新米の開発者とマーケ担当者に贈る24のサイト内SEOチェック項目
僕が書いたフランス語版のオリジナル記事はこちらですよ、シルブプレ。
ここで取り上げる話は、たいていの人がウェブサイト自体の、つまりオンサイト検索エンジン最適化(SEO)情報として、かなり一般的な話だと思うだろうけど、どれほど多くのSEOコンサルタントやウェブ開発者が新しいサイトを立ち上げる際に、ここに挙げる基本ステップを無視したり、忘れたりしているか知ったら驚くかもしれない。
オンサイトSEOに関するこれら24のチェック項目やテクニックを利用すれば、どんなリンクビルディングやリンクベイティングでも、すばらしい結果が得られるだろう。
テーマに沿った、または関連性がある最良のキーワードでオンサイト最適化(OSO)を行うため、最初のキーワード調査を終えたら、予算100ドルでAdwordsのテストキャンペーンを実施しよう。
どのページにも、コピーしたものではなくて、上手く書けている魅力的なタイトルとページ内容説明タグがあるか確認しよう。
サイト上の関連性がある個別コンテンツのほとんどすべてが、それについて書いてあるページに対してとにかく静的で、さらに画像化テキストではないことを確かめよう(テキスト・ブラウザを使って改めて確認しておくこと)。
どのページにも、テーマに沿ったキーワードが最低限含まれるように、ページ内のコンテンツに手を加えよう。ユーザーになったつもりで考え、度を超さないことが大事だ。
コンテンツのタイトルとサブタイトルが、h1およびh2タグに入っているか確かめるため、コードを再確認しよう。
ナビゲーション要素がどれもテキストリンクで、「ここをクリック」だとか「詳細」といった類いのリンクではないことを確認しよう。
主要なページを強調するために、コンテキストリンクが広範囲に散在し、ウェブサイトのコンテンツ全体で一般的になっているか確認しよう。
相互リンクする予定なら、テーマごとに分類した小規模なディレクトリを作成するか、少なくとも「リンク集」ページを用意しよう。
robots.txtファイルを準備済みで、検索エンジンロボットにアクセスしてほしくないフォルダを設定していることを確認しよう。
ウェブサイトのルートディレクトリに、sitemap.xmlを必ず置くようにしよう。
サイト内の行き来に役立つよう、ナビゲーションリンクを用意しよう。
ビジターが簡単に静的サイトマップにアクセスできるか確認しよう。
URLが見つからない場合の404エラーページに、主要なカテゴリへのリンクを必ず用意し、できれば検索ボックスも配置しよう。
重要な画像タグに、適切なaltパラメータがあるか確認しよう(これは何らかの方法で自動化すべきだ)。
あらゆる形のトラッキングができるように、汎用の解析ツール(Google AnalyticsやIndextools)を必ずインストールしよう。
コンバージョンや設定したアクションを追跡できるようにしておこう(温度分布解析風の追跡ツールclickdensityや、PPCプラットフォームを使ったコンバージョン追跡、Indextoolsのアクション追跡など)。
被リンクを分析できるようにGoogle Webmaster Centralでサイトを登録して有効にし、必要なもの(robots.txtファイルなど)を有効にしよう。
サイトを運用する設備が自分の主要市場に近いか確認するため、IPアドレスによる所在地のクイックテストを行おう。
特にアドバイスがない限り、クライアントのために作成するページの一番下に自社の署名を入れ、最良のキーワードをアンカーテキストとして使おう。これはきわめて大事なことだ。クライアントが仕事に大満足なら、なおさら自分のサービス宣伝に躊躇するべきじゃない!
(ちょっと身びいきかもしれないけど)SEOmozのツールをすべて活用しよう。検索結果で(最大のライバルサイトと自分の実サイトを比較して)上位のランクを得るために、どんな取り組みが必要なのか知るにはPage StrengthとKeyword Difficultyを使い、検索エンジンが適切なインデックス化をしてくれるか確認するためにはCrawl testを使うんだ。
思いもよらない大きな問題(それとブログ・プラットフォームを使っているならもうちょっと余分な問題)を捉えるため、W3Cの検証サービスを通しておこう。
主要なコンテンツ・アグリゲータ(Google Blog Search、My Yahoo、Wikioなど)に更新通知を送ろう。
主要なソーシャル型プラットフォーム(digg、del.icio.us、BlogMarks.net、TechnoratiのTagsなど)へのリンクを入れよう。
FeedBurnerを利用し、統計情報を把握できるRSSフィードを手に入れよう。
この基本的なチェック項目のリストを使えば、ウェブサイトの構築とマーケティングを行うどんなウェブ開発会社でも、かなりの確率で顧客のサイトを検索結果の上位ランクに押し上げつつ、顧客の推薦と立派な検索ランキングという成果で、自分たちも見込み客を何件か獲得できるだろう。
こうしたことを実行する上で余分な時間がかかっても、それを正当化し得るだけの見返りがある。たとえば、現在僕らの会社には17人の従業員がいる。僕らの業績の半分は、顧客がサイトを立ち上げる前に、少なくともこれらの基本ステップを踏むべきだと主張しただけで達成できたといえる。それに言わせてもらえば、トラフィックが増えて不満な人間はいないし、僕らの会社名がそこにあることなど、ほとんど誰も気にしないんだ!
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