Windows 10サポート終了間際、PC買い替えラッシュ到来? 国内出荷台数が4年ぶり回復【MM総研調べ】
メーカー別トップシェアは「NECレノボ」。2025年度は過去最高の出荷台数となる予想。
6/5 8:15 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
MM総研は、2024年度(2024年4月~2025年3月)の国内パソコン出荷台数に関する調査結果を発表した。
2024年度の国内パソコン出荷台数は1353.9万台、4年ぶりの増加

調査によると、2024年度の国内パソコン出荷台数は1353.9万台(前年度比25.4%増)で、4年ぶりの増加となった。出荷金額は1兆6512億円(前年度比32.9%増)、平均出荷単価は12万1956円で、前年度から6916円の大幅なプラスとなった。

メーカー別の出荷台数シェアでは、「NECレノボ」が24.6%でトップを維持し、前年度比0.4ポイントの増加。2位は「日本HP」が16.3%、3位は「デル」が14.2%、3位は前年度から1つ順位を落とした「富士通」が13.3%と続いた。5位の「Dynabook」は法人市場で大きくシェアを伸ばした。

2025年度のパソコン出荷台数は、前年度比28.8%増の1743.2万台と予測されている。統計開始以来、過去最高の出荷台数となる見込みだ。
背景には、2025年10月に迫るOS「Windows 10」のサポート終了に備えたパソコンの更新需要があり、市場の活況が続くと見られている。加えて、GIGAスクール端末の更新ピークが2025年度下期に集中することも予想されており、台数増の後押しとなっている。
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