せっかくテレワークしているのに、6割以上が「書類や捺印対応が必要でやむなく出社」【アドビ調べ】

テレワークを体験したビジネスパーソンの86.4%が「業務の生産性向上」を実感、9割が継続意向。

アドビ システムズは、「テレワーク勤務のメリットや課題に関する調査結果」を発表した。都内に勤務し過去3か月以内にテレワークした500人から回答を得ている。

なお本調査は、日本政府による新型コロナウイルスの対策基本方針が決定される前のものであり、“疾病の流行により急きょテレワークを始めた”という人の割合は、どちらかといえば少ないと考えられる。

テレワークを実施して感じた業務上の課題は「紙」、6割がやむなく出社

まず「テレワークを実施して、自身の生産性は上がったと思うか」を聞くと、「とても上がったと思う」34.0%、「どちらかといえば上がったと思う」52.4%で、9割近い人が「生産性が上がった」と感じていた。

次に「テレワークを実施して感じた業務上の課題」を聞くと、「会社にある紙の書類を確認できない」39.6%、「プリンターやスキャナーがない」36.2%、「自分以外の仕事の進捗が把握しづらい」35%が上位で、“紙”が業務のボトルネックになっていることが感じられる。

そこで「テレワークで働いているときに、「書類の確認や捺印などでやむなく出社した経験があるか」と聞くと、「頻繁にある」21.4%、「ときどきある」42.8%と合わせ、6割以上がテレワーク中にやむなく出社した経験を持っていた。なお「テレワークを実施してペーパーレス化が進んだか」を聞いたところ、84.8%が「ペーパーレス化が進んだ」と回答しているため、こうした“紙のボトルネック”は今後、相乗効果で駆逐されそうだ。

同僚とのコミュニケーションの量が減ることも課題

さらに“紙のボトルネック”のような業務的な課題以外に、「テレワーク中の心理的・身体的課題」を聞いてみた。その結果、「同僚とのコミュニケーションの量が減る」38.4%、「時間管理が難しい」30.0%、「つい仕事以外のことをしてしまう」28.6%が上位だった。

2、3位は自己管理の部分だが、こと同僚とのコミュニケーションとなると、チャットやビデオ会議ではなかなか埋めづらい部分がある。このへんは会社側の制度の洗練、テレワークサービスの内容・機能アップでの補完が期待される。

最後に「今後、定期的にテレワークを実施したいか」を聞くと、「積極的に実施したい」52.6%、「どちらかというと実施したい」40.6%で、93.2%が継続の意向を示している。もともと2020年は、東京オリンピック・パラリンピックでの交通渋滞とそれにともなうテレワーク移行の可能性が指摘されていた。今後、さらにテレワークが普及しそうだ。

調査概要

  • 【調査対象】都内に勤務し過去3か月以内にテレワーク勤務したことがあるビジネスパーソン
  • 【調査方法】インターネット調査
  • 【調査期間】2020年2月10日~17日 ※日本政府による新型コロナウイルスの対策基本方針が決定される前
  • 【集計サンプル数】500人
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