[コラム]ワーカーズ・ピットイン ~短時間リフレッシュで仕事の効率UP

新現代病の「パソコン腱鞘炎」に要注意!!

短時間リフレッシュで仕事の効率UP

ワーカーズ・ピットイン

仕事の合間や自宅で、短時間でできるリフレッシュ法やエネルギー充填法を紹介。疲れたとき、気分転換したいときなど、いつでもピットイン!

  • TEXT:加藤さこ
  • ILLUST:田中斉

Web担当者に限らず、仕事にパソコンは必須なものとなっています。しかし、そのせいで「新現代病」と呼ばれる病気も続々登場してきています。

最近では、何時間もキーボードやマウスの操作をしているために腱鞘炎にかかってしまう人が急増し、「パソコン腱鞘炎」「マウス症候群」という病名まで付けられています。手首に違和感を感じながらも、仕事は止められない。でも、悪化したら大変なことになってしまいます。痛くなる前にしっかりと予防をしていきましょう。

手の疲れを予防するアイテムとして、アームレストの使用をお勧めします。アームレストは腕や肩の疲れ防止だけでなく、何時間も不自然な形で固定する手首の緊張を和らげる効果もあります。キーボードだけでなく、マウス操作も腱鞘炎の元になります。マウスパッドやマウス本体もこまめに掃除し、摩擦力を最小限にしておきましょう。仕事中でも、少し手を休めて手首のストレッチをしてリフレッシュタイムを設けることも、能率アップにつながりますよ!

腱鞘炎予防のための姿勢とストレッチ

01 パソコンに向かうときの姿勢

パソコンに向かうときの姿勢

ヒジが下がったり肩が上がったりしないような姿勢で、約90度の角度でヒジを曲げられる高さがベスト。

02 マウスは小ぶりのものを使用

マウスは小ぶりのものを使用

マウスが大きいと腕や肩への負担が増える。ひと回り小さいものに変えてみよう。

03 手首のストレッチ1

手首のストレッチ1

図のように手の甲を持ち、ゆっくり息を吐きながら、ヒジを下ろしていく動作を繰り返す。

04 手首のストレッチ2

手首のストレッチ2

図のように手を親指側から持ち、手のひらを外側に向けるように少し捻りを加える。

05 腕のストレッチ

腕のストレッチ

手の平を上に向けて、親指以外の指を軽く握って息を吐きながら、ゆっくりヒジを伸ばす。

06 手首のツボを刺激

手首のツボを刺激

手首の内側の関節部分真ん中にある大陵(だいりょう)というツボを、ゆっくり揉みほぐす。

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