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GMB「インサイト」レポートはこう活用すればいい! エキスパートが徹底解説

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GMB「インサイト」レポートはこう活用すればいい! エキスパートが徹底解説
あなたのビジネスに合った利用方法がある (長谷川 翔一 / 編集とマーケティング on note) 国内情報

グーグルマイビジネス(以下、GMB)の利用方法をGMBのエキスパートが解説した記事を紹介する。Googleマイビジネスプラチナプロダクトエキスパートの永山卓也氏の解説を、他の人がnoteにまとめたものだ。

非常に充実した内容で、たとえば次のようなことを解説している:

  • はじめに「Googleマイビジネス」「インサイト機能」について
  • 大前提「Googleマイビジネスをどこまで活用するか?」は店によって変わる
  • 特集:エキスパートが徹底解説!見るべき指標、取るべき戦略
    • 直接検索と間接検索の違い。ビジネス名を付けるポイント
    • 直接検索・間接検索の特徴・増やし方
    • お客様のニーズと自店の特徴がマッチする金脈(キーワード)を探す
    • 表示数の増減・季節性の変動には要注意
    • ケーススタディの改善策まとめ
    • 増減より「どんな目的でアクションが起きているのか」を読み解くのが大事
    • インサイトで分かる情報は、店舗マネジメントやブランディングそのものにも生かせる
    • それぞれ取り組むべきことを理解すると、実際の売上につながりやすくなる
    • 分断しない俯瞰視点を持ち、プロダクトアウトからマーケットインの発想へ

永山氏は、特に「インサイト」レポートの活用に焦点を当てている。インサイトのどのデータをどのよう活用すればいいかは業種や規模によって違ってくる。そこで、分析方法と、結果から見た改善方法を示している。

たとえば、「検索数」と「アクション数」がまず見るべき指標とのことだ。これに「検索クエリ」を合わせて検索ユーザーの意図を読み取るのだ(検索意図を調べるのは通常のSEOと何ら変わらない)。

ほかにも、インサイトの分析をもとにした改善策の見つけ方がたくさん書かれている。ローカルビジネス運営者は参考にしよう。

★★★★★
  • すべてのローカルビジネス担当者 必見!

中小企業のオンラインショップ開業をグーグルが支援
コロナ禍に負けるな! (Google Japan on ツイッター) 国内情報

グーグルがオンラインショップ支援プログラムを始めた。オンラインでの販路拡大を考えている中小企業に向けて、オンラインショップの開設から中長期的なビジネスの成長までを支援するものだ。

このプログラムでは、オンラインショップを開いて運用していく全体を支援するために、次のような情報やサービスを提供している:

  • オンラインショップを立ち上げるためのプラットフォームの情報
  • ネットショップの開設方法や集客の仕方
  • プログラム参画パートナーが提供する特典
  • 無料でグーグルに情報を掲載する方法
  • 財政的な支援を受ける方法

コロナ禍の影響もありオンラインショッピングの需要が増えていると聞く。年末商戦には間に合わないかもしれないが、「ニューノーマル」の世界では今後もオンラインショッピングの利用は増えていくだろう。

店舗販売だけだったり、あるいはオンラインショップを活用しきれていなかったりする小売業はグーグルのサポートを頼るのもいいだろう。

★★★☆☆
  • 中小リテーラーのすべてのWeb担当者 必見!

コアウェブバイタル最適化にはAMPが役立つ
AMP Fest 2020動画に日本語字幕 (AMP Project on Twitter) 国内情報

AMPをテーマにした『AMP Fest 2020』というオンラインイベントを10月13日にグーグルが開催した。例年開催しているAMP Confという名称のオンサイトイベントの代替だ(2020年は東京で開催した)。

セッションの録画がYouTubeにアップロードされており、日本語の字幕がついた。

たとえば、基調講演では次のようなデータを明らかにしている。

AMPを採用しているドメイン名のサイトの60%がコアウェブバイタルの基準に合格している。

非AMPドメインの合格率は15%。

コアウェブバイタルの最適化にはAMPが適していることを裏付けるデータだ。

そのほかのセッションでもAMPの最新情報が手に入る。AMP導入しているサイトのウェブ担当者は視聴するといい。

★★★★☆
  • AMPがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)
  • ホントにAMPを極めたい人だけ

SEOにも役立つ、リモートでの簡単ユーザーテストのやり方
必要な機材はPC1台だけ (Yahoo! JAPAN Tech Blog) 国内情報

リモートから実施できるユーザーテストのやり方を Yahoo! JAPANの技術ブログが詳しく解説した。

サイトのユーザビリティを改善するにせよ、コンテンツを企画するにせよ、ユーザーを正しく理解することは大前提だ。

そのための方法として非常に役に立つのが実際のユーザーに操作してもらうユーザーテストなのだが、このご時世、「テストラボに来てください」と頼むわけにはいかない。

元記事で解説しているリモートユーザーテストならば、特定の場所に実際に来てもらう必要がなくインターネット越しにできるので、被験者にとっては協力する敷居が低くなる。しかもPCが1台あればできるので、実験者にとっても負担が少ない。

実は、グーグルのジョン・ミューラー氏は、ことあるごとにユーザーテストの実施を勧めている

たとえば、高品質なコンテンツを作るにはどうすればいいか?という質問に対してユーザーテストで調査することをオフィスアワーで提案したことがある。また、Mozのサイラス・シェパード氏から受けた最近のインタビューでは、サイト管理者にもっと実行してほしいこととしてユーザーテストを挙げている(29分58秒あたり)。

サイトの問題点や改善要素を探り当てるのに非常に役に立つユーザーテストを遠隔で行う具体的な方法は、Yahoo! JAPANの技術ブログを参照してほしい。アクセス解析ツールやヒートマップでは得ることができない、生身のユーザーの動きが見えてくるはずだ。サイト改善に役立てよう。

★★★★★
  • すべてのWeb担当者 必見!

SSL証明書の有効期限が近い将来に90日になるかも!?
Safariの13か月よりもさらに短くなる (さくらのSSL) 国内情報

アップルのSafariでは、2020年9月1日以降に発行するSSL証明書からは、発行日から398日を超えたものを受け付けなくなる。この期日を過ぎた証明書はたとえ有効期限内であってもSafariでは接続に失敗するのだ。グーグルのChromeやMozillaのFirefoxもこの仕様になるという。

この有効期限の短縮の流れはさらに加速し「397日→9か月→6か月→90日」としていくことが議論されているそうだ。

証明書の期限をなぜ短くする必要があるのだろうか? このあたりの事情をさくらインターネットさんが詳しく解説している。理由を一言で言えば、セキュリティを万全にするためだ。

Let's Encryptのような無料証明書を除けば、今の証明書は取得や更新のたびにお金も手間もかかる。しかし、HTTPSによるセキュリティ確保やプライバシー保護が進む流れで、おそらく証明書の購入や更新もどんどん自動化されていき、短いスパンでお金や工数をさほどかけずに更新していけるような仕組みが中心になっていくのではないだろうか。

★★★☆☆
  • SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)
  • 技術がわかる人に伝えましょう

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