個人情報 個人情報とは「特定の個人を識別できる情報」を指す。「個人情報の保護に関する法律」(個人情報保護法)が2005年に施行。2015年にはさらに改正が行われた。同法では「生存する個人に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、生年月日その他の記述などによって特定の個人を識別できるもの」「他の情報と容易に照合することができ、それによって特定の個人を識別することができることとなるもの」が「個人情報」だと定義されている。
URL短縮サービス URLの日本語使用が可能になり、近年URLの文字数が増加するようになった。その他にもパラメータを付与する機会も増え、ファイルのディレクトリも長大になり、この傾向は拡大している。その結果、「SNSやメッセンジャーでは文字数制限により投稿できなかった」「メールでのやりとりでも意図しない改行が入りリンクが機能しない」などのケースが発生するようになった。URL短縮サービスは、そうした長大なURLを変換し、より短く単純な文字列でURLを表現するサービスだ。
ナラティブ 「ナラティブ(narrative)」は、直訳すると「物語」や「語ること」を意味する英単語。もともとは文芸の専門用語で、「自身の体験に基づいて何かを語ること」を指す。近年では、医療、心理学、教育、経済学、マーケティングなど、さまざまな分野で使われるようになっており、それぞれの領域に合わせた意味で用いられている。
CEO チーフオフィサー制(CxO制)の役職のひとつで、取締役会の指揮のもと、経営方針や事業戦略を策定し、法人全体の業務執行を統括して経営に責任を持つ。また、ステークホルダーとの関係構築も重要な役割となる。チーフオフィサー制のメリットは、経営と執行を分けて権限を分散させることで、企業統治(コーポレートガバナンス)を推進し、組織の透明性や公平性を高め、専門性を活かした迅速な意思決定を可能にする点にある。これによって企業の競争力が強化され、長期的な価値向上につながる。
CMO チーフオフィサー制(CxO制)の役職のひとつ。マーケティング部門の責任者として全社のマーケティングを統括し、CEOが定めた経営戦略に基づいてマーケティング戦略を策定・実行する。自社のブランディングも担当し、経営陣の一員としてマーケティングの視点からCEOを支える役割を持つ。
CTO チーフオフィサー制(CxO制)の役職のひとつ。CEOが策定した経営戦略に基づき、最適な技術戦略を立てて実行する。VPoE(Vice President of Engineering/エンジニアリング部門の責任者)よりも上位の立場にあり、経営陣の一員として技術面からCEOを支える役割を持つ。
ドロップキャッチ 「ドロップキャッチ」(Drop Catch)は、ドメインの不適切使用によりサイバー犯罪などを画策する手法。近年、自治体や企業においてイベントやコンテンツ公開にあわせて、一時的なドメインを取得し使用する機会が増えている。これらドメインが適切に更新されず権利を失効したタイミングで、関係ない業種企業がこのドメインを取得し使い回すというものだ。