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グーグル、6月に続いて7月もコア アップデートを実施

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グーグル検索SEO情報②

グーグル、6月に続いて7月もコア アップデートを実施
2部構成の後半 (金谷 武明 on ツイッター) 国内情報

グーグルは、6月に続いて、7月にもコア アップデートを実施した。2部構成になると事前に告知していたとおりだ。

6月のコア アップデートと同様に、7月のコア アップデートも平時には見られない比較的大きめの順位変動が観測されている。この点では、いつもどおりのコア アップデートと言うべきか。

前回のコア アップデートの情報を伝える際に、次のような記載していた:

6月のコア アップデートと7月のコア アップデートで1セットだ。そのため、6月に起きた変動が7月には逆転する可能性もある。今回上がったサイトが次に下がり、反対に下がっていたサイトが上がるかもしれない

実際に、6月と7月で逆の動きが現れているサイトもあるようだ。

7月13日には、アップデートの完了を知らせる案内が出ている。

コア アップデートの有無にかかわらず、関連性があり品質が高いコンテンツを提供していく姿勢が必要不可欠なことに変わりはない。

さらに、今まで以上に特に丹念に取り組んでほしいことがあるとしたら、コンテンツ著者と運営サイトの信頼性を確実に伝えられるような改善を筆者は強調したい。こちらの記事が参考になるだろう。

★★★☆☆
  • SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

グーグルにサイトが表示されているか確認するためのチェックリスト
+検索でコンテンツを見つけやすくする方法 (検索セントラル) 国内情報

検索セントラルサイトの技術ドキュメントの更新情報を今週は2本お伝えしているが、どちらも上級者向けの内容だ。ここでは、初級者向けの更新情報もお届けしたい。

次を解説するドキュメントも新しくなった。

  • サイトがグーグルに表示されているかどうか確認する方法
  • グーグル検索でコンテンツを見つけやすくする方法

検索結果へのウェブサイトの表示に関して、まず確認しておくべき基本的なチェックリストとして次の項目を挙げている。

Google 検索結果への表示に関する基本的なチェックリスト

各項目の内容はドキュメントで確認してほしい。

SEOの実務としては、ここに挙げられている項目だけでは十分とは言えないのも事実だ。しかし、とっかかりとしては良いのかもしれない。SEOを始めたばかりの人に紹介してもいいだろう。印刷できるようにPDFバージョンのチェックリストも用意されている(ただし英語)。

★★★☆☆
  • これからSEOがんばる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

nofollowはインデックス防止には使えない
クロール/インデックス制御の仕組みではない (Gary on Twitter) 海外情報

あなたは、次のように理解してしまっていないだろうか ―― これは誤りだ:

インデックスを防ぐためにnofollowを利用できる

こんな認識をしていたら、「このページはグーグルで検索されないようにしている」と思っていたページが検索対象になってしまう。

リンクの a タグに nofollow 属性を付けていたとしても、リンク先ページのURLはインデックスされる可能性がある

nofollow はリンク先ページに評価を渡さないようにする仕組みであって、クロールやインデックスを防ぐ仕組みではないからだ。nofollowの付いていないリンクが1箇所でもあれば、または、さまざまなルートでグーグルがそのURLを認識すれば、クロールされインデックスされる。

同様に、robots.txtでURLをクロール禁止に指定していたとしても、グーグルがそのURLをインデックスする可能性は残る(ただしインデックスされるのはURLだけなのでコンテンツの情報はインデックスに含まれないが)。

インデックスを確実に防ぐには、次の2点を両方とも満たす必要がある:

  • グーグルがそのURLをクロールできるようにする(robots.txtでクロール除外しない)
  • グーグルにnoindexを伝える(次のどちらか)
    • robots metaタグでnoindex を指定する
    • HTTPヘッダーの x-robots-tagnoindex を返す

これは、絶対に間違ってはいけないSEOの基本だ。検索セントラルでも記載している。

グーグルのゲイリー・イリェーシュ氏も、これに関する質問をTwitterでされ、「昔からずっとその挙動だし、ドキュメントにも明確に書いてある」と答えている。

★★★☆☆
  • ホントにSEOを極めたい人だけ

これはチャンスかも!? AMPじゃなくてもトップニュースに掲載される
ページ エクスペリエンス アップデートで条件が変わった (John Shehata on Twitter) 海外情報

Google検索の検索結果ページで「トップニュース」枠に表示させるための条件が変わった。次のような変更だ:

  • これまで ―― AMP対応しているページだけがトップニュースに掲載されていた。

  • 現在 ―― AMPは必須条件ではなくなり、通常のページでもトップニュースに掲載される。

トップニュース
2つ目と3つ目のニュースにはAMPを示すマーク(赤矢印の部分)があるが、1つ目のヤフーニュースの記事にはない。

コア ウェブ バイタルをランキング要因に追加した「ページ エクスペリエンス アップデート」と同じタイミングで行われた変更だ。

カルーセル内の掲載順位にコア ウェブ バイタルが影響することはあるが、コア ウェブ バイタルが良好であることはトップニュース掲載の条件ではない。トップニュース掲載の唯一の条件は、グーグルニュースのコンテンツポリシーに準拠していることだけだ。

ページ エクスペリエンス アップデート後にたしかに非AMPページのトップニュース掲載が増えていることをnewzdashの調査データが示している。

トップニュースの非AMPページ

このデータは、トップニュース枠で非AMPページが占めるパーセンテージを表している。矢印がページ エクスペリエンス アップデートが実施された日だ。たしかに、アップデート後に非AMPページの比率が高まっている。

ただしこのデータをそのまま信頼できるとは限らない。チャートでは、この日以前にも非AMPページがトップニュースに掲載されているし、そもそもAMPと非AMPをどのように識別しているのかは不明なのだ。また、このデータには日本のグーグルは含まれていない。

データの信頼性はともかくとして、AMP対応していなくてもトップニュースに掲載されるようになったことは間違いない。トップニュースは検索結果で目立つ場所に表示される。AMP対応してないニュースサイトやメディアサイトにはトラフィックを増やす新たな経路を手にできたと言える。

★★★☆☆
  • AMP対応していないニュースサイト/メディアサイトのすべてのWeb担当者 必見!

手動対策とポリシー違反の注意点をグーグルが動画で解説
広告掲載しているサイトに特に役立つ (Google Search Central on YouTube) 海外情報

サイトから直接収益化しているパブリッシャー(メディア)向けの情報として、グーグルのオーロラ・モラレス氏が、

  • 手動による対策
  • パブリッシャー向けポリシー違反

に関する「概要」「注意点」「解決方法」を動画で説明した。

触れているトピックは次のとおりだ:

  • 手動による対策
  • なぜ手動による対策があるのか
  • 報告対象となるコンテンツが報告の種類
  • ハッキングされたら
  • サイト運営者 / パブリッシャー向けポリシーの違反
  • Google サイト運営者 / パブリッシャー向けポリシー
  • Google サイト運営者 / パブリッシャー向け制限コンテンツ
  • 手動による対策の解決
  • 結果はいつわかるか

特に、広告を掲載しているウェブサイトに役立つ内容で、グーグルの検索機能や広告ポリシーに準拠させる方法を学べる。

モラレス氏は英語で話しているが日本語字幕を利用できる。

字幕設定
歯車マークから「字幕」を選び「日本語」を指定すると日本語の字幕が表示される
★★★★☆
  • SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

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