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食品系ECサイトがリピート購入を増やすため知っておきたいイベント活用法 | いつも.のECコンサルタントが明かす、売り上げアップにつながるEC最新情報

8 years 4ヶ月 ago

食品系のECショップがお中元やお歳暮などのギフト商品で売り上げを伸ばすために、お試し商品から顧客育成を行い、商品への理解を深めてもらった上でギフト購入につなげるという手法が有効です。

一方、イベントで新規を獲得してリピートにつなげる方法もあります。今回は事例を交えてその方法を紹介していきましょう。

イベントの企画・商品開発が重要ポイント

食品ジャンルは、お中元・お歳暮、帰省の土産、母の日・父の日、敬老の日など、1年を通してイベントごとに新規顧客の獲得比率が上がる傾向にあります。

従来は自家需要からギフト購入につなげるのが一般的な考え方でした。しかし、最近では商材の特性に合わせてイベント時に新規を多く獲得し、自家需要でリピートにつなげるという逆の流れが増え、一般的になりつつあります。

事例を見ていきましょう。

地ビールで有名なある会社では、父の日に大量の注文を獲得し、その出荷件数は数万件にものぼります。新規の比率は6~7割程度あるため、父の日に商品を購入した顧客に向けて、定期購入を訴求してリピートにつなげるというモデルが成功しています。

チーズケーキが圧倒的な1番人気のお店では、人気商品のチーズケーキは、毎月のリピート購入につなげるのが難しい商品であると言います。

そのため、夏場はゼリーを開発。北海道のお店なのでメロンを使った商品を開発するなどして、毎月季節に合わせた新商品を発売しています。

その新商品と1番人気の商品であるチーズケーキをセットにし、送料無料で提供する商品が良く売れており、リピーターの獲得に成功しています。

このように、顧客育成のプログラムを作る上でまずお勧めしたいのが、毎月のように開かれるイベントに合わせて商品企画を行うこと。そのイベントを通じて新規のお客さまを獲得し、2番目、3番目に買ってもらえる商品ストーリーを作るのです。

もちろん商材によって違いがあります。お店の特徴に合わせて顧客育成プログラムを組む必要がありますが、多くの成功事例が存在しますので他社を参考にするのが良いでしょう。

さらにお勧めしたいのが、顧客育成をするために「○○の日」を作るという方法です。

わかりやすい例では、お肉屋さんが毎月29日を「肉の日」と設定している例でしょう。商品を安く購入できたりポイントを付けるなど、お得に買い物ができるイベントを実施、特定の日に買い物に訪れてもらう“癖付け”を行うという方法です。

リピートを増やすポイントとしては、まずは“癖付け”を行うために、特定の1日に集中することが重要です。1日だけでしっかり売り上げが伸びるようになった際には、たとえば「29日」だけではなく「9の付く日」などに広げていきます。顧客育成を段階的に行い、スムーズにリピート購入へつなげることができるのです。

商材によって、ギフト需要やリピートなど、どこに売り上げの山を持っていくのかを考える必要があります。自社商品のニーズをしっかり把握すれば無理なく顧客育成を行い、売上アップの施策を行うことができるようになるでしょう。

株式会社いつも.

Eコマースビジネス支援に特化し、成功に必要なコンサルティング、集客、構築・制作、販売、CRM、物流、カスタマー対応までを一社完結で提供。

現在、国内最大規模となる7700社以上の企業(2016年6月時点)とサポート実績があります。約4年前から米国Eコマースの成功事例や情報を研究する専門部署(EC未来研究所)を設け、情報収集と発信を実施。そこから日本流のスマートフォン、ソーシャル、O2O、フルフィルメント、CRMなどのコンサルティングも提供している。

株式会社いつも.

「Yahoo!ショッピング」が「Apple Pay」導入へ/売れているのに何で赤字?【人気記事ランキング8/4~8/17】 | 週間人気記事ランキング

8 years 4ヶ月 ago

ネッ担編集部の取材で、「Yahoo!ショッピング」が「Apple Pay」を導入することがわかり、その内容をお伝えした記事がトップに。「売れているのに何で赤字?」がテーマの連載記事(今回が最終回!)が2位に入りました。

  1. 【速報】「Yahoo!ショッピング」が「Apple Pay」を導入へ、50万店超で利用可能に

    tweet64はてなブックマークに追加

    「Yahoo!ショッピング」iOS版アプリにて、「Apple Pay」を使って決済できるようにする

    2017/8/9
  2. めっちゃ売れとったのになんで赤字やねん!【オカンでもわかるCPAとLTVとROASとROI】

    tweet19はてなブックマークに追加

    指標を知れば利益が見える(連載第6回・最終回)

    2017/8/9
  3. 斉藤由貴さんと今井絵理子さんの例に学ぶ「謝罪」「釈明」「クレーム対応」の極意

    tweet8はてなブックマークに追加

    100%自分が悪い時、きっと役に立つ「クレーム対応」や「謝罪方法」「釈明の作法」

    2017/8/7
  4. 日本郵便、大手モールとの連携進める。楽天に続き「ポンパレモール」と

     

    2017年10月から、「ポンパレモール」の商品を全国のコンビニや郵便局、宅配ロッカーで受け取れるようにする。

    2017/8/9
  5. 楽天の下期戦略、モール内の検索で優良店舗の商品露出を優遇する「優良店制度」とは?

     

    商品とは無関係なキーワードの記載や商品ページでの隠し文字などを禁止し、表示する順位を大きく下げる

    2017/8/7
  6. スマホ広告を「意図的にクリックした」経験者は13%、「間違えてクリック」は約3割

     

    スマートフォンに広告が表示されないよう、対策を施しているユーザーは全体の15.6%。

    2017/8/7
  7. ファン育成と新規ユーザー開拓の両立を実現した北海道日本ハムファイターズのEC戦略

     

    Amazonが提供するオンライン決済サービス「Amazon Pay」を導入し、会員以外の一般購入を1.8倍に増やした

    2017/8/4
  8. 楽天の国内EC流通総額は14%増の約1.6兆円【2017年中間期まとめ】

     

    4~6月期(第2四半期)の国内EC流通総額は8166億円で前年同期比15.2%

    2017/8/8
  9. 楽天・三木谷社長が語るバルサへの投資、「楽天市場」への想い、店舗へのメッセージとは?

     

    三木谷浩史社長は、「BRAND」「MEMBERSHIP」「DATA」の3ポイントを重要視すると説明した

    2017/8/8
  10. 現金でキャッシュバックされるお買い物サイト「monoka(モノカ)」オープン

     

    無料会員登録だけで500円がもらえるキャンペーン実施中(先着1,000名まで)

    2017/8/9

※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

瀧川 正実

ページネーション構成ではrel=prev/nextの代わりにnoindexを使える。ただしクロールバジェットの節約には役立たない

8 years 4ヶ月 ago

ページネーションしている一連のページの集まりで、2ページ目以降を noindex にすることに問題はない。ただし、noindex にしてもクロールバジェットの節約には役立たない。

- ページネーション構成ではrel=prev/nextの代わりにnoindexを使える。ただしクロールバジェットの節約には役立たない -

Posted on: 海外SEO情報ブログ - SuzukiKenichi.COM by Kenichi Suzuki

Kenichi Suzuki

大塚家具、EC連動のバーチャルショールームを開設

8 years 4ヶ月 ago

家具販売大手の大塚家具は8月10日、パソコンやスマートフォンを使って店内での買い物を疑似体験できる「バーチャルショールーム」をリニューアルした。操作性を改善したほか、公式オンラインショップ「IDC OTSUKAオンライン」とつなぎ込むことで、閲覧した商品をECサイトで購入しやすくした。

大塚家具、EC連動のバーチャルショールームを開設
バーチャルショールームのイメージ

「バーチャルショールーム」は、スマートフォンやタブレット端末、パソコンなどの画面上で、店内での買い物を疑似体験できるWebコンテンツ。新宿ショールームの建物内部を1階から7階まで、高解像度のパノラマ画像で再現した。

タップやクリックなどの操作で店内を回遊。操作性は、Googleが提供している地図サービス「Googleストリートビュー」に近い。

一部の商品は、画面上のアイコンをタップすると詳細な情報をポップアップで表示する。オンラインショップの商品ページへ移動し、購入することも可能だ。

大塚家具、EC連動のバーチャルショールームを開設
ポップアップ表示される商品情報のイメージ

バーチャルショールームのシステムは、ドイツのスタートアップ企業、NavVis GmbH社の「NavVis」を利用している。国内の商用Webサイトに「NavVis」を導入するのは大塚家具が初めて。

2016年8月から約1年間、試験的に運用し、リニューアルを機に本格稼働に踏み切った。

大塚家具は2009年にネット通販を開始。一時、EC事業を縮小したものの、2016年に「IDC OTSUKA オンライン」をリニューアル。再びECを強化する方針に舵を切った。

2017年3月にはEC事業の強化とオムニチャネル化の推進などを含む「経営ビジョン」を発表。ECサイトの取扱商品の拡充などを進めている。

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

スマホ経由の消費額はEC全体の約3割、購入額が多いのはアパレルや旅行

8 years 4ヶ月 ago

総務省が7月28日に公表した「情報通信に関する現状報告(平成29年版 情報通信白書)」によると、個人が1か月間にネット通販で使う消費額のうち、スマートフォン(スマホ)経由の消費額は28%だった。スマホ経由の比率は、米国の60%や英国の51%と比べて大幅に低い。

スマホ経由の消費額はEC全体の約3割、購入額が多いのはアパレルや旅行 総務省の調査「平成29年版 情報通信白書」
スマホによる消費額の割合(出典は総務省の「平成29年版 情報通信白書」)

商品ジャンル別の、1か月あたりの個人消費額に占めるスマホ経由の消費額は、「ファッション」や「旅行・宿泊」が多い。ただ、全体に占めるスマホ比率は小さく、現時点ではパソコンなどからの購入が主流となっている。

スマホ経由の比率が高いジャンルは「ファッション」「ゲームソフト」「動画・音楽」「アミューズメントチケット」など。

スマホ経由の消費額はEC全体の約3割、購入額が多いのはアパレルや旅行 総務省の調査「平成29年版 情報通信白書」
項目別の消費金額の算出結果 *日本、月間(出典は総務省の「平成29年版 情報通信白書」)

1か月あたりのスマホ経由の消費額を年代別で見ると、30代が1万235円で最も多い。次いで20代は9459円、40代は8373円、50代は4128円、60代は1930円。

商品ジャンル別では「ファッション」の20代の消費額が1296円で突出している。

スマホ経由の消費額はEC全体の約3割、購入額が多いのはアパレルや旅行 総務省の調査「平成29年版 情報通信白書」
年代別、項目別のスマートフォンを介した消費金額の算出結果 *日本、月間(出典は総務省の「平成29年版 情報通信白書」)

経済産業省が2017年4月に公表した「電子商取引に関する市場調査」では、2016年のスマホ経由の物販市場規模は、前年比28.7%増の2兆5559億円だった。国内の物販ECにおけるスマホ比率は31.9%で、前年の27.4%から大幅に上昇している。

スマホ経由の消費額はEC全体の約3割、購入額が多いのはアパレルや旅行 総務省の調査「平成29年版 情報通信白書」
スマートフォン経由の物販市場規模の 前年比率(出典は総務省の「平成29年版 情報通信白書」)

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

ECの再配達問題が消費者に浸透。約5割が配送員に「ねぎらいの言葉」

8 years 4ヶ月 ago

ネット通販の再配達問題が大きく報道されたことを受け、EC利用者の約55%が配送ドライバーに「おつかれさまです」などと、ねぎらいの声をかけるようになった――。

ジャストシステムが8月9日に公表した「Eコマース&アプリコマース月次定点調査(2017年7月度)」によると、再配達削減に協力的な消費者が増えている傾向がみられた。

調査では、物流業者の労働環境悪化などに関する報道以降、ネット通販の利用時に留意するようになったことや、配達者に対する態度の変化などについて質問した。

ECを利用する際、「到着日時を指定し、その時間帯は在宅すようになった」と回答したのは59.2%(「非常にあてはまる」「あてはまる」と回答したユーザーの合計)。

また、「配達員に『おつかれさまです』などと声がけするようになった」と回答したユーザーの割合は、「非常にあてはまる」と「あてはまる」の合計で54.6%に上った。

この他、「即日配送など、短納期の配送を控えるようになった」「コンビニや配送会社の営業所など、店舗取引を使うようになった」といった項目も、それぞれ約3割のユーザーに態度の変化がみられた。

ECの再配達問題が消費者に浸透。約5割が配送員に「ねぎらいの言葉」 ジャストシステム調査
EC購入時の留意点・配達者への対応の変化

約8割は配送に不満を持った経験

ECの利用経験者のうち、商品の配送に不満を持った経験があるユーザーは78.0%。不満を感じた理由は、「日時指定をしたのに、指定したとおりに届かなかった」(30.2%)が最も多い。次いで「時間指定の幅が広い」(24.1%)。

Amazon利用者の約4割はプライム会員

Amazonの利用に関する調査も行った。過去1年以内に、Amazon.co.jpで買い物をしたユーザーのうち、「プライム会員」は38.5%(男性:45.6%、女性:29.7%)。

プライム会員の中で「primeマークが付いている商品を選ぶ傾向がある」と回答したのは58.4%。その理由は、「送料が原則かからない」(79.8%)が最も多い。

「商品が早く届く」(63.6%)、「Amazonの物流から届くので、安心」(58.9%)も上位にあがった。

2017年7月の「Amazonプライムデー」を知っていた割合は59.7%。7月にECで買い物をしたユーザーの中で、「Amazonプライムデー」を利用した人は28.0%だった。

調査概要

  • 調査名:Eコマース&アプリコマース月次定点調査 (2017年7月度)
  • 調査方法:ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施
  • 調査期間:2017年7月31日(月)~8月4日(金)
  • 調査対象:15歳~69歳の男女1100人

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

ECサイトのセキュリティと使いやすさはどう両立する? Amazonら米国大手EC企業の例 | 海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ

8 years 4ヶ月 ago

強固なセキュリティと使いやすいECサイトを設計する際、セキュリティと使い勝手のバランスを取るのは、EC事業者にとって難しい課題です。米国の大手小売事業者はどのような対策をしているのでしょうか?

Amazon(アマゾン)、Home Depot(ホームデポ、編注:住宅リフォーム・建設資材・サービスの小売チェーン大手)、Macy's(メイシーズ、編注:世界初のオムニチャネル企業とされる米国の百貨店)、Staples(ステープルズ、編注:オフィス用品世界最大手の企業)、Walmart(ウォルマート、編注:米小売最大手の企業)のECサイトにおけるセキュリティの強度、使いやすさに関する分析結果を調査会社のForrester Research社(フォレスターリサーチ)が発表しました。

セキュリティの強度と使いやすさのバランスを取る3つの方法

会員登録やログイン、決済画面における情報入力の手間が多いと、消費者は途中で入力作業を避けてしまう可能性があります。しかし、セキュリティ機能がおろそかになっていると、小売事業者も消費者もサイバー攻撃の標的になってしまいます。

フォレスターリサーチ社の最新調査によると、多くのオンライン小売事業者は高いセキュリティ機能よりも、利便性の高い買い物体験を消費者に提供する傾向があるようです。

ただ、オンライン小売事業者の上位を占める企業では、セキュリティと利便性のバランスの取り方に大きな違いがあります。

調査では、アマゾン、ウォルマート、ステープルズ、ホームデポ、メイシーズを分析。それぞれのECサイトで、ハッカーが機密事項にアクセスできないようにするセキュリティ機能の強度を調べた他、会員登録、ログイン、パスワード変更、購買において、どれほど使いやすいかを分析し、スコア化しました。結果は次の通りです。

ECサイトのセキュリティと使いやすさはどう両立する? Amazonら米国大手EC企業の例
セキュリティの強度と使いやすさの分析結果

セキュリティと使い勝手のバランスが良いアマゾン

アマゾンはセキュリティ強度で平均以上のスコアを獲得しましたが、使いやすさはほぼ平均スコア。今回調査の対象になった5つのECサイトの内、アマゾンだけが2段階認証を実施しています。

アマゾンでは、メールアドレス変更時もパスワードが求められます。また、電話番号を変更する場合は、新しい番号に認証番号をテキストで送信する仕組みを採用しています。

一方、何度もログインに失敗した場合、利用者をブロックすることはありません。

セキュリティ面に問題があるメイシーズ

メイシーズとホームデポは、使いやすさで上位に位置しています。メイシーズは、電話番号やメールアドレス変更など、アカウント内の情報変更があった場合、テキストメッセージもしくはメールで通知する仕組みを採用しています。

一方、フォレスター社の調査によると、メイシーズは過去に使ったパスワードを再度利用できるといったセキュリティ面に問題があると指摘されています。

セキュリティ面で高い評価のホームデポ

ホームデポの厳しいパスワードのルールは高く評価されました。利用者がパスワードを6回間違えると、サイトへのアクセスをブロックするなど、厳しいルールを設けています。

しかし、「8文字以上のパスワード」という単純なルールで運用。パスワード設定で厳しい縛りを設けていません。

使いやすさで平均的スコアのウォルマート

ウォルマートは使いやすさで平均的なスコアを獲得しました。過去に利用したパスワードの再利用は不可、10回パスワードを間違えるとブロックする仕組みを採用しています。

しかし、利用者が個人情報を変更した場合の認証は行っていません。メールアドレスを変更した場合、新しいメールアドレスに確認メールを配信することはありません。

セキュリティの強度で高いスコアのステープルズ

ステープルズはセキュリティの強度で高いスコアを獲得しました。パスワード設定の複雑さ、電話番号を変更した際にテキストメッセージを配信する機能などを設けています。

一方、会員登録時のメール送信、メールアドレス変更の際の認証プロセスがないことから、使いやすさでのスコアは低い結果となりました。

◇◇◇

今回の調査結果を受け、フォレスター社はセキュリティの強度と使いやすさのバランスを取る方法として、次のような提案をしています。

  1. 利用者の行動をモニタリングし、必要に応じてアクションを起こそう
    異なるIPアドレス、普段とは異なるデバイスからログインされた場合は、認証ステップを経るようにしましょう。
  2. 個人情報が変更された場合は確認できるようにしよう
    利用者がメールアドレスや電話番号を変更したら、メールかテキストメッセージで変更内容を確認できるようにしましょう。利用者は、このECサイトは個人情報を守ってくれていると認識するでしょう。
  3. パスワードを強化しましょう
    過去に利用したパスワードは利用不可にしましょう。大文字、小文字、数字など複雑なパスワードを必須にしてください。

インターネットリテイラー社発行の「全米EC事業 トップ1000社」でアマゾンが第1位、ウォルマートは第3位、ステープルズは第5位、メイシーズは第6位、ホームデポは第7位となっています。

Internet RETAILER

世界最大級のネット通販業界の専門誌「Internet Retailer」は、雑誌のほか、Web媒体、メールマガジンなどを運営。Vertical Web Media社が運営を手がけている。

Eコマースの戦略に関し、デイリーニュース、解説記事、研究記事、電子商取引におけるグローバルリーダーをランク付けする分析レポートなどを発行している。

Internet RETAILER

アマゾンに対抗できる? セブン・アスクル連合のEC協業策――物流・集客スキームは? | 通販新聞ダイジェスト

8 years 4ヶ月 ago

「欲しい商品が欲しい時間に100%購入できる新しいサービスの形を作りたい」。セブン&アイ・ホールディングス(7&i)は11月をメドに新たに生鮮品をメインとしたEC事業をスタートする。すでに展開中だが伸び悩むネットスーパー事業の“弱点”を意識した商品展開やサービス設計とし生鮮品ECの拡大の1つの起爆剤としたい考えのようだ。流通大手の7&iが期待を寄せる新ECの成功のための肝となるのが同事業のパートナーとして協働するアスクルの存在だ。同事業の勝算や行方は。また協働に合意した両社の思惑とは。

「LOHACO」側での配送代行とショッピングカートの開放が提携のカギ

7&iは11月末をメドに30~40代の有職女性や子育て中の女性などをメインターゲットとして、野菜や精肉、鮮魚などの生鮮品のほか、同社が展開中のプライベートブランド(PB)食品である「セブンプレミアム」といった冷凍食品や惣菜などを販売する新たな生鮮品EC事業「IYフレッシュ(仮称)」をスタートする。

アマゾンに対抗できる? セブン・アスクル連合のEC協業策――物流・集客スキームは? セブン&アイとアスクルはビジネスモデルが異なり経営資源が補完関係にある
セブン&アイとアスクルはビジネスモデルが異なり経営資源が補完関係にある(画像は編集部がセブン&アイHDの決算資料からキャプチャし追加)

これまでも傘下のイトーヨーカ堂が展開する「イトーヨーカドーのネットスーパー」で生鮮品のECを展開してきたが、各店舗から商品をピッキングして配送する仕組みが主流で、例えば雨が降った日には注文が増えるが店舗ごとに庸車しているため、そうした場合には車が足りなくなり、顧客が希望する時間帯に配送ができないなど販売機会の損失を起こすこともあったようだ。

また、ネットスーパーでは実店舗で購入できる商品をすべてネットで購入できるということをコンセプトに約3万SKUを販売しているが、「商品情報は日々、変わる。生産者を明記した野菜の場合、一週間で生産者が変わることもあるが都度、登録情報を変えなければならず、非常にハンドリングが難しい。販売商品を広げ過ぎた結果、お客様がサイトに訪問され、購入しようとした際に在庫がなかったなどの失望感を感じさせてしまったこともあった」(井阪隆一社長)という。こうした弱点がネックとなり、ネットスーパー事業の売上自体は伸びてはいるものの、期待通りの成長には程遠い状態となっていたようだ。

アマゾンに対抗できる? セブン・アスクル連合のEC協業策――物流・集客スキームは? イトーヨーカドーのネットスーパーとLOHACOの取扱商品について
イトーヨーカドーのネットスーパーとLOHACOの取扱商品について(画像は編集部がセブン&アイHDの決算資料からキャプチャし追加)

7&iでは生鮮品ECの拡大のために既存のネットスーパーが抱えていた弱点を踏まえ、品ぞろえやサービス設計を一新することした。しかも、そのためにこれまで頑なに守ってきた“自前”での展開を捨て、外のパートナーに協力を求めることで課題の打破を図ることにした。パートナーとはアスクルだ。

新たに立ち上げる「IYフレッシュ」のコンセプトは「確実にお届け可能な新しい食のサービス」だという。商品はイトーヨーカ堂の実店舗で販売するすべての生鮮品ではなく、加工肉やカット野菜、魚の切り身など「検討中だがネットスーパーに比べて3分の1程度(約1万点)」(井坂社長)とニーズの高い売れ筋に絞り込むことで欠品のないよう十分な在庫を持ちつつ、配送については注文日翌日以降、1時間刻みで配送時間を指定できるようにする

また、「働く女性の悩み事である日々の献立を考えるお手伝いができれば」(同)とし、当該料理に必要な食材一式をセットにした簡便キットやPBの冷凍食品や総菜などを活用して作ることができる料理のレシピを動画を用いて提案するなどの試みも行っていく。

アマゾンに対抗できる? セブン・アスクル連合のEC協業策――物流・集客スキームは? 「IYフレッシュ」の取扱商品イメージ
「IYフレッシュ」の取扱商品イメージ(画像は編集部がセブン&アイHDの決算資料からキャプチャし追加)

これらを展開するにあたって非常に重要となるのが特に配送面だ。商品についてはこれまで7&iが培ってきたMD力を活用すればどうにでもなることだろうが、配送はそうはいかない。

時間とコストを投入すればそれも可能だろうが「自前にこだわって時間を掛けて作っていたのではお客様は離れてしまう。スピードが大事」(同)とし、日用品の通販サイト「LOHACO(ロハコ)」を運営し、また、都内や大阪など一部地域限定ながら自社配送で1時間刻みの時間指定が可能な配送サービス「ハッピー・オン・タイム」を展開し、ECサイトの運営ノウハウを持ち、EC配送力にも長けたアスクルと業務提携を結ぶことした。

「IYフレッシュ」の仕組みはこうだ。アスクルが運営する「ロハコ」が昨秋から実施している他の事業者が出店して商品を販売できる「マーケットプレイス」に7&iが出店する形となる。

ただし、今回のケースは7&iの井阪社長とアスクルの岩田社長によるトップ同士の話し合いによる肝煎りの試みであることから“特別対応”となっており、他の出店者にはいまだ提供しておらず、当面はその予定もない模様の「出店者向けフルフィルメントサービス」を初提供している。それが「『ハッピー・オン・タイム』による配送代行」と「ショッピングカートの開放」だ。

アスクルはネット販売で1つの課題となっている購入商品の受け取りのための“待つ時間”を軽減し、利便性向上を図る狙いから、昨夏から同社の物流子会社、アスクルロジストの配送員などが直接、配達を担い、実施する「ハッピー・オン・タイム」を展開。

顧客は専用アプリで午前6時~深夜12時まで1時間単位で配送時間を指定でき、かつ配送日の前日(当日配送の場合は当日昼)までに30分単位で配送時刻をアプリ上のプッシュ通知で顧客に知らせ、また、配送10分前にも再度通知するというきめ細かい配送サービスを展開しているが、これまでは同社が在庫を持つ直販商品のみを配送してきた。

この配送サービスを初めて、他社に開放し「IYフレッシュ」の商品の配送を代行する。「ハッピー・オン・タイム」の配送員がイトーヨーカ堂が東京・荒川区内に構えるネットスーパー専用店舗「ネットスーパー西日暮里店」に受注商品を取りに行き、保冷剤などを使いながら鮮度を保ちつつ、他の同社の直販商品と一緒に配送する流れとなるようだ。

なお、こうしたスキームは11月の開始時点の構想であり、今後はアスクルの配送拠点内に温度管理の仕組みを入れることなども検討している模様で、異なる様々なスキームも検討・模索しているようだ。

配送代行ほか、「ショッピングカート」についても特別な対応を行っている。通常、「ロハコ」に出店する事業者の商品はアスクルの直販商品とは別のショッピングカートとなり、もちろん、配送も別となる。「ロハコ」上で販売する商品であっても販売主が異なるためだ。しかし、今回の「IYフレッシュ」ではショッピングカートはアスクル直販商品と別ではなく、共有している

それゆえ、「ロハコ」の顧客にとっては、よりスムーズに買い物が可能になるほか、日々、使う日用品が多いアスクル直販商品と注文額が合算されるため、送料が無料となる「送料無料ライン」(※現状、「ハッピー・オン・タイム」では1回注文3000円以上で送料・手数料無料=1時間枠指定配送の場合)を越えやすくなり、そのために注文時のハードルが下がるという利点も出てくるようだ。

また、「IYフレッシュ」の大きな“売り”とも言える調理手順を示したレシピ動画の制作などを含めたサイトの運営も出店者である7&iではなく「動画制作も含め、サイト全般は当社が担当する」(アスクル)という。なお、レシピ動画の制作料金については制作料およびそもそも制作料を徴収するかどかについても現状、未定だとしている。

7&iが自前主義を捨て、これまでの弱点を克服できるノウハウや仕組みを有するアスクルと連携することで実現させる「IYフレッシュ」はまず今年11月末から都内の新宿区と文京区の2区に絞り、テスト展開を始める。その結果を踏まえて、来年5月ころをメドに東京23区の西部および北部に拡大。来年中には23区全域、2020年には首都圏に拡大させたい考えだ。

アマゾンに対抗できる? セブン・アスクル連合のEC協業策――物流・集客スキームは? 「IYフレッシュ」の展開計画
「IYフレッシュ」の展開計画(画像は編集部がセブン&アイHDの決算資料からキャプチャし追加)

お互いが持っている“強み”はかぶらない補完し合える関係だ。アスクルは物流インフラ、システムなど素晴らしい資産を持ち一方、私どもは長年培ってきたメーカーとのチームMD、食の安心安全が担保できるサプライチェーンがある。これをしっかり組み合わせてお客様に安心で便利で美味しい食品をお届けしたいという2社の熱い想いがある。

まずはスモールスタートだが、だんだんと大きくしていきながら、『IYフレッシュ』はもちろん、ECサイトやEC物流の共同運営、場合によってはアスクルさんのBtoBビジネスの中に私どももご一緒できるようなことが描けたらという想いもある」(井阪社長)とし新たな生鮮品ECへの期待にとどまらず、アスクルとのより踏む込んだ協業の可能性についても言及した。

実際、生鮮EC以外の協業についても、「IYフレッシュ」が稼働する11月末と同じタイミングで7&iが運営するECサイト「オムニ7」と「ロハコ」で相互送客を開始「オムニ7」「ロハコ」の両サイトの商品検索結果に互いの商品を掲載する形だ。例えば「ロハコ」の検索結果に「オムニ7」の商品が表示され、顧客が当該商品ページをクリックすると「オムニ7」での当該商品の詳細ページが立ち上がり、「オムニ7」での商品購入に誘導するもの。

「現時点では、相互のサイトに表示させる対象商品に関する詳細は未定」(アスクル)としており、詳細は不明だが、自社サイトで品ぞろえが薄いジャンルの商品を互いに掲載するなどしていく模様だ。

生鮮品ECや相互送客などをきっかけに日本を代表するGMS大手である7&iとECや物流に高いノウハウを持つアスクルが強力にタッグを組むことになれば、まさに現在、EC市場を席巻するECの巨人、アマゾンに対抗し、凌駕し得る存在になれる可能性を秘めている。

ただし、客観的にみれば少なくとも現時点では両社のトップの「強い言葉」とは裏腹に両者間の関係は業務委託の域を出ていない。7&iにとっては自社にはない優れた配送サービスやECノウハウを持つアスクルに新規事業の一部の業務を委託。一方、アスクルにとってはもちろん今回の連携は競合であるアマゾンが強化している食品販売に対抗するため、自前で展開するよりも迅速に取扱いが可能となるという戦略的な面も当然あり、それゆえ様々な“特別待遇”をとっているものの、「ロハコ」の「マーケットプレイス」に出店している大口で重要な存在ではあるが1出店者に過ぎない。

相互送客も言ってみれば互いに検索連動型広告を貼りあう程度の単純な連携であろう。それが良い悪いということではなく、すべては11月から始まる予定の事業の結果次第だということだろう。

仮にECサイトや物流の共同開発や共同運営、アスクルの本丸の事業であるBtoB事業でも連携を進めるということになれば、アスクルの筆頭株主であるヤフーとの関係や採用する共通ポイントの違いなどなど乗り換えなければならない問題は多いはず。

「IYフレッシュ」が一定の成果を見せ、そして諸問題を解決してでもなお、強固なタッグを結ぶことに両社が意味を見いだせるか。「IYフレッシュ」の進捗も含めて両社の連携がどの程度の深度を今後、見せていくのか注視したい。

「互いがベストパートナー」

セブン&アイ・ホールディングスとアスクルが業務提携を結び、生鮮品ECや互いのECサイトの相互送客に乗り出す。7&iの井阪社長、アスクルの岩田社長に今回の提携の狙いや内容、今後の方向性について聞いた。(7月6日開催の記者会見での本紙を含む報道陣との一問一答を要約・抜粋)

アマゾンに対抗できる? セブン・アスクル連合のEC協業策――物流・集客スキームは? セブン&アイHDの井阪隆一社長(写真右)とアスクルの岩田彰一郎社長
セブン&アイHDの井阪隆一社長(写真右)とアスクルの岩田彰一郎社長

――両社が提携したきっかけは。

井阪「アスクルの物流倉庫の火災が発生した際に、会合や会食で何度もご一緒した岩田社長にお見舞いさせて頂いたが、岩田社長からお礼に伺いたいという申し出があり、そこで何か互いにできることはないかとお話させて頂くようになったのがきっかけだ。5月12日の3度目のミーティングで『一緒にやるならどうせなら、今までない商品・サービスをお届けできたらいいね』ということで、当社が得意とする食品でちょうど話題となっていた食材キットのようなものを作ってお届けできたらどうかという話になり、品質管理の問題もあり、新しい食材キットを作るには数カ月かかるという話に対して、岩田社長から『セブンプレミアム』といったPB商品を組み合わせてメニューを提案できたら、働く女性の悩みである『日々のメニューを考える』ということのお手伝いができるのではないかということになった。その後すぐアスクルさんは主婦の方へのグループインタビューやPBを使ったメニューのアイデアなどを盛り込んだレシピ動画を作って見せて頂いた。私はこのスピード感に感銘を受けて一緒にやりましょうということになり、前のめりになってお話を進めてきた」

――例えばECで言えば楽天などモール運営者もいるが、他社と連携しようとは考えなかったのか。

井阪「一番シナジーが発揮できるところはどこかと考えるとアスクルだった。機能や商品がオーバーラップせず、お互いの良さを補完し合えるこういう点でベストパートナーだと考えた」

――7&iではこれまで単独でオムニチャネル戦略を進めてきたわけだが、何が弱かったのか。また今回の提携でそれをどう克服できるのか。

井阪「今までどちらかというと、Eコマースサイトを充実させる方向だったが、ふと立ち止まって考えると、私どもの強みはやはり2200万人のお客様のリアルでの買い物だと気がついた。そういう意味でもう一度、オムニチャネルの再定義をしたいと考えていたところ、今回の話を頂き、まず『食』が、私どもの強みをダイレクトにお客様に感じて頂ける点ではないかと考えた。また、スピードも大事だ。自前にこだわって時間をかけていてはお客様は離れてしまうという思いがあり提携させて頂いた

――倉庫の火災の影響で物流は立て直しの最中だが、「IYフレッシュ」で増す物量に対応できるのか。

岩田「現在はまさに物流の立て直しの最中だが、9月には回復する。最初はスモールスタートで流通をコントロールしながらPDCAを回しノウハウを蓄積してその後はできれば一気に拡大していきたい」

――「IYフレッシュ」の売上目標は。

井阪「実は設定していない。それよりもまず我々がやってきたネットスーパーの不便点を徹底的に解決したモデルを岩田さんと一緒に作りたい」

――「IYフュレッシュ」の送料は。

井阪「検討の最中だが、現在のネットスーパーよりも少しお手軽にしたいと思っている」

――今後の提携の方向性は。

井阪「色々な広がりや拡張性があると思っている。最初はBtoCだがBtoBのビジネスについても連携の可能性があると思っている。例えば我々のセブンミールサービスの弁当をオフィスに販売していくなどだ。様々なアイデアがあるので岩田社長とキャッチボールをしながら膨らませていきたい。領域を狭めず、可能性をすべて考えていきたい」

――現在、ECはアマゾンが席巻している。今回の提携は対アマゾンの日本連合と言えるが、意気込みは。

岩田「アマゾンは本当に素晴らしい企業だが、世の中にアマゾンしかないという状況は生活者にとってよくない。きちんとした選択肢をセブンさんと力を合わせて提供していきたい」

通販新聞

GoogleマップのビジネスリスティングにQ&A機能が追加。オーナーはFAQにも利用可

8 years 4ヶ月 ago

Google マップ の Android 版アプリに Q&A の機能が追加された。ローカル ビジネス リスティング(ローカル ナレッジパネル)で、一般ユーザーが質問したり、ほかの人の質問に回答したりできる。ビジネスオーナーはこの機能を利用して FAQ を作ることもできる。

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