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ランキングが乱高下する“ローラーコースター現象”への正しい緊急対応とは

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僕は、Search Engine LandでStoney DeGeyter氏の書いた「ランキングにおけるローラーコースター現象の原因と結果」というおもしろそうな投稿を見つけた。これは明らかに読む価値のあるものだが、「ローラーコースター」現象がいつでも発生している特別な領域について、僕も指摘しておきたいと思う。その領域とは一時的データだ。

検索エンジンにとって一時的データとは、以下のようなものだ。

  • クローラーが初めてあるコンテンツに出会ったとき
  • 新しいリンクを初めて発見したとき
  • リンクが殺到する局面
  • 特定の題材に関する大量のコンテンツが生まれる局面

こうしたデータは、検索エンジンがあらゆる形で利用している可能性があるが(「ニュース」検索の結果に挿入するものを決定することから、スパムの可能性があるものを判断することまで)、それだけでなく、ランキングの上下動をもたらすローラーコースター現象にも、非常に影響を与えるんだ。Stoneyは、このローラーコースター現象の原因となる3つの事項について語っている。

  • ウェブサイトに施した修正
  • 検索エンジンのアルゴリズムの変化
  • ライバルが実施した修正

決定的に重大な4つ目の原因として、僕は一時的変動を付け加えたい。ある意味これは、「検索エンジンのアルゴリズムの変化」に入るけど、実際にアルゴリズムが変わったわけではなく、検索エンジンは通常の方法で新しいデータを飲み込んでいるに過ぎない。通常GoogleやMSN、そして割合が少ないけどYahoo!なんかでも見かけるのは、信頼性のあるサイトの新しいコンテンツや、規模が小さくとも被リンクが到来しているクラスタになど、優先度を与えることだ。そのため、次のような状況がしょっちゅう発生するんだ。

  • かなり上位ランクを取っていたのに、突如としてFlickrのページやTechnoratiのタグページ、あるいはWikipediaのページに追い越されてしまう。ページがまだ新しく、外部リンクがほとんど、またはまったくなく、どうしたら上位ランクを得られるのかわからなくなってしまう。だが心配はご無用。こうしたページのにわか上昇は、ほぼ確実に5日から10日後には廃れる傾向にある。

  • 自分のページの掲載ランクが、いくつかの大物サイトに続き、10番目から20番目になっている。自分のサイトはかなり強力で、突然新しい被リンクが5件から10件増えたとする。すると、自分のページが他のページを追い抜き、検索結果のトップに躍り出る。これで早々に追い越されることはないと思うだろう。これもまたにわか上昇で、サイトが新しく得た人気に、ほんのちょっとばかり「余分の名声」をもたらすものだ。例えるなら、検索エンジンが「おっと、このページは急速にリンクを集めたな。きっと、このクエリに対する関連性あるいは人気が非常に高いに違いない。上位にランクさせよう」と推定するということなんだ。問題は、新たな被リンクがこれ以上集まらないと検索エンジンが気付いたときに、かなり急激にランクが落ちてしまうことだ。これは、「立ち腐れ降下」とでも呼んだ方がいいかな?

  • 検索結果の上位は2、3のページがほとんど毎日入れ替わっている。僕はこれを「同順位」の流動と呼びたい。ローラーコースター現象は、新しい被リンクを得たり、おそらくはコンテンツを新しくすることで発生する。そしてライバルの存在が、ランキング1位の座を獲得することをとても難しいものにしている。したがって、ほんのちょっとの変化でも、ランクが上がったり下がったりする可能性があるんだ。

僕は全面的にStoneyの投稿が気に入っている。特にアドバイスの最後の数行が良い感じだ。

ほとんどすべてのウェブサイト管理者は、いずれランキングの大幅な下落に直面する。パニックに陥るのはとにかく避けたいところだ。ときには最善策がないこともあるだろう。しかし、ちょっとした調査をすれば、決して悪い方向に向かうことはない。

ランキングの急下降を体験したとき、多くの人々は元に戻そうとウェブサイトを大幅に変更する。これは多くの場合、うまくない。まず最初に行うべきは、問題点を調査し、問題の(できるだけ多くの)原因を確認してから、成すべき行動方針を慎重に立案することだ。

ただし、検索エンジンが用いる一時的データと、それがランキングや検索結果にどのような影響を与える可能性があるのか、必ず慎重に検討するべきだ。

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