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ヤフーの統合・リニューアルする新生「Yahoo!ショッピング」、PayPayかPayPayカードで支払うと最大5%のポイント還元

3 years 6ヶ月 ago

ヤフーは10月12日から、新生「Yahoo!ショッピング」で商品を購入する際、キャッシュレス決済サービス「PayPay」または「PayPayカード」で支払うと、毎日最大5%のPayPayポイントを付与する新しい特典・キャンペーンを開始する。

「Yahoo!ショッピング」と「PayPayモール」は10月、新生「Yahoo!ショッピング」へ統合・リニューアルする。

PayPayポイント付与施策の概要は、「PayPayあと払い」「PayPay残高」「PayPayカード」で支払った場合、毎日最大5%、Yahoo!プレミアム会員であれば毎日最大7%のPayPayポイントを付与する。

内訳は「ストアポイント」1%、「決済特典」0.5%、「毎日最大+3.5%」。Yahoo!プレミアム会員は「PayPaySTEP特典 Yahoo!プレミアム会員+2%」と併せて、毎日最大7%貯まる仕組み。

ソフトバンクのスマートフォンを利用している顧客が、Yahoo!ショッピングでPayPay決済をすると、「PayPayポイント」が戻ってくる「スーパーPayPayクーポン」も提供する。クーポンの詳細は付与率が10%、付与上限500ポイント/回、回数は1回/月となる。

毎日最大5%貯まるPayPayポイント付与施策(特典)の概要
毎日最大5%貯まるPayPayポイント付与施策(特典)の概要

今回の特典・キャンペーン変更は、これまで日曜日に集中していた注文を他の曜日に分散させる狙いもある。ヤフーは出店者や宅配業者の業務負担分散・軽減も期待できるとしている。

これまで、「Yahoo!ショッピング」と「PayPayモール」の2つのモールで、キャンペーン内容やポイント付与率が異なるケースがあり、ユーザーからは複雑でわかりにくいという意見があった。

今回の統合・リニューアルに併せて、よりシンプルで分かりやすい内容に変更することで、ユーザーがいつ買うと得なのか、どこで買うと得なのか迷わず買い物ができるようにする。

石居 岳

【注目ジャンル別通販・EC売上高ランキング】巣ごもり需要の反動で苦戦目立つ総合通販、好調な企業が多い家電 | 通販新聞ダイジェスト

3 years 6ヶ月 ago
通販新聞社が行った「第78回通販・通教売上高ランキング調査」によると、総合通販は巣ごもり需要の反動で苦戦が目立った

通販新聞社は8月、「第78回通販・通教売上高ランキング調査」を実施し、売上上位300社の通販売上高を調査し、ランキングを発表した(第1856号参照)。当該ランキングの中から、「総合通販」「家電」「家具」「メーカー通販」を展開する上位の通販実施企業の直近の売上高を記載したランキング表を掲載しつつ、各分野の主要プレイヤーの状況と各市場の動向などを見ていく。

総合通販、巣ごもり需要が一巡し反動受けた企業も

通販新聞 ジャンル別打ち上げ高ランキング 総合通販
ジャンル別売上高ランキング(総合通販)

テレビや紙媒体での総合通販(ネット専業除く)を展開する通販事業者のうち、売上高上位10社を抜粋した。注目すべき各社の前期の状況を見ていく。

1位のジュピターショップチャンネルは前々期(21年3月期)に新型コロナウイルスの拡大に伴い、従業員や取引先の安全を確保する観点からこれまでの24時間生放送をやめて収録番組を交えた編成とした影響で生番組の放送時間が減少したことで売り上げ確保のために紹介商品が販売実績のある商品に偏り、前期の売り上げにつながる新商品の露出・育成が遅れたことや過去の販売データに従った商品構成でマンネリ化を産み、購入回数が伸び悩んだことなどが影響、減収だった。

2位のベルーナの通販売上高は、前期比0.7%減の1550億3500万円だった。主力の総合通販事業では、上半期において積極的な広告宣伝を行ったものの、巣ごもり消費の一巡で既存顧客のレスポンスが悪化し、収益性が低下。減収となっている。

化粧品健康食品事業は、化粧品通販のオージオにおいて、台湾における新型コロナウイルス感染拡大の影響で成長が鈍化。健康食品通販のリフレでは、新規顧客のレスポンスが低下し減収に。事業全体でも2桁減収となっている。

グルメ事業は、前期に引き続き積極的な広告宣伝を行ったことに加え、第3四半期でおせち料理の売り上げが好調に推移し増収に。ナース関連事業では、前年に特需のあったマスクやパルスオキシメーターなどの医療雑貨・消耗品需要が縮小したことで減収となった。

百貨店の優位性生かした高島屋は増収

4位のスクロールの連結売上高は813億9100万円だった。「収益認識に関する会計基準」を適用したことで前年同期との比較はしていないが、実質的には減収となっている。

生協事業を中心とした通販事業は、新規媒体の企画や品揃えの拡充が奏功したほか、商品供給率が向上したことで、売上高は減収。eコマース事業はキャンプやフィッシングなどのアウトドア関連商品が好調に推移した。

5位の千趣会の前期は巣ごもり特需が落ち着いてきたことや、中期経営計画の推進体制強化とデジタルを活用した事業変革に向けた基幹システムの刷新に向けた手数料や人件費などの増加で減収減益だった。

通販事業は前々期に実施した大規模な新規獲得・会員復活施策の反動により、購入会員数は前年比45万人減の248万人、新規購入会員数は同12万人弱減の59万人超となった。

一方、前年に増えた新規・復活会員の継続購入および客単価アップを重点目標とし、会員基盤全体のアクティブ化をめざした結果、継続購入会員は同5万人強増、1件当たりの受注単価は同2.7%増となった。

8位の高島屋の前期はネットビジネスは前年比8.8%の増収、カタログ通販を軸としたクロスメディア事業が同2.9%増で、両チャネルとも前々期よりは成長率が下がったが、健闘した。ECチャネルは、大型商戦である中元・歳暮は売り上げを維持し、バレンタインや母の日など第2のギフトとして力を注いでいる商戦が好調だった。

強化中の自家需要の開拓では、百貨店の優位性が出せるラグジュアリーファッションやハイエンドの腕時計、コスメなどが好調だった。紙媒体では、おせちなどが好調だった。

家電量販店は各社が好調

通販新聞 ジャンル別売上高ランキング 家電
ジャンル別売上高ランキング(家電)

主に家電を販売する小売企業(メーカー直販やパソコン専門は除く)を売上高順に10位まで抜粋した。

1位はジャパネットホールディングスで、前年比4.1%増の2506億円と増収を維持した。巣ごもり需要の一巡やコロナ禍によるクルーズツアーの休止などは影響したものの、引き続き、エアコンや掃除機、炊飯器などの生活家電が好調な売れ行きとなったほか、拡販を強化しているウォーターサーバーや全国の名産品の頒布会「グルメ定期便」など食品の売れ行きも順調に伸びた

2位ヨドバシカメラは前期比で減収となった。21年3月期はコロナ禍を受けて、前期比60%増の2200億円超と大きく伸びていたが、22年3月期は反動があったようだ。

3位ビックカメラの通販売上高は、同8.9%増の1564億円に。連結売上高に占めるネット販売の比率は18.8%となっている。物流関連では、昨年9月に船橋センターに自動化設備を導入。出荷可能件数は従来の2倍となった。設備の導入コストと稼働コストは、人件費削減で吸収できる見込みという。

情報発信を強化し、新規顧客層の開拓進めるヤマダホールディングス

4位ヤマダホールディングスの通販売上高は1400億円を大きく超えたようだ。視認性向上や購入動線の最適化など、通販サイト刷新による販売強化を進めているほか、実店舗やテレビ・ラジオショッピング、デジタル広告、チラシ、新聞広告などを活用し、情報発信を強化することで新たな顧客層を開拓している。

また、ヤマダデンキ店舗スタッフが即日配送するサービスや、購入商品の店舗での受け取りサービスなど、実店舗と通販サイトとの融合も進めている。今期の通販売上高は約1600億円を見込んでいる。

5位上新電機は、同5.8%増の758億円に。実店舗が新型コロナウイルスの影響を受け、連結売上高は減収となったが、ネット販売は堅調に推移した。同社では、大阪府茨木市に新物流センターを構え、本格稼働に向けて準備を進めており、ネット販売の出荷能力は倍増する見通し

6位エクスプライスは、同19.4%増の647億円と好調に推移した。“巣ごもり需要”や、次世代住宅ポイントにより、売り上げが底上げされたという。

同社は3月、ホームセンター大手・DCMホールディングスの子会社となった。DCMホールディングスでは、ネット販売事業における実店舗活用や相互送客、非家電領域への商材拡充、物流スピードアップとコストダウンなどの相乗効果を見込んでいる。

※記事内容は紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをネットショップ担当者フォーラム編集部が追加している場合もあります。
※見出しはネットショップ担当者フォーラム編集部が編集している場合もあります。

「通販新聞」について

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このコーナーでは、通販新聞編集部の協力により、毎週発行している「通販新聞」からピックアップした通販・ECのニュースや記事などをお届けしていきます。

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通販新聞

ネットショップで売上を伸ばすにはキャッチコピー! とにかく考えて量産を【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ

3 years 6ヶ月 ago
ネットショップ担当者が読んでおくべき2022年8月22日〜28日のニュース

見た瞬間に行動してしまうキャッチコピーってありますよね。考え抜いて出てくるときもありますが、それよりも数を出した方が良いです。思いついたら書いてみて、反応を見て改善を。

売れるコピーを売れるクリエイティブでブーストしましょう

そのこだわり、売上アップにつながっていますか?EC事業者が今こそ向き合いたいコピーとデザインの関係性 | ECzine
https://eczine.jp/article/detail/11532

EC運営で売上を伸ばすために必要なのは接客などの地道な「営業活動」です。いくら仕組みにこだわっても、それだけで売上は上がりません。とくにスタート段階では、「声を出して自分たちの存在を知ってもらう」というアクションがもっとも大事です。

ネットショップでどこにこだわるべきか。まずはここ。人が来ないことには商品やデザインにこだわっても見てもらえないし、ポイントや値引きも伝わりません。とにかく集客と認知。これがネットショップの基本です。

ECサイトで売上を生み出すには、クリエイティブの中でもとくにヒットコピーのバリエーションを増やすことが必要です。そのためには、アピールできる言葉をひとつずつ見つけていく作業が欠かせません。

(中略)

ヒットコピーのバリエーションを増やすには「考えて」「量産して」「検証して」「ヒット確率を上げる」取り組みが欠かせません

ここはちょっと意外と思う人が多いのでは? 集客となるとSEOや広告、SNSのイメージですが、著者のミウラさんはコピー。しかも、数を出して見つけていく作業とのこと。コピーを研ぎ澄ませるという方法もよく見ますがそれよりも数。

僕の広告運用の経験上でも「売れないコピー」にデザインを施して売れるクリエイティブになった(=売上につながった)経験はありません。つまりいくら小綺麗に見ためを整えても、ヒットコピーなしにそのクリエイティブからものは売れないということです。

これは私の経験でも同じです。売れるコピーであればクリエイティブはそんなに良くなくても売れる感触です。ドカンとそのコピーを前面に出せばいいですからね。どのタイミングでどこにこだわるのか。ここの判断が重要です。

お店や商品の魅力を的確に表現するコピーは、試行錯誤を重ねれば絶対に見つかります。何本も作って世に出し、模索することをお勧めします。「もうやってるよ」と思われる方も、もしそれで売上が足りていない場合は打ち手が足りていないのでしょう。もっと量産する必要があります。

やり切ったと思う先に答えがありますし、答えを見つけたと思っても、もっと良いコピーがあったりします。世の中の流れによっても変化しますし、売れるコピーは常に探し続けないといけませんよね。根性論っぽく見えますが、重要なところに自分のリソースを投入するということなので誤解のないように。

関連記事

今週の要チェック記事

10代~30代のAmazon利用頻度が増加。利用回数は「月1回利用」が最多【コロナ禍前後のAmazon利用実態調査】 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/10088

なんといっても便利なので目的が決まっていればAmazonになりがちですよね。

タダで商品をもらって「5つ星」のやらせレビューを投稿…アマゾンで「フェイク評価」を書く人たちの動機 「メルカリやヤフオクで転売すれば月10万円は稼げる」 | PRESIDENT Online
https://president.jp/articles/-/60658

その一方でこういった闇も。初めて買うものは注意です。

ZOZOが始めるファッションブランドの在庫リスクゼロをめざす生産支援プラットフォーム「Made by ZOZO」とは | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/10091

「独自のシステムを開発して最低1着から生産し、商品を受注してから最短10日で発送する」とのこと。

ヤフーとアスクル、「LOHACO」で標準より遅い届け日指定でPayPayポイント付与の「おトク指定便」、物流ピークの分散が目的 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/10086

お届け日によってもらえるポイントが明確になっているのが良いですね。

楽天SEOはじめの一歩。検索順位チェックの『良くないやり方・正しいやり方』 | コマースデザイン
https://www.commerce-design.net/blog-staff/220822-search-ranking-good-and-bad-examples/

冒頭の記事に関連して。売れるキーワードに売れるコピーをぶつけましょう。

アイテムマッチを攻略!広告仕様や運用方法を解説 | コマースメディア株式会社
https://commerce-media.info/blogs/ec/yahoo_itemmuch

露出を増やす広告。売れるかどうかは商品の良さ。

JADMA「2021年度通販市場売上高調査」を実施 通販市場、11.4兆円市場へ | コマースピック
https://www.commercepick.com/archives/22566

「2021年度は例年並みの7.8%の伸び率」。落ち着いてきました。

解約される理由を深ぼって「継続率92%」累計1,000万食の「PETOKOTO FOODS」が語る、継続されるサブスクをつくるコツ。再開率が2?3倍に伸びた施策 | アプリマーケティング研究所
https://markelabo.com/n/n502a6489f5aa

離脱が起こりやすいのは初回。そこを防ぐことに注力した事例です。

今週の名言

ダウン症の高校生がマクドナルドでバイトを始めたら「職場の空気が変わった」 ベテラン店員も「教わることが多い」本物の〝スマイル0円〟 | 7NEWS
https://nordot.app/930000021488140288

高校生になったら一緒に働こう

今回はシンプルな名言をピックアップしました。ちょっとした約束を守っていますか? 何気なく言ったつもりでも相手は覚えています。ちょっとした約束を守ることで信頼される人になれると思います。

筆者出版情報

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発売日 2021年10月15日
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森野 誠之

ジャパネットHD、スターフライヤーと資本業務提携、「機内通販」の展開や旅行商品の開発などを進める

3 years 7ヶ月 ago

ジャパネットホールディングス(HD)とスターフライヤーは8月26日、機内エンターテインメントサービス・物販事業・旅行事業における連携強化などを目的とした資本業務提携を行うと発表した。

ジャパネットHDは、アドバンテッジアドバイザーズがサービスを提供するファンド、投資事業有限責任組合IXGSⅢ号(IXGSⅢ)が保有するスターフライヤー普通株式、スターフライヤー第4回新株予約権の一部を行使して取得する普通株式によって、議決権比率14.2%の株主になる。

航空業界における新たなサービス・付加価値の創造に取り組む。ジャパネットHDは「機内」という新たなメディアの獲得による通信販売事業の強化、九州北部周辺地域をフィールドにした新たな旅行商品開発を通じた全国展開可能な新たな地域創生モデルを構築する。

ジャパネットホールディングス(HD)とスターフライヤーは8月26日、機内エンターテインメントサービス・物販事業・旅行事業における連携強化などを目的とした資本業務提携を行うと発表
戦略の方向性

ジャパネットの各グループ会社の事業を通してさまざまな連携を行っていく。ジャパネットブロードキャスティングが企画・運営するBS放送局「BSJapanext」の番組コンテンツや番組制作ノウハウを活用し、より多くの顧客に満足されるバリエーション豊富な機内モニターコンテンツを共同で制作。旅番組等九州北部周辺地域にフィーチャーしたコラボ番組を制作し、搭乗客に九州北部周辺地域の魅力を発信して地域創生に貢献していく。

ジャパネットたかた厳選商品をフライト中に購入できるよう機内誌や機内モニターで商品を販売、機内販売を楽しめるコンテンツとして進化させる。スターフライヤーブランドを活用したオリジナル商品の共同開発、九州北部周辺地域の魅力ある商品を発掘し機内販売商品として展開する。

ジャパネットホールディングス(HD)とスターフライヤーは8月26日、機内エンターテインメントサービス・物販事業・旅行事業における連携強化などを目的とした資本業務提携を行うと発表
提携がもたらすメリット

ジャパネットロジスティクスサービス、ジャパネットコミュニケーションズの物流やコールセンター等の通信販売事業インフラを活用したスターフライヤーの機内販売事業の業務効率化を促進する。

ジャパネットサービスイノベーションがクルージング事業、スポーツ・地域創生事業で培ったノウハウを活用。航空輸送サービスに二次交通や飲食、宿泊までパッケージにした九州北部周辺地域の魅力を満喫できる新たな旅行商品を共同開発する。チャーター便を活用したスポーツ観戦などのオリジナルツアーの共同開発も行っていく。

こうした取り組みは、ジャパネットHDとスターフライヤーで専担のプロジェクトチームを組成して推進する。

スターフライヤーは本提携を通じ、全国のジャパネットの顧客への認知度向上による航空輸送サービスの新規顧客獲得、商品やサービスの販売チャネルの拡大もめざす。

石居 岳

顧客分析で押さえるべき4つのポイント&効果的な6つのフレームワーク | 店舗ビジネスに役立つ『口コミラボ』特選コラム

3 years 7ヶ月 ago
飲食店や小売業などでは、顧客に直接店舗まで足を運んでもらわなければなりません。顧客を自社のファンにさせるためにも、顧客分析は必要不可欠です

顧客分析とは、顧客の年齢、性別、居住地などの属性や購買情報などを分析することです。

顧客分析を行うことで顧客に対する理解が深まり、よりニーズに応えた商品開発ができたり、マーケティングが効率的に進められたりします。

特に飲食店や小売業などでは、顧客に直接店舗まで足を運んでもらわなければなりません。顧客を自社のファンにさせるためにも、顧客分析は必要不可欠です。

本記事では、顧客分析を行う際に押さえておきたいポイントと効果的な6つのフレームワーク、分析結果の活用法を解説します。

顧客分析とは

顧客分析とは、今後の商品開発やマーケティングを成功させるために、自社の顧客について多角的に分析することです。

具体的には、顧客の年齢、性別、居住地などの基本的な情報のほか、これまでの購買行動やライフスタイルなども分析対象です。

顧客分析を行うことで、自社の商品やサービスの改善、新商品の開発、マーケティング施策などに活かせます。

特に飲食業や小売業など店舗ビジネスを展開している企業では、いかに顧客ニーズを満たし、自社のファン化させるかが重要です。そのためにも、顧客分析を通じて顧客の理解に努めなければなりません。

顧客分析で押さえておきたいポイント

顧客分析を行う際には、次の4つがポイントです。

  1. 市場規模や将来性
  2. ペルソナ
  3. 顧客のニーズ
  4. 購買までのプロセス

これらを意識することで、より効果的に顧客分析が進められます。

それぞれのポイントを解説します。

1. 市場規模や将来性

顧客分析を行うと同時に、自社が参入している市場についても客観的に判断しなければなりません。市場規模、つまり市場全体の年間総売上などの情報から、自社が獲得できるシェアの見込みを判断します。

市場規模の調べ方は、官公庁や業界の団体が発行しているものを参考にするほか、調査会社から購入する方法などがあります。

ここで注意したいのは、市場規模が小さい場合や縮小傾向にある場合です。市場規模が小さかったり縮小したりしている場合、顧客分析を活かして大きなシェアが獲得できたとしても、長期的に成長を続けていくのは難しいと言えます。

この場合、新たな顧客の開拓を模索するか、最悪の場合は事業からの撤退も検討しなければなりません。

2. ペルソナ

サービスを利用するユーザー像のことです。

アンケートや口コミなどの情報から、年齢や居住地、家族構成、ライフスタイルに至るまでリアルな人物像を設定します。ペルソナを明確にすることで、社内で訴求すべき顧客の共通認識が持て、商品開発やマーケティングが進めやすくなります。

ペルソナ設定では「30代女性」ではなく、「福岡在住で子育てしている20代・30代で、時間があまりないけど痩せたいと思っている女性」などと情報を具体的にします。

できる限りリアルなユーザー像を設定することで、企業視点ではなく顧客の視点に立った思考ができるのもメリットです。

3. 顧客のニーズ

顧客のニーズを把握し、商品やサービスに反映させなければ利益の拡大は見込めません。

なぜ顧客が自社商品を選んだのか、そのきっかけや理由を分析することで、思いがけない顧客ニーズが判明することもあります。

そこから顧客が抱えている悩みをさらに掘り下げられれば、既存商品の改善や新商品開発の重要な手掛かりが得られます。

4. 購買までのプロセス

顧客分析を行う際には、顧客がどのように自社の商品を知り、どのような思考を経て購入に至ったかを知ることが重要です。

自社で行ったマーケティング施策が、どこのプロセスで効果を発揮しているかの確認ができるからです。

また、新たな施策を打ち出す際にも購買プロセスの把握は欠かせません。商品を認知してから購買行動に移すまでの一連のプロセスの中で、どのタイミングでどのような施策を取ればもっとも効果が出るか仮説を立てる際にも役立ちます。

顧客分析に効果的な6つのフレームワーク

顧客分析のポイントが押さえられたら、フレームワークを活用して分析を進めます。

ここからは顧客分析に効果的と言われるフレームワークを6つ紹介します。

  1. デシル分析
  2. RFM分析
  3. CTB分析
  4. セグメンテーション分析
  5. コホート分析
  6. 行動トレンド分析

デシル分析からコホート分析までの5つは、顧客を特定の条件に応じてグループ分けする方法です。

行動トレンド分析はグループ分けではなく、顧客の購買行動に着目して分析を行います。
1つのフレームワークだけでなく、複数の方法を組み合わせると、顧客への理解が深まります。

1. デシル分析|購買金額順に顧客を10組にグループ分け

デシル分析とは、全顧客を購入金額の多い順に10グループに分類する分析法です。

それぞれのグループの購入比率や売上構成比を分析し、自社にとって優良な顧客層を見極めます。優良顧客層を重要視した施策を打ち出すことで、効率的にマーケティングが展開できます。

2. RFM分析|購入日・頻度・金額に応じて顧客をグループ分け

RFM分析とは、次の3つの指標で顧客をグループ分けする分析法です。
  • Recency(最終購入日)
  • Frequency(購入頻度)
  • Monetary(累計購入金額)

最終購入日からの時間が浅い顧客、購入頻度の高い顧客、これまでの購入総額が高い顧客を上位にランク付けし、優良顧客を見極めます。

さらに、RFMの値がすべて高い優良顧客だけでなく、Rは高いがFは低い、RFは低いがMが高い、などといった細かな分析もでき、それぞれに対応した施策が打ち出せます。

3. CTB分析|興味関心に応じて顧客をグループ分け

CTB分析とは、次の3つの要素から顧客が購入した商品を分析し、興味や関心に応じて顧客をグループ分けする分析法です。
  • Category(分類):大分類(例:レディースファッション)、小分類(例:Tシャツ)
  • Taste(テイスト):デザイン、サイズなど
  • Brand(ブランド):メーカー、キャラクター

CTB分析をすることで、顧客が次にどのような商品を購入するか予測できます。さらに、顧客の趣向に合わせた商品開発にも効果的です。

4. セグメンテーション分析|属性に応じて顧客をグループ分け

セグメンテーション分析とは、顧客の属性、ニーズなどの共通点でグループ分けする分析法です。

居住地や年齢、性別、さらに職業や趣味など、様々な視点から分類できます。

例えば「関東に住む20代女性の顧客グループだけが7月に購買行動が高まる傾向がある」といったように、各グループの購入履歴や行動履歴から見られる傾向を読み取ることで、マーケティング施策に活かせます。

5. コホート分析|共通項に応じて顧客をグループ分け

コホート分析とは、顧客をこれまでの行動履歴に応じて分類する分析法です。

例えば、「ダイレクトメールを受け取ったのちに購買に至ったグループ」などの共通項で顧客を分類します。

セグメンテーション分析と共通する部分もありますが、コホート分析では各グループの購買後の行動を追い、リピート率、商品やサービスをどれくらい活用しているかなどを長期的に分析するのが特徴です。

6. 行動トレンド分析|シーズン毎の顧客の購買活動を分析

行動トレンド分析とは、決まったシーズンに購買行動をとる顧客を分析する方法です。自社の商品の売上が伸びる時期(トレンド)に、どういった顧客がそのトレンドを生み出しているか分析し、自社への貢献度の高い優良顧客を見極めます。

そして、その特定のシーズンに優良顧客に向けたマーケテイングを打ち出すことで、さらなる売上の増加が期待できます。

顧客分析の結果を活用する方法

フレームワークを活用して顧客分析ができても、結果だけを見て満足していては意味がありません。得られた情報をいかに活かすかで、今後の業績が大きく左右されます。

ここでは、分析結果の活用法を解説します。

現状の把握と施策効果の確認

顧客分析の結果は、自社の現状を把握することに活用できます。

自社の商品やサービスが選ばれている理由、または選ばれていない理由が明確になれば、強みをより活かし、弱みを改善する施策が打ち出せます。

さらに、改善施策を取ったのちにもう一度顧客分析を行えば、新しい施策にどれだけの効果があったのかが確認できます。

顧客分析の結果を用いながら、一連の流れを繰り返すことで、施策効果が高まります。

商品やサービスの改善

顧客分析を行うと、顧客ニーズへの理解が深まります。

自社の商品やサービスが顧客ニーズを満たすものであるか、それともズレが生じているのかが把握できれば、今後の改善に役立ちます。

また、これまで想定していた顧客ニーズとは違うものが浮かび上がってきたり、思わぬターゲットから支持を得ていたりする結果が明らかになることもあります。

顧客分析を行えばこのような状況にいち早く気づけますが、重要なのは、この結果をいかに今後の商品の改善に活かしていけるかです。

顧客分析で効果的なマーケティング施策を

顧客分析は自社の現状把握に役立つだけではなく、将来を見据えた商品展開やマーケティング施策にも効果的です。複数のフレームワークを活用することで、多角的な視点から顧客への理解が深まります。

顧客について知り、ニーズを満たしてあげることは自社のファンの増加にも繋がります。飲食店や小売業ではいかにファンを作るかが収益の鍵となります。

顧客分析から得られた情報をもとに効果的なマーケティング施策をとることは、収益拡大の一助となるでしょう。

この記事を書いた「口コミラボ」さんについて

「口コミラボ」は、様々な地図アプリ・口コミサイトの監視、運用、分析を一括管理できる店舗向けDXソリューション「口コミコム」が運営する店舗ビジネス向け総合メディアです。近年、企業の評判管理が重要視されるなか、特に注視すべきGoogleマイビジネスを活用したローカルSEO(MEO)や口コミマーケティング、それらを活用した集客事例から、マーケティング全般、店舗経営のハウツー、業界動向データにいたるまで幅広い情報を紹介します。

口コミラボ

ECサイトでの買い物&これまでの変化を編集部が語り合う内輪な座談会【ネッ担8周年記念】

3 years 7ヶ月 ago
ネットショップ担当者フォーラム創刊8周年記念企画! 編集部と森野氏の4人で個人的なショッピング事情について語り合いました。

EC専門のWeb媒体「ネットショップ担当者フォーラム」が2014年7月29日に誕生してから丸8年、9年目に突入しました。いつも「ネットショップ担当者フォーラム」をお読みいただき、ありがとうございます!

1か月遅れの8周年記念企画ということで、編集部とネッ担最古の連載執筆者・森野誠之氏の4人で、各自のプライベートな買い物について語り合ってみました。いつもは客観的な立場からECと向き合い、情報をお伝えしている私たちですが、個人としてはどんな風にECを活用しているのか? 難しい話はありませんので、冷たい物でも飲みながらのんびりとお読みください。

森野、内山、瀧川、藤田
森野氏(左上)、内山(右上)、瀧川(左下)、藤田(右下)の4名でお送りします

EC利用にポリシーあり(編集長 瀧川)

内山:編集長はECサイトを利用する際に確固としたポリシーがあるとか。

瀧川:僕は自社ECサイトでの買い物については、ID決済がないと買わないですね。基本的には大手モールで買い物して、ID決済があれば自社ECサイトでも買うという感じです。IDとパスワードの使い回しを避けるという目的があります。クレジットカードの情報漏えいもありますし、不正利用の手口も巧妙化していますからね。

セキュリティに完璧はないので、事業者側がセキュアなECサイトを作るのも重要ですが、消費者としてもリテラシーが求められると考えています。

瀧川正実
瀧川正実 ネットショップ担当者フォーラム編集長。プロボクサー、流通・通販専門紙の記者、EC支援企業での勤務などを経て2014年より現職。二児の父

ゲットしたポイントは投資へ

瀧川:基本的にポイント還元率の高いところで買うようにして、得たポイントを投資信託などの投資に回しているんですよね。

森野:僕もやってます。

瀧川:今年に入ってウクライナ情勢などの影響もあって株価低迷のあおりを受けていますが、分散投資をしているのでマイナスではないですね。

内山:私もポイント大好きですけど、貯まるそばから使っちゃっていました。投資、調べてみようかな……。

瀧川:現金を投資するのはなかなかハードルが高いですけど、ポイントなら少しハイリスクなものにも投資してみようかなと思えるんですよね。岸田総理も「貯蓄から投資へ」って発言しているし。

森野ポイントの活用法として、投資は今後もっと注目されそうですね。

気になるサイトはこちら

瀧川:2児の父として、取りあげたいのは「トイザらス」。すごく作り込んでいるなと思いますね。たとえば検索や検索結果の絞り込みで、複数商品の比較を一覧で表示できるようになっている。。店頭在庫や配送、支払い方法なども商品詳細ページで直接確認できるので、実店舗を運営している企業さんは参考にしていただきたいですね。

トイザらス
トイザらスでの検索結果画面例(編集部でキャプチャ)

森野:ほんとだ、ゴリゴリに作り込んでいますね。ちょっと運用体制がどうなっているのか知りたいくらいですね。

瀧川:商品によってはUGCまでやっている。小さなお子さんがいないと利用しないサイトですが、買い物してみるといろいろとヒントや学びがあるサイトだと思いますね。

ECは“自動販売機”(森野)

内山:森野さんはオンラインでの買い物はほぼAmazonだそうで。

森野:本を買う以外はあんまりお金を遣わないですし、Amazonのアプリだと余計な情報が出なくて、買いやすいんですよね。完全に自動販売機的な使い方です。

森野氏が最近買った本の一部
森野氏が最近買った本の一部。サッカー、歴史、高田純次、興味の赴くままにいろいろ読む。同じ本を2冊買ってしまうことも……

買い物が好きじゃない人の買い物事情

森野:スタバが苦手な人の感覚わかりますか? カスタマイズできたりレジでコミュニケーションしたり、店員さんとのやり取りがいろいろあるじゃないですか。そういうのが苦手で。それと同じでECでも「いいから買わせてくれ」って感じなんですよね。

瀧川:わかります。僕もそっち派です。

森野:もともと買い物を楽しむタイプではないんですよね。仕事柄、サイトを見るとソースを見たりタグを見たり、カートに入れてみたり、メルマガ登録してみようとかLINEも見てみようとか、もうまったく楽しめない。

内山:それは職業病ですね(笑)。

森野誠之氏
森野誠之氏 連載400回を超えた「ネットショップ担当者が知っておくべきニュースのまとめ」の執筆者

コロナ禍で全員運動不足

森野:本以外に買ったのは、1キロ縄跳びですね。

内山:1キロ縄跳び!?

ヘビージャンプロープ
ヘビージャンプロープ」(TOEI LIGHT)

森野:YouTubeで知って買ったんですけど、縄跳び自体が重くて、30秒も跳ぶともうヘトヘトですよ。運動不足の解消におすすめです。女性だったら500グラムくらいにした方が良いかも。普段、歩かないんですよね、この間スマホの歩数を見たら86歩でした。

内山:我々もリモートワークになって運動不足になっちゃったんですよね。

藤田:私も週に3、4回通っていたジムをやめたら太っちゃって、半年くらいパーソナルジムに通ったら痩せました。

瀧川:僕は1日1万歩歩くことを続けています。1時間歩くとだいたい6000歩で、あとの4000歩は買い物とかで車を使わないようにして。

内山:リモートで編集会議している時もよく歩いていますもんね。

お取り寄せを楽しんでいます(内山)

内山:ここまであまりショッピング自体が好きじゃない人が続きましたが、私は大好きですよ。特にお取り寄せが好きですね。旅先やお土産で食べて美味しかったものをブックマークしておいて、機会があれば取り寄せています。

内山美枝子
内山美枝子 ネッ担編集部には2014年の立ち上げ時からおります。ネットスーパーも愛用中。あれこれ調べて買う物を決めるのに、なぜか5回に1回は失敗している気がする

内山:たとえば以前大阪で出会った「りくろーおじさんのチーズケーキ」や、豚まんで有名な「551蓬莱」はコロナ禍に何度か買って大阪に思いを馳せました。

りくろーおじさんのチーズケーキ
たったの765円なのにとても美味しいですよ。食べる前にレンジで20秒くらい温めるとフワッフワですフワッフワ

内山:「五代梅」は20年くらい前に旅館の朝食で出てきて、あんまり美味しいので旅館の人に聞いて知りました。姉のおすすめで買った「梅びしお」も気に入っています。しかし、楽天店舗でいつもと違う梅干しを買ってみようかなって見ると、写真がほぼ同じで商品名が長すぎて違いがわからないんですよね。

梅びしお
長年の五代梅愛好家でもこの中から新たなお気に入り商品を探すのは難しいかと

内山:藤田さんは楽天の店舗で店長をしていたけど、商品名に全部入れるのはやっぱり効果があるの?

藤田:そうですね。商品名はマックスで何文字までって決まっているので、もうキーワードを入れられる限り詰め込みますよね。

森野:内山さんのお話を聞いているとお腹も減ってきますし、通販ってこうやって使うんだ~という感覚になりますね(笑)。

検索&レコメンド技術のさらなる進化に期待

内山:食品はまだ良いけど、家電類を買い換えようかなと思った時に、調べている間に疲れちゃってやめちゃうんですよね。

森野:そういうときは価格.comですかね。口コミ欄のやり取りが参考になりますので。

内山:価格.comにもお世話になっていますが、商品知識がある程度ないと比較できないですよね。さっきのトイザらスさんのサイトをはじめ、いま現在のWeb接客技術がぜんぶ詰め込まれたようなサイトでも、近い将来にはまたびっくりするような進化があって、買い物がもっと楽になるんじゃないかなと期待しています。

個人的にはイヤホンは耳の形状と聴くコンテンツで適した商品を教えて欲しいし、大型家電は設置と回収の費用も込みで比較できるようになってほしいですね。

ゲーム、ガジェット専門(藤田)

内山:最後に藤田さんといえばゲームですが。

藤田:家から出ずにゲームしてますね。今は格闘ゲーム中心で、RPG、アクションなどをほぼ毎日。

藤田 遥
藤田 遥 楽天店舗の店長経験を持つ編集者。2019年末にインプレス入社。翌年からリモートワークとなり、ほとんど神保町オフィスで過ごしていない。超が付くほどのインドア派

内山:最近買った「スイッチボットハブミニ」っていうのは任天堂Switchと関係が?

藤田:いや、そのSwitchとは関係なくて、テレビとか色んなリモコンを集約させてスマホのアプリで電源のオン・オフ、温度や音量の操作などをできるようにするものです。

内山:これから欲しいものは山崎実業のゲームコントローラー収納ラック。気の利いた収納グッズと言えばやっぱり山﨑実業ですが、こんなにコントローラーって必要なの?

藤田:夫もゲーマーなのでそれぞれ必要なのと、ゲームごとに専用のコントローラーがどうしても必要になってくるんですよ。自分用にカスタマイズできるように、コントローラーの部品専門店もあるんですよ。

服や化粧品は断然実店舗

藤田:日常の買い物は楽天かヨドバシかネットスーパーですが、洋服は店舗で買うことが多いですね。

内山:へー、意外。

藤田:1着の単価が高いのでおいそれとは買えないのと、結構店員さんと仲良くなるんですよね。その人が異動になるとそっちの店舗に行ったりします。予約会とかも行きます。

内山:予約会! ファッション偏差値の高い人の用語だ。

藤田:私の好みとか似合う色とか知ってくれている店員さんだと楽なんですよね。あらかじめ良さそうな商品は見繕ってくれますし。

森野:そこまでの接客はまだオンラインでは無理ですね。そんなにしてくれるんだったらどんな情報でも渡すからよろしくと言いたくなる。

藤田:コスメも好きで、やはりいったん下調べしてから店舗に言って試します。資生堂の店舗には測定用のミラーがあって、肌の状況を診てもらえるんですよね。結果とカウンセリング時に提案してくれた商品名をメールで送ってもらって、会員登録すればオンラインでも買いやすくなります。面白いなあと思いました。

Beauty Alive Circulation Check
資生堂の肌測定機器「Beauty Alive Circulation Check (ビューティー・アライブ・サーキュレーションチェック)」
https://brand.shiseido.co.jp/news-beautyalivecirculationcheck.htmlより編集部でキャプチャ

森野:化粧品はAIで診断って話、結構ありますもんね。1回も使ったことないですけど。

内山:ですよね。

「買い物で悩むのは嫌」という点では一致

内山:ネッ担が創刊してからの8年間で、買い物の仕方が変わったってことあります?

森野:便利になっただけで買い物の行動自体は特に変わってはいないですね。

瀧川:買い物がすごく便利になってきたので、僕は買い物にかける時間を少なくしたいっていう気持ちがさらに大きくなっています。ここに賛同してもらえるのは森野さんだけだと思うんですけど(笑)

森野:そうですね。でも昔は買い物って時間がかかってストレスがたまるものだったけど、それがずいぶん簡単に終わるようになったのは良いですよね。

藤田:私はSNSの情報が多すぎて困ることがあります。昔は美容関連に詳しい人のブログを読みに行くくらいだったけど、いま情報発信している人がめちゃくちゃ多いので、見ようとしてなくても目に入ってくる。読み過ぎて疲れて買うのをやめちゃうこともあります。

内山:買い物自体は好きだけど、悩むのは嫌なんですよね。

森野:日頃の行動を全部データにして、自動で最適な物が勝手に届くサブスクができたらいいなあ。

内山:森野さんは本当に買い物に時間をかけたくないんですね。

瀧川:僕は今後でいうとメタバースがどう活用されていくのか注目しています。

森野:「メタコマース」という言葉も出てきていますし、「ガンダムメタバース」というのも出てきていますので、メタバースが広がってくると自然とそこでコマースも発生しそうですね。

内山 美枝子

63%が「円安後に日本の越境EC利用増えた」。「月1回以上」利用するユーザーは約6割【越境ECの利用意向に関する調査】

3 years 7ヶ月 ago

BEENOSの連結子会社であるBeeCruiseが行った「越境ECの利用意向」に関するアンケートによると、約56%が「月1回以上日本の越境ECを利用する」と回答した。

調査対象は「Buyee(バイイー)」と「Buyee Connect」を利用している海外ユーザー(アメリカ、台湾、マレーシア、イギリス)1894人、調査期間は2022年7月22日~28日。

約6割が「日本の越境ECを月1回以上」利用

調査対象者に、日本の越境ECを利用する頻度を聞いたところ、全体の約56%が「月に1回以上利用する」と回答した。「月に5回以上」利用する人は全体の約18%で、特にマレーシアが高く25%だった。

BEENOS BeeCruise 越境ECの利用意向煮関するアンケート日本の越境ECを利用する頻度
日本の越境ECを利用する頻度(出典:BEENOS)

「円安後に日本の越境EC利用増えた」は63%

円安によって、日本の越境ECで購入する頻度や1回あたりの使用金額に変化があったか聞いたところ、「利用金額と利用頻度どちらか、あるいは両方が増えた」と回答した人は全体で約63%、最も多かったのは台湾で約73%だった。

BEENOS BeeCruise 越境ECの利用意向煮関するアンケート 円安によって日本の越境EC出購入する頻度や1回あたりの使用金額に変化があったか
円安によって、日本の越境ECで購入する頻度や1回あたりの使用金額に変化があったか(出典:BEENOS)

円安は米ドルだけでなく各国通貨でも進み、日本の商品を買い求めやすくなっていることを示す結果となった。

日本商品の情報源、アメリカ、台湾、イギリスはTwitter、マレーシアはFacebookがトップ

日本の製品を購入する際に参考にしている情報について聞いたところ、アメリカ、台湾、イギリスはTwitter、マレーシアはFacebookが最多だった。

自国のニュースなどを参考にしている人は少なく、Twitter、Facebook、YouTubeなど世界共通のプラットフォームから日本の情報を得ていることがわかった。

SNSなどのボーダーレスなファンコミュニティによってヒットの時差が縮まり、世界のトレンドが相互に影響を与える「世界同時消費」を表している結果となった。

BEENOS BeeCruise 越境ECの利用意向煮関するアンケート 日本の製品購入時に参考にしている情報
日本の製品を購入する際に参考にしている情報について(出典:BEENOS)

購入する日本の商品、「おもちゃ・ゲーム・アニメグッズ」が1位に

日本の越境ECで購入する商品について聞いたところ、「おもちゃ・ゲーム・アニメグッズ」が各エリアでトップとなり、特にアメリカでは54.9%を占めた。

アメリカ、イギリスでは「本・CD・DVD・エンタメ」、台湾は「ファッション」、マレーシアは「リユース品」がそれぞれ2位だった。

BEENOS BeeCruise 越境ECの利用意向煮関するアンケート 日本の越境EC出購入する商品について
日本の越境ECで購入する商品について(アメリカ、マレーシア、イギリスは設問に「日用品・文房具・DIY工具」の選択肢がないため、パーセンテージは未記載)(出典:BEENOS)

「訪日時のショッピングでもEC利用したい」は56%

訪日時に買い物をした際、店頭での購入だけでなくECも活用したいか聞いたところ、全体の約56%が「ECも活用したい」と回答した。

BEENOS BeeCruise 越境ECの利用意向煮関するアンケート 訪日時の買い物で越境ECを利用
訪日時の買い物の際に、店頭での購入だけでなくECも活用したいか(出典:BEENOS)

9割以上が「訪日後のリピート買いで越境ECを利用したい」

訪日後、気に入った商品を越境ECでリピート購入したいか聞いたところ、全体の約92%が「リピート買いしたい」とい回答した。

BEENOS BeeCruise 越境ECの利用意向煮関するアンケート 訪日後越境EC出気に入った商品をリピート購入するか
訪日後、越境ECで気に入った商品などをリピート買いしたいか(出典:BEENOS)

従来はインバウンドで購入していた商品の多くがオンラインで購入でき、自宅で受け取ることが可能になっている。越境ECの利便性の高さに魅力を感じ、継続の意思が高いことがうかがえる。

藤田遥

ZOZOが始めるファッションブランドの在庫リスクゼロをめざす生産支援プラットフォーム「Made by ZOZO」とは

3 years 7ヶ月 ago

ZOZOは、ファッションブランドの在庫リスクゼロをめざす生産支援プラットフォーム「Made by ZOZO(メイドバイゾゾ)」での受注販売を9月1日からファッションECモール「ZOZOTOWN」で開始する。

「Made by ZOZO」は、ZOZOが所有するデータやノウハウに基づき、ブランドに商品企画を提案。手作業で行っていた工場での作業をデジタル化し、複数の異なるデザインの商品を同時並行で生産可能にする独自のシステムを開発して最低1着から生産し、商品を受注してから最短10日で発送する。

アパレル業界ではこれまで、季節ごとに一定量をまとめて生産する方法が一般的だった。だが、「Made by ZOZO」は「ZOZOTOWN」上で商品を受注した後に生産工程に入るため、ブランドは在庫リスクゼロ、過剰在庫による売れ残りリスクゼロで販売でき、商品のバリエーションも豊富にそろえることが可能になる。

ブランドの要望に応じて「Made by ZOZO」を通じて取得したデータを活用し、ブランドの実店舗や自社ECなど、「ZOZOTOWN」以外の販売チャネル向けに適正な生産量提案するなど、ブランドの自社内における在庫リスク低減もサポートする。

9月1日から「ZOZOTOWN」上で、ユナイテッドアローズの商品を販売開始する。今後は、TSI、シップスなどが参画し、計50型以上の受注販売を行い、対応ブランドや型数を拡大する予定。

ZOZOは、ファッションブランドの在庫リスクゼロをめざす生産支援プラットフォーム「Made by ZOZO(メイドバイゾゾ)」での受注販売を9月1日からファッションECモール「ZOZOTOWN」で開始
「Made by ZOZO」の仕組み

ZOZOは、年間購入者数1061万人を超えるZOZOTOWNが持つ膨大なファッション関連データや、プライベートブランド事業のノウハウを活用した「マルチサイズ」などのサービス、D2C事業等を通じて培った生産に関わる知見やノウハウを有している。

それらを活用して、これまでファッションECとして担ってきた「販売」に加え、さらに上流の「生産」の支援に踏み込むことでファッション業界の課題解決に貢献したいと判断、「Made by ZOZO」を開始した。

石居 岳

BtoBのローカルビジネスにおける、ローカルSEO完全ガイド。

3 years 7ヶ月 ago

「ローカルSEO」という言葉も一般的になり、特にスモールビジネスにおいては、非常に有力なWebマーケティングの施策と言えます。「ローカルSEO」と聞いてパッと思いつくことは、レストランや小売店などのBtoCビジネス。しか … 続きを読む

投稿 BtoBのローカルビジネスにおける、ローカルSEO完全ガイド。SEO Japan|アイオイクスのSEO・CV改善・Webサイト集客情報ブログ に最初に表示されました。

ローソンが化粧品ECをオープン/楽天市場の商品管理がSKU単位に【ネッ担まとめ】 | 週間人気記事ランキング

3 years 7ヶ月 ago
2022年8月19日~25日にアクセス数の多かった記事のランキングを発表! 見逃している人気記事はありませんか?
  1. ローソンが化粧品ECを本格展開、ローソンエンタテインメントがコスメ通販サイト「morecos+(モアコス)」を開設

    幅広いジャンルのタレントやアーティスト、コンテンツとのコラボレーションを通したオリジナル商品の企画や販売を行っていく

    2022/8/24
  2. Amazon並みにわかりやすくなる!? 楽天の「SKUプロジェクト」について知っておこう【ネッ担まとめ】

    ネットショップ担当者が読んでおくべき2022年8月7日〜21日のニュース

    2022/8/23
  3. 【値上げ調査】ネット通販に「値上げを感じる」は45%。節約対策は「外食利用や衣類の購入は頻度を減らす」

    CCCマーケティング総研は、2022年7月7日~13日に、16~79歳の男女T会員に対して「値上げ」に関する調査を行った

    2022/8/22
  4. 【BtoBのSEO施策】リード獲得を6倍にしたサイボウズ「メールワイズ式」のSEO施策を解説

    「SEO」「広告」2つの視点から語る、EC事業者のためのデジタルマーケティング講座。「メールワイズ」のコミュニケーション設計改善事例(後編)【連載第14回】

    2022/8/24
  5. 高島屋の通販戦略とは?――EC事業部のバイヤーによるネット専用商材の開発、専用在庫の確保、倉庫改修

    「ネットビジネス売上高500億円」達成に向け、EC事業に注力する高島屋。紙媒体とECの両チャネルで成長をめざすためにどのような取り組みを行っているのだろうか?

    2022/8/22
  6. 残業時間減、休日取得増、男性休暇率増を実現したオンワードHDの働き方改革とは

    働き方改革プロジェクト「働き方デザイン」の下、社員のキャリアアップのための副業制度、販売職の新たな働き方を支える「インフルエンサー制度」、人事制度の改定、処遇の改善などを進めている

    2022/8/19
  7. 新規獲得コストが増加している中国EC市場で企業がSNSを活用したコミュニケーションに移行している理由とその実態

    中国EC企業は、SocialMedia(WeChatメイン)のタッチポイントを活用したコミュニケーション手法「SCRM」に力を入れているそうです

    2022/8/23
  8. ヤフーの最短15分宅配「Yahoo!マート」が初の来店型店舗

    来店型店舗に対応したのは「Yahoo!マート」代々木上原店。現在、代々木上原店、紀尾井町店、大久保店の3店舗が来店型となっている

    2022/8/23
  9. Twitterで始まった実店舗向け新機能「ロケーションスポットライト」とは

    「ロケーションスポットライト」は、Twitterアカウントのプロフィールに店舗の場所や営業時間、連絡先情報を表示できるようになりました

    2022/8/22
  10. 千趣会が戸建て住宅をカタログ・ECで販売

    インターネットを中心に住宅の企画・施工・販売を行うLib Workと連携。共同開発した戸建住宅を通信販売で展開する

    2022/8/19

    ※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

    内山 美枝子

    10代~30代のAmazon利用頻度が増加。利用回数は「月1回利用」が最多【コロナ禍前後のAmazon利用実態調査】

    3 years 7ヶ月 ago

    ウブンが行った「コロナ禍前後のAmazon利用実態調査」によると、コロナ禍前と比べてAmazonの利用頻度は増加傾向になっていることがわかった。特に10代~30代の若い世代のユーザーにおいて、利用頻度が上がっている。

    調査対象者はAmazonを1回以上利用したことがある15歳~70歳の男女、調査期間は2022年7月11日~7月14日。

    コロナ禍以降「月に1回利用」が最多に

    ウブン 調査 コロナ禍前後での購入頻度の変化
    コロナ禍前後での購入頻度の変化(出典:ウブン)

    コロナ禍前は、Amazonを利用する人のなかで最も回答が多かったのは「2~3か月に1回程度」だったが、コロナ禍以降は「月に1回」が最多で、全体的に増加傾向になっていることがわかった。

    ウブン 調査 コロナ禍前後でのAmazon利用頻度の変化
    コロナ禍前後でのAmazon利用頻度の変化(出典:ウブン)

    「おうち時間」の推奨、外出制限など外に買い物に出にくい状況が要因の1つとしてあげられるが、外出制限がなくなった後も利用頻度はあまり変わらず、むしろ増加傾向を示している。Amazonを利用し始めた人が利便性に気づき、そのままリピートして利用し続けていると考えられる。

    ウブン 調査 コロナ禍前後でのひと月当たりのAmazon購入金額
    コロナ禍前後でのひと月あたりのAmazonでの購入金額(出典:ウブン)

    一方で、コロナ禍前後でのひと月あたりの購入金額はあまり変化がなく、1000円未満は微増、5001円~1万円は微減している。コロナ禍以降、他の商品より比較的安価な日用品を購入することが増えたことが要因とも考えられるという。

    コロナ禍以降、10代~30代の若い世代で利用頻度が増加

    ウブン 調査 コロナ前とコロナ禍のAmazon利用頻度の変化 年代別
    コロナ前(2020年1月以前)とコロナ禍(2020年2月~2021年12月)のAmazon利用頻度(年代別)
    (出典:ウブン)

    コロナ前後でAmazonの利用頻度を年代別に見ると、10代~30代の若い世代において利用頻度が増加した人が増えていることがわかった。なかでも10代の利用頻度増加が最も割合として多い。

    若年層で化粧品購入率が高まる

    ウブン 調査 コロナ禍になってからAmazonで購入するようになったもの
    コロナ禍(2020年2月以降)になってからAmazonで購入するようになったもの(出典:ウブン)

    コロナ禍以降、他の年代と比べて15歳~29歳の若年層が、Amazonで化粧品を買うようになっていることがわかった。

    近年はSNSで化粧品レビューの投稿が増加、PR案件などで購入先としてAmazonや他ECサイトのリンクが投稿内に掲載されている事例も少なくないことや、スマホで簡単にネットショッピングがしやすくなっていることもAmazon利用増加の後押しになっていると考えられる。

    ひと月あたりの購入金額、男性の方が高い傾向

    ウブン 調査 2022年に入ってからAmazonで購入したもの 男女別
    2022年に入ってからAmazonで購入したもの(男女別)(出典:ウブン)

    コロナ禍に入ってからAmazonで購入した商品カテゴリを男女別でみると、男性の方が家電、スポーツ・アウトドア用品、ガジェット・PC関連用品を購入することがわかった。特にガジェット・PC関連用品については、女性が女性全体の8.6%に対し、男性は男性全体の15.0%が購入経験があった。

    ウブン 調査 コロナ禍のひと月新居のAmazonでの購入金額 男女別
    コロナ禍(2020年2月以降)のひと月あたりのAmazonでの購入金額(男女別)(出典:ウブン)

    ひと月あたりのAmazonでの購入金額は男性の方が女性より高くなる傾向があった。女性が日用品、化粧品を購入する割合が高いのに対し、男性は価格帯が高くなりがちな家電、ガジェット・PC関連用品を購入する割合が高いことが要因と考えられる。

    地方ではアパレル、ペット用品が主要都市より売れる傾向

    ウブン 調査 コロナ禍になってからAmazonで購入するようになったもの 地域別
    コロナ禍(2022年2月以降)になってからAmazonで購入するようになったもの(地域別)(出典:ウブン)

    主要都市(東京、名古屋、大阪、福岡)と地方でコロナ禍以降で購入するようになった商品のカテゴリを比較すると、地方の方がアパレル、ペット用品を購入していることがわかった。

    地方では店舗が少なく、コロナによる行動規制も重なったことで、アパレルやペット用品購入時にECを利用するユーザーが増えたと考えられる。

    一方主要都市ではコロナ禍になってから日用品を購入するようになったユーザーが増加。コロナ前まではECサイトで購入する習慣がなかったものが、コロナ禍以降ECサイトで購入するようになったと推測される。

    コロナ禍でもAmazonで買わない物、地方では「特にない」が多い

    ウブン 調査 コロナ禍になってもAmazonでは購入しないもの 地域別
    コロナ禍(2020年2月以降)になってもAmazonでは購入しないもの(地域別)(出典:ウブン)

    主要都市では化粧品、アパレル、ベビー用品、ペット用品などはコロナ禍でもAmazonで購入しないユーザーが多い一方、地方ではその割合が少なく、コロナ禍でもAmazonで購入しないものは「特にない」と回答した人が40%だった。

    地方のほうが主要都市に比べてAmazon(ECサイト)でさまざまなものを購入するユーザーが多く、実店舗で購入できないものをAmazon(ECサイト)で購入する人が多いと考えられる。

    20%以上がAmazonの利用頻度増加

    ウブン 調査 コロナ禍と2022年現在のAmazonの利用頻度 地域別
    コロナ禍(2020年2月~2021年12月)と2022年現在のAmazonの利用頻度(地域別)(出典:ウブン)

    地方では、2022年になってからAmazonの利用頻度が減少した人は5%だった。利用頻度が増加した人は20%前後で、主要都市と比べて若干割合が多い。

    調査実施概要
    • 調査方法:インターネット調査
    • 調査期間:2022年7月11日~7月14日
    • 調査対象:Amazonを1回以上利用したことがある日本全国の15歳~70歳の男女
    • 有効回答:1000サンプル(有効回答から1000サンプルを抽出)
    藤田遥

    スクロール360が販促支援型「八王子センター」を開設。アウトバウンド専任チームを発足

    3 years 7ヶ月 ago

    スクロール360は、販促支援型コンタクトセンター「八王子センター」を稼働し、あわせてアウトバウンドによる販促支援専任チームを発足した。

    専任チームによる販促支援を強化

    スクロール360はEC・通販事業者の「顧客対応力向上」へのサポートを拡大するため、既存のコンタクトセンター「浜松センター」(静岡県浜松市)「福岡センター」(福岡県福岡市)に加え、首都圏エリア初進出となる「八王子センター」を開設した。

    また、アウトバウンドによる販促支援専任チームを発足。「新規獲得」「継続購入促進」「アップセル・クロスセル対応」「顧客の生の声をもとにしたコミュニケーション設計」など、従来のコンタクトセンターの枠を越えた、売り上げ拡大につなげる販促支援サービスの提供が可能になったという。

    スクロール360 販促支援型「八王子センター」の外観
    「八王子センター」の外観

    「八王子センター」の特徴とは?

    「八王子センター」は東京都八王子市にある。最大席数は80席で、次のような特徴を持つ。

    1.アウトバウンド専任チームによる販促支援強化

    • 新規獲得:リストを利用した各種アウトバウンドサービスに対応
    • 継続購入促進によるLTV向上:既存顧客へのアウトバウンドコールに対応
    • 顧客単価向上:新規商品紹介などのアップセル・クロスセル対応
    • ターゲット別設計:年代別・都道府県別に絞り込んだ、アウトバウンド施策の実施

    2.豊富な実績・経験をもとにした顧客対応力/おもてなしコミュニケーション

    • 経験豊かなベテランオペレーターが多数在籍
    • 通販60年のノウハウによる正確な対応や施策改善・提案が可能

    3.要望に沿ったカスタマイズで幅広い業務・商材に対応

    • 電話、メール、SNS、チャット、FAX、ハガキなどマルチチャネルに対応
    • 単発スポットをはじめ、小規模(1席~)から大規模案件まで幅広いニーズに対応
    • コスメ、サプリ、服飾雑貨、食品、家具、アウトドア用品などさまざまな商材に対応

    4.柔軟かつ迅速に対応できる運営体制

    • 3拠点(八王子、浜松、福岡)による分散型運営でBCP対策を実現
    • 多くのECシステムの運用経験を生かしたスピーディーな立ち上げ
    • 繁忙期、閑散期に合わせたフレキシブルな人員確保
    スクロール360 販促支援型「八王子センター」開設 コンタクトセンターのイメージ
    コンタクトセンターのサービスイメージ
    藤田遥

    実店舗とECサイトの価格差をどれくらい? 消費者の購買習慣を変えているインフレの今 | 海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ

    3 years 7ヶ月 ago
    インフレが消費者の購買習慣を変えていることは明らかです。今後、低価格を提供できるオンライン小売事業者であれば、大きなアドバンテージを得ることができるかもしれません

    この1年の間に、14 のカテゴリーのうち 10 のカテゴリーで、小売価格全体の上昇率はオンライン価格のそれを上回りました。もしこの傾向が続くなら、オンライン小売事業者は、特にこれからのホリデーシーズンにおいて、価格に敏感な消費者にアピールすることができるかもしれません。

    このコラムは、eコマースの取材を行っている『Digital Commerce 360』のドン・デイヴィス編集長が担当しています。

    家具、コンピュータ、玩具、スポーツ用品でオフラインの価格が大幅に上昇

    インフレは大きな問題です。もし、オンライン価格が店頭よりも緩やかに上昇しているとしたら、それは大きな話題になるでしょう。そして現在、その兆候が見られます。

    6月の「Adobe Digital Price Index」の価格変動を、米国政府が発表した同月の消費者物価指数と比較することで、この結論を導き出しました。高度に科学的な研究であるかのように装うつもりはありませんが、この結果は一考に値するでしょう。

    政府の消費者物価指数に合致する、14のAdobe指数カテゴリーのうち、10のカテゴリーにおいて、12か月のインフレ率はオンライン小売よりも総合小売の方が高いという結果が出ました。

    以下のカテゴリーでは、6月の小売価格全体の前年比上昇率がオンラインを上回りました。

    • 家具・寝具
    • コンピュータ
    • 玩具
    • スポーツ用品
    • 書籍
    • 衣料品
    • 宝飾品
    • 家電製品
    • 工具
    • リフォーム

    また、いくつかのカテゴリーでは上昇率が大きくなっています。たとえば、家具/寝具では、6月までの12か月間に、小売価格の合計がすべてのチャネルで13.1%上昇。それに対し、オンラインは4.63%の上昇にとどまりました。リフォームなど他のカテゴリーでは、その差はごくわずかです。

    2022年6月と2021年6月の比較では、4つのカテゴリーでオンライン価格の上昇率が高くなりました。食料品、非処方箋薬、ペット用品、医療機器・用品です。しかし、オンラインと小売総額の差はまだ小さいままです。

    最も差が大きかったのは医療機器で、オンラインでは10.5%の上昇、実店舗を含む全チャネルでは5.9%の上昇にとどまりました。

    14のカテゴリーを平均すると、オンラインでの価格上昇は、すべての小売チャネルでの価格上昇よりも2.7ポイント低いものとなりました。

    ほとんどの小売価格はオンラインとオフラインで同じ

    表面的には、オンライン価格の方が安いというのは理にかなっています。なぜなら、オンラインショッピングでは、購入前にさまざまなECサイトの価格を簡単に比較することができるからです。そして、それが事実であることを示すデータもあります。

    その研究は、マサチューセッツ工科大学の経済学教授であるアルベルト・カヴァロ氏が2016年に行ったもの。カヴァロ氏が調査した10か国では、オンラインとオフラインで価格が同じケースが72%(米国は69%)あったそうです。しかし、違いがある場合は、ECサイトの価格の方が低いという傾向がありました。

    注目すべきは、カヴァロ氏が商品カテゴリーによって大きな違いを発見したことです。衣料品と電子機器ではオンラインで価格が同じになる可能性が最も高く事務用品とドラッグストア商品ではオンライン価格が最も低いことがわかりました。

    また、Adobeが2019年に新聞社USAトゥデイ向けに行った別の調査では、ほとんどの商品カテゴリーでオンラインがオフラインよりも早く値下がりしていることがわかりました。つまり、その傾向はコロナ禍以前からあったようです。

    価格設定アルゴリズムがオンライン価格に与える影響

    なぜ、店頭よりもオンラインの方が価格の下落が早いのでしょうか。消費者向けに金融情報を提供するBankrate.comのシニア・インダストリー・アナリストであるテッド・ロスマン氏は、オンライン小売大手の規模が一役買っている可能性があると言います。

    たとえば、オフラインの価格は、世界のアマゾンに価格面で対抗できない中小企業が多く含まれているため、部分的には高いかもしれません

    小売事業者が競合他社のオンライン価格を追跡し、「自社の価格を自動的に調整できるアルゴリズムが一役買っているかもしれない」とシンクタンクであるThe Brookings Institutionのザック・ブラウン氏とアレキサンダー・マッケイ氏は最近の研究でこう説明します。

    しかし、オンライン小売事業者が競合他社に追随するために、活用している価格設定アルゴリズムを分析したところ、場合によっては、オンライン価格が上昇する可能性があることが示唆されました

    高度なアルゴリズムを導入する仕入れ販売の小売事業者は、ライバルが販売価格に合わせてくるので、その場合は価格を下げる意味がないと判断する可能性があると主張しています。その代わりに、最も収益性の高い価格、つまりより高い価格で販売することになるのです。

    一方、オンラインマーケットプレイスの役割の増大が、オンライン上の価格を低く抑えているのではないかという説もあります。Amazonのような大手ショッピングサイトでは、出品事業者は競合他社に売り上げを奪われないよう、常に価格を調整しなければいけません。

    Digital Commerce 360』によれば、マーケットプレイスは現在、北米のオンライン販売の半分以上を占めています。

    オンラインでのインフレとこれからのホリデーシーズン

    これらの議論はすべてもっともだと思いますが、確信していることが1つあります。オンライン価格がオフライン価格よりも常に速く下落することはあり得ません。

    なぜなら、時間が経つにつれ、オンライン価格があまりに低くなり、ほとんどの消費者が購買をECにシフトしてしまうからです。そうなれば、店舗を運営する小売事業者は、おそらく価格を下げることで対応せざるを得ないでしょう。

    しかし、それは長期的な話でしょう。この1年、店頭よりもオンラインの方が早く価格が下がった可能性もあります。もしかしたら、前年からのトレンドが反転しているのかもしれません。あるいは、いくつかの大手小売チェーンが公言している問題ですが、過剰在庫を抱えた小売事業者が、ECサイトやオンラインマーケットプレイスを利用して、店舗中に大きな値引きサインを貼り付けるよりも目立たないように過剰商品を移動させたのかもしれません。

    もしあなたがホリデーシーズンに低価格を提供できるオンライン小売事業者であれば、大きなアドバンテージを得ることができるかもしれません。インフレが消費者の購買習慣を変えていることは明らかです。11月と12月にバーゲンを提供できる小売業向けeコマース・サイトは、そのURLへ消費者が殺到することが予想されます。

    この記事は今西由加さんが翻訳。世界最大級のEC専門メディア『Digital Commerce 360』(旧『Internet RETAILER』)の記事をネットショップ担当者フォーラムが、天井秀和さん白川久美さん中島郁さんの協力を得て、日本向けに編集したものです。

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