短時間リフレッシュで仕事の効率UP
仕事の合間や自宅で、短時間でできるリフレッシュ法やエネルギー充填法を紹介。疲れたとき、気分転換したいときなど、いつでもピットイン!
- TEXT:加藤さこ
- ILLUST:田中斉
肩コリの原因は乳酸?!
デスクワークをしている人の中には、肩コリ慢性化してつらい思いをしている人も多いはず。肩コリがひどくなると、頭痛を伴うこともあり、集中力も落ちてしまいます。コリは、長時間同じ姿勢を取ると筋肉に乳酸がたまってくることで発生します。
食べて解消! 乳酸を抑制する食品
一番簡単な解消法は、乳酸がたまるのを未然に防ぐことです。クエン酸には乳酸を抑制する働きがあるので、積極的に取り入れましょう。クエン酸を多く含む食べ物は、りんご、いちご、みかん、レモン、キウイ、パイナップル、梅干しなど。果物を積極的に食べて肩コリしにくい身体を作りましょう。
質の良い睡眠とストレッチで解消!
睡眠が足りないと、乳酸をため込みやすい身体になってしまいます。長時間睡眠よりも短時間でも熟睡することに意味があるので、睡眠環境を整えてぐっすり眠ることが大切です。
即効性のある解消法は、こまめに筋肉を動かすこと。でも、効果的に動かさなければコリは取れません。イラストを見ながら、効果的にコリをほぐせる簡単ストレッチにトライしてみてください。ストレッチをするときの注意点は、「動作をゆっくり」「力を抜いてノビノビと」「動かすのはイタ気持ちいいところまで」の3点です。
肩コリを解消術
01 両手を広げてパタパタ動かす
ヒジを軽く伸ばし、両手を開いて掌を正面に向ける。次に、手の甲の側を正面に向くようにする。手の向きをしっかり前に向けるように! 以上の動きを繰り返して行う。
02 片腕を抱えて腕を伸ばす
右手を前に伸ばし、左腕で右のヒジを挟む。そのまま身体に引き寄せる。伸ばしている腕の肩が上がらないように! 30秒ほど静止したら、逆の手も行う。
03 円を描くようにアゴをまわす
肩をなるべく動かさないようにして、アゴで大きな円を描くようにゆっくりまわす。下半円にきたら少しアゴを引くように! 逆回しも同じように行う。
04 円を描くようにヒジをまわす
両手を交差させずにそのまま肩に当て、ヒジで大きく円を描くようにゆっくりまわす。肩甲骨から動かすように! 逆回しも同じように行う。
05 手首を持って上に伸ばす
片手で反対側の手首をつかむ。天井に向けておもいきり上に伸ばす。耳に肩を付けるようなイメージで垂直に! 反対側の腕も同じように行う。
06 両手に大きな空気玉を抱える
少し前かがみになり、両手を組む。両手の間に大きなボールを抱えるような気持ちで広げる。背中の真ん中を突き出すようにして、左右にゆっくり身体を揺らす。
※この記事は、『Web担当者 現場のノウハウ Vol.1』 掲載の記事です。
コメント
いいですね
これは効きそうな感じがします。
ありがとうございます。
長年悩んではいます。少し続けてみます。
その後いかがですか?
筆者の加藤です。
コメントありがとうございました。
2か月遅れの返信でごめんなさい!!
肩の調子はいかがですか?
イラスト1の変形で、
右の手のひらを正面、左は手の甲を正面にして、
互い違いに返すという方法もあります。
さらに、
イラスト2の変形で、
伸ばした腕をヒジから下にストンと落とし、
ヒジの先をグッと斜め下方向に押すという方法もお試し下さい。
肩コリのひどい人は、肩をもむと逆効果になる場合があります。
固まった筋肉が炎症を起してしまう危険があるためです。
できるだけ動かすことで解消していきましょう。
少しでもラクになりますように、祈ってます!!
第二弾やりたいですねー
筆者の加藤です。
コメント&トラックバック等々ありがとうございます!
肩コリに関心のある方が多いようですね。
掲載した他にもいろんなストレッチ法があります。
いつか第二弾をやりたいですね。
ストレッチは肩甲骨から動かすように意識すると効果的です。
あと、肩コリのひどい人は、肩をもむと逆効果になる場合があります。
炎症を起してしまう可能性があるためです。
できるだけ動かすことで解消していきましょう!