NTTデータは3月21日、スマホアプリと銀行口座を連動させたスマートフォン向け決済サービスを開始すると発表した。
銀行口座をアプリに登録し、リアル店舗やECサイトの加盟店でスマホ決済を行えるようにする。2017年9月までに実証実験を開始し、2018年度の本格展開をめざす。
消費者はスマホのアプリに銀行口座をあらかじめ登録し、加盟店の店頭やオンラインショップでスマホ決済を行う仕組み。
消費者が決済すると、アプリに登録された指定口座から商品代金を即座に引き落とし、金融機関と加盟店の間で精算。一連の決済の流れはNTTデータのプラットフォーム上で行う。
決済時に口座番号を入力する必要はない。指紋認証や暗証番号などを使って本人確認などのセキュリティを担保するという。
![NTTデータ、銀行口座を利用したスマホ決済サービス](https://netshop.impress.co.jp/sites/default/files/images/news/2017/news-node4137.png)
サービスのコンセプト
現在使われているスマホ決済サービスは、クレジットカードをベースにしたものや、バーチャル口座にチャージして利用するものが多い。銀行口座と連動した新たなサービスを提供することで、クレジットカードを持たない消費者のニーズの掘り起こしを図る。
NTTデータは2017年度の上期中に、スマホアプリと銀行口座を連動させる実証実験を行う。実証実験は複数の金融機関に協力を仰ぎ、リアル店舗やネットショップで実施する予定。2018年度の上期をめどにサービスの本格展開をめざす。
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オリジナル記事:NTTデータがクレカ入力不要のスマホ決済サービス、アプリと銀行口座を連動
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