アイレップが検索エンジン利用実態のアイトラッキング調査、Googleユーザーは「E字型」で閲覧

男性ユーザーは女性ユーザーよりも検索結果注視時間が短い傾向なども明らかに

SEM関連ソリューションのアイレップの運営するSEM総合研究所と、リスティング広告事業のレリバンシー・プラスは消費者の検索エンジン利用実態についてWeb Eye手法によるアイトラッキング調査を共同で実施、結果を12月24日に発表した。それによると、Google検索ユーザは「E字型」で閲覧する傾向がある、男性ユーザは女性ユーザよりも注視時間は短く閲覧範囲は広い、検索意図と適合しないサムネイルはクリックされない、ユニバーサル検索の満足度は高いなどの傾向が分かった。調査は今年7月に20歳以上60歳未満の男女60人を対象に実施された。

Google検索では、検索結果最上部にキーワードを入力するワンボックスが表示されるが、その場合、ユーザーはタイトルや説明文を確認するために視線を右から左に移動させつつ、かつ検索結果の上段から中段にかけて集中的に閲覧する傾向が見られた。これは他の検索エンジンと比較した場合、特にGoogleで顕著だったという。

男女ユーザーの視覚行動パターンでは、男性ユーザーは女性ユーザーよりも注視時間が短く、閲覧範囲が広いこともわかった。男性ユーザーは全体的に見ながら目的と合致する情報を探してクリックするが、女性ユーザーは検索結果のタイトルや説明文に目を通しなが
ら内容を判断してクリックをしていると考えられる。

動画や地図などのサムネイルが表示された場合の検索結果では、ユーザーの注目度は特に高まっていないということも明らかになった。サムネイルが表示され、ビジュアルに訴える検索結果でも、検索意図に合わなければユーザーは特に注視しなかった。

調査結果は1月にダウンロードで提供開始する予定という。

アイレップ
http://www.irep.co.jp/

レリバンシー・プラス
http://www.relevancy-plus.co.jp/

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