2018年上半期に最も利用したスマホアプリは「ゲーム」「天気」「SNS」【MMD研究所調べ】

MMD研究所は、スマートフォン所有者を対象に「2018年上半期スマートフォンアプリコンテンツに関する定点調査」を実施した。

MMD研究所は、スマートフォンを所有する20歳~69歳の男女555人を対象に、「2018年上半期スマートフォンアプリコンテンツに関する定点調査」を実施した。

2018年上半期に最も利用したスマホアプリは「ゲーム」「天気」「SNS」

スマートフォンを所有する20歳から69歳の男女555人に「2018年にあなたが最も利用したアプリ(*)のジャンルを教えてください」と聞いたところ、「ゲーム」が11.2%。次いで「天気」が11.0%、「SNS」が10.8%となった。

*無料通話/チャットなどのコミュニケーション関連アプリを除く

下図は、上位5ジャンルを2015年〜2017年の調査と比較したもの。2017年12月の調査と比較して、「天気」が2.0ポイント増加している(9.0%→11.0%)。なお、今回の調査は7月に、過去3年の調査はいずれも12月に実施されている点に注意。

SNS利用:Instagramが32.4%まで伸長。Twitter、Facebookは微減

Facebook、Twitter、Instagramそれぞれの利用状況について聞いたところ、「現在利用している」との回答はFacebookが37.7%、Twitterが40.9%、Instagramが32.4%となった。Instagramは前回調査(2017年12月)との比較で2.7ポイント増加している。

各サービスについて「現在利用している」と回答した比率を年代別に見ると、Instagramでは20代の44.4%が最多で、年代が上がるにつれて利用率が低下。Twitterは20代から40代までおおむね5割前後の利用率を保っている。Facebookは20代の利用率が26.7%で、30代以降の利用率と乖離がみられる。

スマホでの音楽聴取は64%。利用者の53%が「YouTubeで聴く」

スマートフォンで音楽を聴くと答えたのは64.1%。年代別では、特に20代(76.7%)と30代(77.7%)において音楽が活発に聴かれているようすがうかがえる。

スマートフォンのOS別にみると、iPhoneユーザー(n=327)の72.5%、Androidユーザー(n=196)の52.6%がスマートフォンで音楽を聴いていると回答した。

音楽を聴いていると回答した356人を対象に、スマートフォンでの音楽利用状況を聞いたところ(複数回答可)、「YouTubeなどの動画サイトで音楽を聴いている」が53.4%と最も多く、次いで「購入したCDからスマートフォンに取り込んで聴いている」が42.1%、「iTunes Storeから購入して聴いている」が38.5%となった。

スマホでの動画視聴は71%。20代、30代では8割以上

スマートフォンで動画を見ると回答したのは71.0%。年代別では音楽と同様、20代(81.1%)、30代(81.6%)の比率が高い。

OS別では、iPhoneユーザー(n=327)の77.4%、Androidユーザー(n=196)の63.8%がスマートフォンで動画を見ていると回答。こちらも音楽と同様、OSによる違いが見られた。

スマートフォンで視聴している動画サービスについて複数回答可で聞いたところ、iPhoneユーザー(n=253)、Androidユーザー(n=125)ともに「YouTube」が8割を超えた。

2位以下でOSによる差異が見られ、iPhoneユーザーで2位、3位の「Amazonプライム・ビデオ」、「AbemaTV」はAndroidでは奮わず、「ニコニコ動画」が2位に入っている。

調査概要

  • 【調査対象】20歳~69歳の男女
  • 【調査方法】インターネット調査(ネットリサーチ)
  • 【調査時期】2018年7月17日~7月18日
  • 【回答者数】555名
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