企業ブログでSEO効果が7.9倍になる(ちゃんと更新すれば) など10記事(海外&国内SEO情報)
海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ
- 画像のalt属性はアンカーテキストの代わりになるのか?
(High Rankings Forum)High Rankingsフォーラムの管理者ジル・ワーレン女史によれば、画像のalt属性は確かにアンカーテキストの代わりになるそうだ。alt属性がないとPageRankは渡るものの、アンカーテキストとしての効力は持たなくなるとのこと。
また、title属性は、SEOの観点からはまったく価値がないとも言っている。
alt属性がインデックスされるかされないかは意見が分かれている。インデックスされるときもあればされないときもあるようだ。テキストのみキャッシュでは読み取られているものの、検索には引っかからないこともあるらしい。ただいずれにせよ、alt属性はテキストブラウザや読み上げ機能にはなくてはならないものなので、アクセシビリティを確保するためにも必ず記述しておこう。
- 1,000,000のURLをサイトマップに登録する方法
(YouTube Google Webmaster Central Channel)100万ページ以上ある超大規模サイトのXMLサイトマップの登録方法についてグーグルのマット・カッツ氏がビデオで解説した。要点をまとめると次のようになる。
- 1つのサイトマップファイルに最大50,000URLまで登録できる。
- URLの数が50,000を超える場合は複数のサイトマップアイルを作成し、サイトマップファイルをリストするサイトマップインデックスファイルを作成する。
- サイトマップインデックスファイルには50,000までのサイトマップファイルをリストできる。
- 結果として最大25億のURLをサイトマップに登録できる。
- サイトマップファイルまたはサイトマップインデックスファイルは、グーグルウェブマスターツールまたはrobots.txtで送信する。
ちなみに、サイトマップファイル1つあたりの制限としては、5万URL以下であることに加えて、10MB以下にする必要もあるので注意してほしい。サイトマップをふつうに書くと1つのURLあたりXMLタグだけで150バイト程度必要になる。日本語URLを使っていて1URLの長さが100バイトあるとすると、5万URLを1つのサイトマップに詰め込んだらファイルサイズが12MB弱になってしまう。無理に5万URLを1サイトマップファイルに収めずに、余裕をもって分割していくのがいいだろう。
サイトマップインデックスファイルの詳細についてはヘルプを参照してほしい。技術者の方はsitemap.orgの仕様書のほうがわかりやすいかもしれない。
- グーグルの検索結果から“キャッシュ”のリンクが消えってしまった!
(High Rankings Forum)グーグルのSERPから自分のサイトの「キャッシュ」のリンクが消えてしまい「cache:検索」でもキャシュページが出なくなったウェブ担当者が、High Rankingsフォーラムで助けを求めた。
原因は、契約していたレンタルサーバー会社。あるクローラーのせいで当該サイトのネットワーク転送量が多くなりすぎたため、レンタルサーバー会社がそのクローラーのアクセスを制限しようとrobots.txtで制限して、うっかりグーグルのロボットも拒否してしまったたとのこと。
と、これはどうでもいい話で(当事者にとっては重大な事件だが)、ちょうどいい機会なのでキャッシュを非表示にするmetaタグを確認しておこう。headセクションに次のように記述する。
<meta name="robots" content="noarchive" />
meta robotの「noarchive」はキャッシュリンクを表示させないようにするもので、インデックス拒否や検索結果への出現を拒否するものではない。古いデータを見せたくなかったり、検索エンジンに管理サイトのデータを保存させないように著作権やプライバシーを管理したりするときに利用する。
なお検索エンジンのロボットの動きを制御するmetaタグはいくつもある。長年サイトを運用したり、管理サイトが増えてくると利用する場面も出てくるはずだ。グーグルとヤフーの該当ヘルプページを載せておくので、リファレンスとしてブックマークしておくといいだろう。
ソーシャルもやってます!