS各媒体のアルゴリズムを熟知した運用ノウハウ、クリエイティブ力などを提供する。

縦型ショート動画は「TikTok」「YouTube Shorts」「Instagram」を中心に視聴者数が伸びており、国内の縦型動画広告市場は2024年に773億円、27年には1942億円と予測されている。縦型動画広告は1分以内から3分以内が主流で、スマホ画面の占有面積が大きく没入感を感じて内容に興味・関心を持ちやすいためメッセージが届きやすい特徴がある。広告をスキップする傾向にあるZ世代の生態系と相性がよく、視聴が急拡大している。

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