今日は、自作ツールの紹介です。検索トラフィックがディレクトリ別にどれぐらいあるのか、以前と比べてどこへの検索トラフィックがどう変わったのかを、ボタン1つで調べてわかりやすく表示するツールを作りました。
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検索トラフィックのディレクトリ別分析ツールを使ってみる
→ http://web-tan.forum.impressrd.jp/tools/gaapi#gaReportPrintTools
検索トラフィックを増やしたいSEO担当者さんは、全体としての検索トラフィックだけでなく、コンテンツのタイプで分けたディレクトリごとの検索トラフィックに整理して、施策の効果がどれぐらい出ているかを調べていることでしょう。
そのためには通常は、GoogleアナリティクスなどからデータをCSVでエクスポートして、それをExcelのテンプレートに当てているのだと思いますが、このツールを使うと、ボタン1つでそのデータを取得して表示できます。
もし、そうした分析をしたことがない人は、このツールを使って一度、やってみてください。意外なところの検索トラフィックが増えていたり、全体としては伸びていても、実は大切なコンテンツへのトラフィックが減っていたりというのに気づくかもしれませんよ。
これは、以前に「Googleアナリティクス連携 アクセス予測&曜日・時間別の平均値分析ツール(祝日自動判別)」という形で紹介したツールの機能追加として作りました。
以前は曜日・時間帯別や予測値を出すだけでしたが、次のような機能を追加しました。
- 検索トラフィックに限定して
- ランディングページのディレクトリごとに
- 何件検索トラフィックがあったかや
- ランディングページとなったページのURLバリエーション数を調べ
- 指定した「以前の日時」からどれぐらい増えたか減ったか
- その全体影響度 などを、わかりやすく表示
値が大きい・小さいセルを自動的に色づけしてわかりやすく表示し、さらに、列のデータでのソートも可能です。
Webそのままですと幅が狭いのでちょっと見づらいですが、レポート作成後にツールの上部にある「レポートを印刷できる状態にします」ボタンを使うと、幅の制約がなくなり、見やすくなります。
自分が欲しくて作ったツールですが、みなさんのお役にも立てるのではないかと思います。使ってみて、ご意見などを頂戴できればと。
検索トラフィックのディレクトリ別分析ツールを使ってみる
→ /tools/gaapi#gaReportPrintTools
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この記事の筆者
安田 英久(やすだ・ひでひさ)
株式会社インプレス
Web担当者Forum 編集統括(初代編集長)
プログラミングやサーバー、データベースなどの技術系翻訳書や雑誌『インターネットマガジン』などの編集や出版営業を経て、Webサイト 「Web担当者Forum」初代編集長。ビジネスにおけるWebサイトの企画・構築・運用と、オンラインマーケティングの2軸をテーマにメディアを展開いる。現在は編集統括として媒体に携わる。
個人としては、技術とマーケティングの融合によるインターネットのビジネス活用の新しい姿と、ブログ/CGM時代におけるメディアのあるべき姿を模索し続けている。趣味は素人プログラミングと上方落語と南インドカレー。
- Twitter:@Hidehisa
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